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どうすれば正解なの?肌荒れの対策を見直してみましょう!

2019年04月12日Kirei Style 編集部

吹き出物が出る、赤くなる、痒みが出る、肌がピリピリする、など、肌に何かしらのトラブルを抱えてしまった状態を「肌荒れ」と言います。男女問わずに起こり得る肌荒れの症状ですが、女性は特に、顔の肌のトラブルは気になりますよね。吹き出物ができると朝から憂鬱になってしまいますし、痒みや痛みがあると化粧も満足に出来ない等の問題も出てきます。誰もが経験し得るやっかいな「肌荒れ」の原因と対策を考えていきたいと思います。

肌荒れの様々な原因

以下の通り、肌荒れには実に様々な要因が考えられます。人それぞれの体質によって肌荒れの起こり方は様々です。自分に当てはまるのは何が原因の肌荒れなのかが分かれば対策がしやすいです。以下の通り纏めてみたので、自分に当てはまるのは何かを確認してみましょう。

原因1「紫外線」

紫外線が肌に与える刺激も、時に肌荒れの原因になります。
紫外線による刺激を繰り返し受けてしまうと、私たちの体は内部への侵入を防ぐために、肌の表面に余分な角質で覆った「角質肥厚」の状態にしょうと働きます。
一方、肌の内部はバイア機能が低下して水分が蒸散しやすくなるため、より乾燥が進みます。そこから炎症が発生し、メラニン色素が過剰生成、肌表面に色素沈着を起こし、キメが乱れ、肌荒れ状態になってしまいます。
昨今では紫外線の刺激で蕁麻疹などの症状が現れる「紫外線アレルギー」を持つ人も増加しています。実は筆者もその一人で、腕に蕁麻疹が出るようになり、夏は紫外線対策のカーディガンが欠かせなくなってしまいました。一度アレルギーが発症すると完治は難しいようで、発症しないためにも、紫外線を防ぐための上着、日焼け止めや日傘で対策をすることが大切です。
また、刺激の強すぎる日焼け止めも肌荒れの原因となってしまう場合があります。例えば、「紫外線吸収剤」入りのものは、紫外線を吸収すると肌の上で化学変化を起こし紫外線の吸収を和らげるという効果がありますが、その化学変化が刺激となり、肌荒れを起こしてしまう場合もあるので、乾燥肌等で肌が弱い人は、紫外線吸収剤フリーのものを選ぶ方が良いでしょう。
このように、紫外線対策をすること、そして日焼け止めもただ塗ればよいのではなく、自身の肌に合った日焼け止めを選ぶことも、肌荒れを防ぐ上で重要となってきます。

原因2「乾燥」

肌の乾燥も、肌荒れトラブルを招きやすいと言われています。肌の乾燥が進むと、そこから乾皮症と言われる状態になり、それが進行すると乾燥性皮膚炎になることがあります。

皮膚の表面には角質層があり、更にその上は皮脂膜というもので覆われています。皮脂膜は皮脂と水分からできた保湿クリームのようなもので、角質層から水分が蒸発しないようバリアの働きをしているのです。しかし、肌が乾燥してくると、角質層の水分が不足してきて、皮膚は柔軟性を失い、ひび割れしたり、皮がむけたりします。これが乾皮症の症状です。乾皮症が進行すると、強いかゆみやあかみ、水膨れなどの湿疹を併発する、乾燥性皮膚炎になる場合があります。すねや脇腹など皮膚が乾燥しやすい場所に出やすいのが特徴です。
湿疹ができると皮膚のターンオーバーが早くなり、肌がいっそうカサカサした状態になります。それをただの肌荒れと勘違いして放置すると、悪化して治りが遅くなるので注意が必要です。肌の乾燥だけでなく、赤みなどの湿疹の症状がみられる場合は、乾燥性皮膚炎の可能性があります。
乾燥性皮膚炎の元となる乾燥肌の主な原因は、加齢です。老化現象の1つで、個人差はありますが、高齢になればほとんどの人に皮脂の欠乏が見られます。
ただ、冬の乾燥した時期は年齢に関係なく、乾燥肌になりやすいので注意が必要です。冬はもともと肌が乾燥しやすい上、暖房などで体が温まると肌がかゆくなりやすいので、乾燥した肌をつい何度もかくことによって湿疹化し、乾燥性皮膚炎になることもあります。
また加齢以外にも、過剰な清潔志向が原因になることがあります。たとえば、入浴時に体をゴシゴシと洗い過ぎたりすると皮脂が失われ、肌の乾燥が進んでしまいます。
以上の通り、乾燥と肌荒れは深い結びつきがあるので、乾燥を防ぐことが肌荒れ対策としてかなり有効になることは間違いありません。

