1. 美容情報トップ
  2. アラフォー総研
  3. コラム
  4. Kirei Style 編集部
  5. 赤ちゃんの肌トラブルとスキンケア

赤ちゃんの肌トラブルとスキンケア

2019年05月15日Kirei Style 編集部

“赤ちゃん肌”という言葉があるほど、赤ちゃんのお肌と言えば、ふわふわでつるつる、やわらかくて気持ちがいい、そんなイメージがありますよね。大人に比べて新陳代謝も活発で、お手入れ不要、肌トラブルとは無縁、と思われがちな赤ちゃんの肌ですが、赤ちゃんこそ、お肌がとってもデリケートなのです。肌の水分を保つ役割をしてくれる、肌の「バリア機能」が大人に比べて未熟であり、また、よだれ、食べこぼしを拭く等の摩擦も多いので、むしろ大人よりもトラブルが起こりやすいのです。

そんな赤ちゃんの肌トラブルを防ぎ、肌の状態を改善するためには、毎日の適切なスキンケアが必要です。筆者も長女がアレルギー体質のため子どもの肌について悩みは尽きず、スキンケアについて色々と気を遣ってきました。幼い頃は蕁麻疹も湿疹もしょっちゅうでしたが、現在はツルツルの強い肌になりました。ケアをすれば、そして年齢を重ねて皮膚のバリア機能が成熟し始めると改善も見込めます。子どものお肌に痛々しいほど湿疹が出てしまう、又赤く腫れてしまうのを見るのは親としては辛いですよね。しかし、原因を知って根気よくケアしていけば、いつかは治る!という強い気持ちを持って、向き合っていきましょうね。

色々な肌トラブル

一口に肌トラブルと言っても種類も様々、そして原因も様々です。我が子の肌トラブルは一体何が原因で、解決するにはどうすればよいのかが分かると、漠然とあった不安が少し解消されるかと思いますので、一緒にチェックしていきましょう。

●乳児湿疹
生後一か月ごろから2・3か月までみられる、顔や体に現れる湿疹です。この頃の赤ちゃんの肌は、お母さんのお腹にいるときのホルモンの影響で、皮膚の脂肪分が多いため湿疹ができやすくなっています。よって必然的なもので、かなりの確率で発症するものなので、突然のポツポツに焦ることはありません。適切にケアをすれば良くなることがほとんどです。対処法としては、毎日の入浴で清潔にして、しっかりクリームや乳液で保湿、そして顔を拭くときは肌に優しいガーゼやオーガニック素材のタオル(拭くたびに保湿)を使用し、肌に触れるものは刺激の少ないものにすることも大切です。
母乳が原因なのかと思われる方もいるかもしれませんが、基本的には母乳と乳児湿疹の関係性は無いと言われていますので、母乳をやめたりする必要はありません。

●あせも
赤ちゃんはとっても汗っかきです。なぜなら小さい体に実は大人と同じ数の汗腺があり、また新陳代謝も大人より活発なので、どんどん汗をかきます。気が付いたら頭が汗でびっしょり、ということはありませんか。よって“あせも”も出来やすいので注意が必要です。
汗腺に汗が詰まり皮膚炎を起こした状態が“あせも”です。出来やすい箇所としては、汗をかきやすい額、首、腕、股、ウエストなどです。
汗をかくこと自体は、汗腺を活性化させるためにもとても良いことなので、そのこと自体を防ごうとはせず、元気いっぱい運動し汗もたくさんかく。そして汗をかいたらすぐに着替えをし、濡れタオルで体を拭く。可能であれば入浴などをして清潔にし、汗をかいたままの状態にしない、ということが大切です。
他の予防策としては、日々の入浴とその後すぐの保湿です。ふわふわ泡のせっけんで洗いしっかりすすぐ。そして入浴後はクリームや乳液でしっかり保湿をするということが大切です。
もし“あせも”を発症してしまったときも、焦らずひとまずは清潔にすることと、保湿を心がけましょう。大抵は3日ほどで治ります。それでも治らないときは受診しましょう。

