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ジェルネイルのオフに使うアセトン。人間の皮膚や健康に影響はある?

2019年02月15日Kirei Style 編集部

ネイルのオシャレって気分が上がりますよね!
自分でポリッシュ(マニキュア)を塗るのも良いですが、
ネイルサロンで施術してもらうジェルやスカルプはキレイに仕上がってモチもポリッシュ(マニキュア)よりは良い。

爪の成長に合わせてだいたい3~4週間ごとに付け替えるため、
毎月異なったデザインを楽しめるのも良いところ。

なかでもソフトジェルに関しては、
リーズナブルな価格設定のサロンがどんどん増えてきているうえ、
材料と道具を揃えてセルフで使用する方も多くなってきました。

そのように年齢問わず女性の間で広く浸透してきたジェルネイルですが
塗ったりアートをするよりも大変なのが…

「ジェルオフ」!!
なんですよね。
実際、ネイルサロンでもジェルオフだけで30分以上かかることもザラ。

もちろんデザインやアート、ストーンなどパーツの量によって時間は前後します。
それでもやはりジェルオフは億劫ではないでしょうか。
ネイリストさんだってオフではなくアートをしたいはず。

そんなジェルオフの面倒臭さというのは、
ネイルサロンへ通ったことのある方にとっては「あるある」ではないでしょうか。

ジェルオフの際に使用する薬品、「アセトン」

爪サイズのコットンに染み込ませ、指にアルミホイルを巻いて固定し
数分置いておくあの液体のことです。
9割以上のネイルサロンがこの方法でジェルオフをしているようです。
セルフネイラーさんも例外ではありません。

アセトンは短時間でジェルをペロ~ンと剥がしてくれるため
重宝されているのだと思いますが、
その安全性に疑問をもち、問題視する声も少なからずあるのが現状です。

今回はそのような賛否あるアセトンについて、
爪や人体に影響はあるのか?また、ジェルオフの方法はアセトンだけ?

そういった点を中心に解説していきたいと思います!

「アセトン」とはどんな薬品?

日本でアセトンは「第二種有機溶剤」というものに分類されており、
あらゆる油脂やプラスチックなどを溶かす力をもっています。
アセトンは私たちのとても身近なところにあり、
きっと皆さんも使ったことのある物の主原料でもあります。

使ったことのある物とは…「除光液」。

マニキュアやペディキュアを落とすのによく使いませんか?
むしろそれ以外の用途では特に使用しないかもしれませんね。

アセトンには高い揮発性があります。
揮発性とはつまり「蒸発しやすい」ということ。常温でよく蒸発します。
マニキュアを落とす時はコットンに除光液を含ませる場合が多いと思いますが、
コットンも指も、妙に素早く乾きますよね。
通常、除光液には香料や保湿成分なども混ぜられていますが、
それでもすぐに乾いてしまいます。

アセトンの高い揮発性はそういったことからもよく分かります。
アセトンは別名を「ジメチルケトン」と言います。

人間の体内でも作られることが分かっており、
食品に添加物として入っていることもあります。

ちょっとビックリしますよね。
でもそういった場合は本当に微量で、気にするほどの毒性はないとされています。

アセトンの最も怖い性質は、強い引火性があることです。
除光液をお使いの方はその注意書きを見たことがあるかと思いますが、
「火やストーブなどのそばでは決して使わないように」
という旨の記載があります。
それだけ火が燃え移りやすい性質があり、火事になることがあり得るのです。
そして火災の一番怖いところは近隣の住宅に燃え移ること。
それの何が怖いかと言うと、損害賠償がモノスゴイ金額に…。

火災保険に加入していなかった場合、
家を1つ失うよりも恐ろしい事態が想定されるのです。
ということで、
アセトンを含んだものを扱う際は火気から遠ざけて、
必ず室内の換気を忘れずに行いましょう!

ジェルネイルをするほど爪が痛むのはアセトンのせい!?

ジェルオフの回数を重ねるごとに自爪が薄くなり
ペラペラになってしまったことを経験している方の多くは、
たび重なる「サンディング(削る)」が原因だとお思いではないでしょうか。

実は筆者もそう思っていたのですが、調べていくとなんと!
アセトンが主な原因である可能性があることが分かってきました。
そこで、爪がアセトンによって痛むプロセスをご説明します。

そもそも爪は皮膚が硬質化したようなもので、
お肌と同様に「セラミド」によって潤いが保たれています。

セラミドにはとても重要な役割があり、
爪やお肌の乾燥を防ぐほかにも
外部刺激から守る「バリア機能」まで果たしています。

しかしそこに有機溶剤であるアセトンが触れたり入ったりすると…
セラミドが溶かされ破壊されるのです!

するとセラミドというバリアを失った爪は外側も内側も乾燥し、
どんどんもろくなっていきます。

ジェルオフではアセトンをジェルに密着させ何分も置いておきます。

アセトンがジェルだけに染み込めば良いのですが
そんな都合の良いことにはなりません。

長い時間放って置くことで、
アセトンがジェルの下の自爪に染み込むのは明らかです。

そうしてセラミドを破壊された自爪はカラッカラに乾燥し、
表面が白っぽくなります。

白っぽくなった部分にジェルをのせてもすぐにリフト(剥がれる)するので、
そこはサンディングの際に削り取ります。

自爪が薄くなるとジェルのもちは当然、悪くなります。
そこそこ厚みがあってももろくなっていれば同じことになります。

実際、健康な爪へのサンディングは表面に傷を付けるだけですから、
心配するほど削ってはいません。

失われたセラミドを元に戻すことは不可能で、
ネイルオイルなどで上から蓋をし、一時的に爪を守ることしかできません。

ネイルサロンで施術の最後にオイルを塗るのには
そういった意味もあるようです。

オフよりも爪に優しいフィルインがオススメな理由

上記をお読みいただいて、
「アセトンによるジェルオフがどれだけ自爪にダメージを与えているか」
きっとお分かりいただけたかと思います。

「アセトンを使わなければ良いじゃない?」といった疑問が浮かびますが、
今のところジェルオフにアセトンを使用しないネイルサロンは
ほぼ皆無と言っても過言ではないでしょう。

アセトンが自爪を薄くしている可能性がある、
という事実を詳しく知っているネイリストさんも少ないようです。

となると、なにも毎回オフする必要がなければ…
「フィルイン」
というネイル技術を取り入れる選択肢があります。
フィルインとは、
「自爪の新しく伸びた部分のみを軽くサンディングし、
既存のジェルを引き続き楽しめる!」
というような技術です。

フィルインの良いところは、お気に入りのネイルデザインが長持ちすること。
それから付け替えを行わないため、お財布の節約にもなります。

確かな技術を持つことを証明された、
JNA認定ネイルサロン等で施術してもらうのがオススメです!

そういったネイルサロンであれば
フィルインをしっかり学んだ腕の確かなネイリストさんにお願いできます。

新しく生えた部分を最小限削るだけですから、
段差ができボコボコに…ということもなくキレイに仕上がること請け合いです。

ただ、フィルインを個人でするには技術的に少し難しいので
セルフネイラーさんもネイルサロンで施術していただきましょう!

自爪をボロボロに傷ませてしまっては本当の意味で綺麗とは言えません。
ネイルにしてもそれ以外の美容にしても重要なのはメンテナンス。
せっかくお金をかけるなら、本物の「キレイ」を手に入れたいですよね。
これがネイル好きの皆さんの参考になれば幸いです!

Kirei Style 編集部

Kirei Style Staff

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