原因3「生活習慣の乱れ」

肌荒れを防ぐためには、日常生活の改善も重要です。早寝早起き、適度な運動、そして栄養バランスの良い食事は丈夫で健やかな肌を育むために欠かせません。
まず睡眠について、寝不足はお肌の大敵と言われますが、なぜ寝不足になるとお肌が荒れてしまうのかというと、睡眠には身体の疲労回復、傷ついた組織を修復するという役割があり、特に皮膚は日々新陳代謝をしている細胞分裂が活発な組織で、紫外線によるダメージを受けやすいため睡眠中の修復が重要となり、睡眠中は、新陳代謝を促す成長ホルモンの働きが活発となるため、その日に傷ついた組織を修復してくれるためなのです。

よって睡眠不足になってしまうと、この働きを体が出来なくなってしまうことになるので、成長ホルモンの分泌量が減り、新陳代謝も滞り、肌の細胞分裂が進まず、ターンオーバーが滞ります。そしてメラニン色素が肌に残り続けることでシミやくすみの原因となり、角質が排出されないため、肌がごわごわしてきて、肌荒れへと繋がってしまうのです。
また、プルプルとしたハリのある肌を作るためのコラーゲン、エラスチンなどの保湿物質を作り出す組織である、「皮膚線維芽細胞」の働きも、睡眠不足による成長ホルモンの分泌減少により弱まってしまうので、肌から水分が失われてしまいます。
このように、睡眠不足は肌にとって何一つ良い結果が生まれないので、肌が荒れてきたと思ったら何より先に睡眠がきちんととれているかを振り返りましょう。そして質の良い睡眠を心がけましょう。
また、運動不足も肌トラブルを招きやすいです。運動をしないことで血行不良となり、体内に老廃物がたまりやすく、栄養や酸素が肌の隅々まで行きわたらなくなり、結果、肌のくすみや吹き出物、乾燥などを招いてしまいます。

偏った食生活もお肌の大敵です。なぜなら肌を作っているのは「今日食べたもの」と言っても過言ではないほど、肌のコンディションには食事が大きく影響しているので、肌荒れを防ぐためには外側からのみではなく、内側からのケアとなる食事も気を付けなければなりません。特に、高脂質、高糖質の食事をしているとニキビや吹き出物等、肌トラブルの原因となってしまいます。バランスの取れた食事を心掛けましょう。

原因4「内臓不調」

肌の不調は、時に内蔵からのSOSである場合もあります。体調の変化は皮膚の状態に表れやすく、内科や皮膚科は皮膚の状態を見て、診断材料にしています。内臓の動きが悪い、また便秘などで体内の老廃物の排出がスムーズでなくなると肌にも影響が出てくると言われているので、以下の体調に変化が無いか、一度振り返ってみることも大切です。
 ・肝臓・腎臓の不調
  とても重要な働きをしているこの二つの臓器ですが、肝臓はいわば人体の生化学工場。取り込んだ栄養素を様々な形に変え、体内の有害物質の解毒も行います。肝臓の働きが不調になると、肌が荒れたりくすんだりします。
また、腎臓は体内の老廃物をろ過して尿をつくり、水分や血液の電解質のバランス調整などをします。腎臓の働きが不調になるとむくみがでることがあります。