●オムツかぶれ
毎日何度もおしっこ・うんちをする赤ちゃん。オムツを変える回数も必然的に多くなり、お尻を拭く度に赤ちゃんのお尻は摩擦を受けてしまい、バリア機能が低下した赤ちゃんのお尻が、またおしっこやうんちで汚れる、そしてお尻が乾かないうちにまたオムツで密封される…、様々なことが重なり赤ちゃんのお尻はかぶれやすく、お尻全体が真っ赤になってしまうこともあります。
対策としては、オムツを頻繁に取り換える、うんちなど、お尻の汚れがひどいときはお尻を洗う(ボトル型のお尻洗いシャワーも便利)、市販のお尻拭きの成分が合わない等も考えられるときは、お湯で温めたガーゼやコットンを使ってみる、またオムツを履かせる前にお尻をしっかり乾かしてあげる、等です。

●乾燥(肌、頭皮も)
冒頭でお伝えした通り、赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟で、摩擦も多いため乾燥を招きやすいです。気が付いたらほっぺや口の周りがカサカサ・・・ということもあることでしょう。そして頭皮の皮も乾燥で剥けてくることがあります。お風呂で頭を洗うときに、熱すぎないお湯で、またヘア用のシャンプーを使っていた方は洗浄力が強すぎてしまうので、体を洗うのと同じボディーソープへの切り替えをお勧めします。また、低刺激頭皮美容液というのもあるようなので、そちらを試してみるのも良いでしょう。

対策は、「清潔を保つ」「保湿」です。前述の肌トラブルの対応策がほぼこの二つとなっていますが、とにかくこれにつきます。お風呂で優しく洗う、そしてやわらかいタオルで拭く、入浴後は水分が出ていきやすいので10分以内に保湿しましょう。保湿剤は、小児科や皮膚科で処方してもらうものか、市販のものの場合は、余計なものの入っていないもの、ベビー用の肌にやさしいものを選びましょう。

スキンケア方法の紹介

先ほどの肌トラブル対策でも紹介してきたスキンケアですが、詳しく紹介していきたいと思います。

●紫外線対策
紫外線も肌の刺激となりトラブルの元になってしまうことがあるので、しっかりと対策が必要です。時期としては春から秋、時間帯としては午前10時から14時までが特に紫外線が強いので、長時間外に出るときは気をつけましょう。対策方法としては、
・乳児用の日焼け止め2、3時間おきに塗る。
・首の後ろまでカバーする帽子、長袖を着て紫外線を浴びないようにする工夫も。
・日焼け止めをしっかりと洗い流す。
以上のことを念頭に置いて、紫外線対策に心がけましょう。

●おすすめの洗浄方法・洗浄成分
・おすすめの洗浄成分は、とにかく肌に優しい「低刺激性」のものを選ぶこと。「ベビーソープ」を中心に探し、そのなかでも特に余計なものが入っていないものを選ぶために、成分をよく見てから購入することをお勧めします。無香料、無着色、酸化防止剤不使用、天然由来成分か、等がチェック項目としてあります。洗浄方法のポイントは、
・たっぷりの泡で洗ってあげる。素手で、手のひらと指の腹で丁寧に。
・くびれ、首の後ろ、指の間も忘れずに。
・洗浄料が残らないよう、シャワーを使いくびれやシワを伸ばしながらよくすすぐ。
・やわらかいタオルで抑えるように水分を拭きとる。くびれやシワの中も。
洗い残しの無いよう、ただ刺激が強すぎないように、という難しい注文なのですが、慣れると加減が分かってくると思います。

●クリーム・乳液で保湿
様々な種類の保湿剤がありますが、まずは試してみることです。そのなかで合うものが自然と分かってきます。種類としては、クリーム、乳液、ローション、ワセリンなど、様々です。夏はローション、さらっとしたクリーム、冬やしっかりとしたクリーム、ワセリンにする、等季節によって使い分けても良いでしょう。
保湿のタイミングとしては、一日2、3回程度、お風呂上りが乾燥しやすいのでお風呂上りの保湿が最も効果的です。また、汗をかいて拭いた後、食事後に口の周りが汚れた後など、必要に応じてこまめに塗りなおしてください。
大きくなってくるとクリームを塗られること自体を嫌がるようになる場合も。その時はお風呂に入った最後にまだ濡れている状態で、体を拭く前に分からないようにささっと液体に近い乳液などを塗ってしまうと良いです。体が濡れている状態だと何かを塗られることにそこまで抵抗がなくなります。

