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私の心からの願い―女性検診を受けましょう

2014年03月27日吉川千明

「女性検診は受けていますか?」化粧品を選びに来た人や、更年期相談に来た人にも必ず聞いています。最近は、検診を定期的に受けている人も増えてきました。しかし、まだまだ「怖いから・・・受けたくない。」「婦人科に行ったことがない。」という声もよく聞きます。私たち現代女性のライフスタイルからは、乳がんや子宮がん、卵巣がんにならないという保証は誰にもありません。「検診が怖いって?」例えがんが見つかっても、検診をしていれば早期に見つけることができます。大切な皆さんの命だから、心からのお願いです。

検診が怖いといわれる噂の出所は―

今の女性と昔の女性、体の作りは同じだが、ライフスタイルが全く違う

乳房のX線、マンモグラフィーの検査が痛い、それが嫌と皆さんはおっしゃいます。確かにおっぱいを写すときに、乳房をぎゅっと引っ張られるのは痛いけれど、それも一瞬のこと。子宮体ガンの検査も痛いことがありますね。子宮の奥から細胞を取りますから、グッとお腹に力が入るのは確かです。でもこれも一瞬。丁寧にやってくれる先生だと全く痛みを感じません。それにしても、願わくば優しくやっていただきたいものです。

昔の女性の生理は一生に50回、今の女性は500回

オーガニックの紙ナプキンやタンポンもこんなにあります。月経の数が多い今は、 使うものも考えて

女性特有のガンが増えている理由に月経回数の増加があります。
昔の女性の一生のうちの月経の回数は、50回位だったと言います。妊娠している間とおっぱいをあげている間は月経は止まっていますので、二十歳前後に一人目を産み、5~6人産んでおっぱいあげて育てていると、ほとんど月経がないままに、更年期に入り閉経していたといいます。そして今の日本女性はどうかというと、その10倍の約500回。産んでも一人か二人か、産まないかという状況の中で、一生のうちの月経回数は、500回を超えてしまうのです。

乳がんが増えている理由

乳がんのケアについて力と尽くしている華密恋の北條さんと

昔は50回、今は500回。月経が来るたびに、500回も女性ホルモンが動くたびに、卵巣だけでなく乳腺が刺激され影響を受けます。そのため乳がんのリスクが高まるのです。お母さんや血縁の方に、乳がんの人がいらっしゃらなくても、「私は関係ないわ。」というのは乳がんにはあてはまりません。ちなみに、私の50歳の誕生日に、友達を10人レストランに招いてお祝いしてもらったのですが、私が驚いたのは、集まった友達の半分が乳がんを体験していました。自己チェックだけじゃ絶対にダメ!乳がん検診は絶対に受けて欲しい検診です。

卵巣がんが増えている理由

穏やかな暮らしの中こそ科学的に自分を守ることが必要

月経があるということは、毎月排卵しているということです。排卵は、卵巣からおなかの中へ卵子が飛び出していくことですが、実は、排卵の度に卵巣はものすごく傷ついています。小さなうずらの卵大の卵巣の壁を突き破って、水の袋とともに卵子がおなかの中に飛び出していくのです。外から見えないのですが、体の中では、血まみれ、水まみれを今は500回も繰り返しているのです。卵巣がんは静かに進行していってしまう特徴があります。検診をしてエコーをかけていれば、初期に発見することができます。

科学的にナチュラルに

オーガニックコスメやオイル。自然のものに囲まれて暮らすためにも検診は必要

子宮頸がんは20代から、子宮体がんは40歳から検診を受けてくださいね。
私はカウンセリングするたびに、検診を受けていますか?と聞いています。アロマテラピーも鍼灸も漢方もピラティスも大好きなわたしですが、大きな病気を見逃して鍼灸をしても意味がないからです。検診は、病気治療ではありません。ウエルネス、ウエルビーイング、健康で美しく生きるための予防であり、投資です。きちんと検診を受けて自分のことを知っているからこそ、アロマや大好きなヨガも楽しめると思います。科学的にナチュラルに!うんとうんと自分のこと、もっともっと大切にしてあげてください。

吉川千明

Yoshikawa Chiaki

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美容家・オーガニックスペシャリスト
「最上級のビューティは自然の力、植物の力が与えてくれる」という考えのもと、ビューティ、食、漢方、女性医療などナチュラルで美しいライフスタイルを様々な角度から提案している。「ジュリーク ショップ青山」、「白金台ビオ・パスカル」などのサロンやショップのプロデュースや、日本で始めての女性専用漢方薬局を銀座に設立した経験を持つ。オーガニックビューティーの第一人者として、多岐に渡り活躍中。オーガニック&ナチュラルコスメのプレスルーム「ビオ代官山」、働く女性の保健室「さくら治療院」代表。CIDESCO国際認定エステティシャン&アロマセラピスト。NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」認定メノポーズカウンセラー。NPO法人「みんなの漢方」理事。
著書:「オトナのための女性ホルモンの話」(宝島社)2013.6月発売など

関連リンク: ビオ代官山

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