 ・便秘
  便が腸内に溜まると、排泄されない老廃物が発酵して有害物質(毒素)が発生します。この有害物質がニキビや吹き出物、シミの原因になります。また有害物質は新陳代謝を低下させ、血液循環の不調を引き起こすため、肌荒れを起こし、つや、やハリも悪くなってしまいます。
 ・体重の増減
  急激に体重が増えると、表皮の伸びに肌内部の組織がついていけず、コラーゲン、エラスチンが断裂してしまい、肌にミミズばれのようなひび割れができることがあります。(妊娠線も同じ原理です。)一方、過激なダイエットなどで急激に体重が減ると、肌がたるんでしまう、ホルモン分泌が低下することで、ハリつやが悪くなることがあります。ダイエットを誤った方法で行ってしまうと、栄養不足による肌トラブルだけではなく、生理不順、無排卵月経となってしまう可能性もあるので注意が必要です。

原因5「ストレス」

ストレスを感じると、いわゆる「交感神経」が興奮した状態、つまり、心配や怒りでピリピリしているときの状態になります。すると、胃腸の動きが抑えられ、胃腸炎や便秘を引き起こします。便秘になると、前述の通り有害物質が発生し、肌荒れを引き起こしてしまいます。ストレスからの便秘、肌荒れを引き起こさないためにも、日ごろからストレスを少しずつ発散できるような趣味や娯楽があると良いですね。

原因6「間違ったスキンケア」

汚れをしっかり落とそうと、肌をゴシゴシこするように洗ってしまうと、肌のバリア機能が低下する原因にもなってしまいます。また、必要以上にマッサージをする、化粧水や乳液を付けるときの刺激も最低限に抑えて、肌への刺激をなるべく少なく抑えることが大切です。

原因7「ホルモンバランスの乱れ」

女性は生理前になると卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンの方が多くなります。黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあるため、皮脂の量が増え、顔が脂っぽくなる、ニキビや吹き出物が出来る、毛穴が詰まりやすくなるなどの肌トラブルが起きやすくなります。
逆に、生理が終わった後の約一週間は、卵胞ホルモンが多くなり、それに伴い肌のバリア機能が高まって、肌のキメが整いやすくなる時期となります。急な肌のトラブルは、生理前のホルモンバランスが影響している場合もあることを頭に置き、生理周期を確認してみると良いでしょう。

肌荒れ対策に有効な事は

肌荒れを感じ始めたら、食事・運動・睡眠の基本の生活習慣を見直すことが大切です。生活習慣の改善をしたら肌荒れが治ったという事例も少なくないので、まずは生活習慣を見直すことから始めてください。そして、先ほど挙げたその他の要因の中に、心当たりがないかを、日常生活を振り返って考えてみてください。なにか心当たりがあれば、改善、対策をしてみることで肌荒れの無いきれいな肌を手に入れられるでしょう。

◆方法1「バランスの取れた食事」
美しい肌のためには内側からのケアが大切で、特に栄養バランスの取れた食事はその基本です。肌のターンオーバーの機能を維持したり、ホルモンバランスを整えるビタミン類や、鉄分、または肌細胞を作るたんぱく質をバランスよく取り入れられる食事を心がけましょう。

◆方法2「適度な運動」
肌荒れ対策として運動は大変重要で、体を動かし血行が良くなると、新陳代謝が活発になるため、肌のターンオーバーも促され、ニキビ予防、肌のくすみや乾燥、クマなどの肌トラブルが解消されます。また、質の良い睡眠のためにも、適度な運動は効果的です。スムーズに寝つけて、眠りを深くする効果もあります。

◆方法3「睡眠改善」
睡眠不足は、前述の通り様々な肌トラブルの原因となってしまいます。肌の新陳代謝を促す働きをする成長ホルモンが最も分泌されるという、22時から深夜2時までの時間に就寝していることがベストです。しかし大人になり様々な事情もある中、22時に就寝するのは
なかなか厳しいという現実もあるので、その場合は他の方法で眠りの質を高めることも
可能です。例えば、眠る前にコップ一杯の水を飲む、寝具の清潔を保つ、運動習慣をつけて、深い眠りを促す、入浴は就寝の90分前までに、カフェインの摂取を避ける、等の点に気を付けて、質のよい睡眠を心掛けると良いでしょう。