●衣類選び、髪型、爪などのケアも
衣類も、化学繊維でできたものだと赤ちゃんの敏感なお肌を痛めてしまうことがあるので、綿などのできるだけ刺激の少ない素材を選びましょう。タグなども気になるようでしたら取ってしまう等の対策をしましょう。
髪の毛が伸びてきたら、毛先が肌に当たらないように工夫したり、爪もこまめに切って、肌に刺激を与えないようにしましょう。

スキンケアがもたらす効果

赤ちゃんのスキンケアを毎日行うことで、赤ちゃん自身の肌のバリア機能を高めるということだけではなく、 アトピーを予防できるという効果、また、リラックスできるベビーマッサージの効果、触れ合うことで赤ちゃんとママとの愛着関係を形成できるという、タッチセラピーの効果も期待できると言われています。乳児期の赤ちゃんのお世話は日々とても忙しいかと思いますが、これから保湿ケアを始めるというママさんは、まずは一日一回、お風呂上りの保湿タイムを設けてみませんか。ママにとっては、赤ちゃんのお肌の健康を願いながら、優しく触れる時間、赤ちゃんにとっては、ママに優しく触れてもらう時間は、肌を強めるというだけではなく、もっとお互いにとって意味のある大事な時間となると思います。

まとめ

赤ちゃんは大人の肌よりかなりデリケートで、気を付けてケアをしないといけないということはもちろんあるのですが、それが面倒なものになってしまうとママにとってもつらいですよね。毎日授乳や離乳食、寝かしつけにお散歩、おむつ替えに入浴…ほかにも気を付けなければいけないことがたくさんあるのに、これもやらなくてはいけないのか、と思うと、やった方がいいとたとえ頭では分かっていても、気が滅入ってしまいますよね。
筆者の長女もアレルギー持ちで、肌も荒れ易く、すぐに湿疹や蕁麻疹、あせもや乾燥のカサカサ等の肌トラブルが出てしまい、出るたびに気持ちが凹んだりしていましたが、やはり清潔を心がけること、そしていくつか保湿クリームを試すうちに、「このクリームを使うと一番症状が改善するし、悪化せずにしっくりなじむ」、というものを見つけられました。様々な種類の保湿製品が出回っていて、どれが一番我が子の肌に合うのだろうというのは、とにもかくにも肌に良さそうなものを試してみる、ということに尽きると思います。お友達は効いた!というものも自分の子どもには効かないということも多く、肌もそれぞれ違うので、自分の子どもに合うものを見つけるのが一番かと思います。また、病院で保湿剤や、症状が強いときは塗り薬を処方してもらうことも良いかと思いますが、まずは清潔に保ち、保湿することで症状が治まる場合もあるので、上記ご紹介させていただいたことを一度試してみてくださいね。



※参考文献

https://www.meikocosmetics.co.jp/beautycolumn/skin-baby/
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Milly_column_53332/
https://www.babytown.jp/b/childcare/sanitation/bt1016.html
https://www.shiseidogroup.jp/bskincare/howto/
https://www.amoma.jp/column/child/babycare/26626.html#i-4
https://papimami.jp/41820/
https://style.nikkei.com/article/DGXDZO44268510Y2A720C1MZ4001/?page=2

Kirei Style 編集部

Kirei Style Staff

このライターのコラムをもっと見る >>

キレイスタイルは、ライフスタイルの向上に関心の高いアラフォー女性のためのサイトです。
一生美容(スキンケア、食etc)、濃密ライフ(趣味、旅行、恋愛etc)、タフ&スィート女前(知性・資産形成・キャリアetc)、この3つのカテゴリーから、10年後のキレイを磨くための情報を発信・ご提案していきます。


Copyright © bizki Inc. All rights reserved.