◆方法4「保湿」
肌の乾燥から起こる肌荒れを防ぐためには、保湿は欠かせません。特にお風呂上りは全身から水分が蒸発してしまい乾燥を招いてしまうので、お風呂上りすぐの保湿を心がけましょう。また、化学繊維の衣服、発熱性のある肌着なども乾燥を進行させてしまいます。自然
素材の肌着等で皮膚への刺激を最小限にすることが大切です。
保湿も、用途によって主成分が異なります。尿素系は足の裏、肘、膝など肌が固くなって
カサカサしているとき、ビタミン系はあかぎれ、しもやけに、かゆみ止め系は皮膚に赤みやかゆみがあるとき、保湿系のワセリン、セラミド配合のものはかさつきがきになるときに効果を発揮する等、それぞれ自分の症状に合うものを探して処置することが大切です。顔の肌荒れにももちろん保湿が有効ですが、乾燥肌、混合肌、オイリー肌と一人一人肌質も違うので、自分に合った基礎化粧品を探してみて、一番しっくりくるもので保湿を心掛けましょう。

◆方法5「医薬品、サプリメントの活用」
毎日の食事から、肌の健康に必要な栄養素を十分な量摂取するのは難しいという方には、医薬品や健康食品を上手に利用するのも一つの方法です。
例えば、アミノ酸の一種である「Ⅼ-システイン」は、肌のターンオーバーを促し、肌トラブルを改善する効果があります。しかし、「Ⅼ-システイン」を不安の食事から十分に摂取することは難しいとされていて、このような場合も医薬品を活用することで、肌に必要な有効成分を効率的に摂取することができます。

◆方法6「日焼け対策」
先ほど説明の通り、紫外線や日焼け止めが原因で肌荒れを起こしてしまうことが少なくないので、日常生活での日焼け対策は必須です。日差しが強く紫外線量が増える3月から
10月位を目途に対策すると良いでしょう。時間帯は、10時から14時頃の日差しが一番強いので、その時間帯に出歩くときは要注意です。
羽織を常に持ち運ぶ、自分の肌に合った日焼け止めを探す、日傘、帽子等、紫外線の刺激からなるべく肌を守るようにすると、肌トラブルを防ぐことができます。

◆方法7「ストレス発散」
こちらも先ほど説明した通り、ストレスは肌荒れを引き起こしてしまうので、ストレスを溜め込まずに適度に発散することが大切です。趣味や娯楽の時間を設ける等、仕事や子育て、人間関係で溜まったストレスはこまめに発散して、便秘や肌荒れを起こさない健康的な精神状態を保つことは、肌以外の面でも良い働きをすることでしょう。

まとめ 肌荒れしない強い肌をキープする秘訣は

肌荒れは誰にでもいつ起こるか分からないくらい身近なものですが、このように原因と対策を頭の片隅に入れておくと、いざ肌荒れが起こったときに冷静に対処できるのではないでしょうか。
肌が荒れると心も荒れて、化粧をするのにもワクワクしない、お出かけが億劫になる、肌荒れ部分を見られているような気になる等、ネガティブな考え方になってしまいがちです。
筆者もこのような経験があり、周りの視線が気になり顔をマスクで隠すようになったり、大切な友人に会う等の楽しい行事を楽しみに思えなくなってしまっていたことがありました。きっと周りの人もそこまで気にしてはいないのでしょうが、本人の中では少し視線が行っただけで気になるようになって、相手にまともに顔を向けられない、楽しくないという心理状態になってしまうこともあるのです。
しかしそれがまたストレスとなり、悪循環となってしまうことは避けたいので、とにかく
肌荒れの原因を突き止めて対処すること、そしてそもそも肌荒れを起こさないように、まずは生活習慣を正して、正しい知識のもとスキンケアや日焼け対策を行うこと、ストレスをこまめに発散して精神状態を良く保つこと、これらを日常生活で気を付けられれば、肌荒れに負けない強い肌を保つことが可能でしょう。ただし、もし対策を行っても変化が無い、症状がひどいなどの場合はすぐに皮膚科や、腎臓、肝臓等の不調は内科に、生理不順などの場合は婦人科等に相談しましょう。
肌の悩みを抱える多くの方が、肌も心も健康で前向きにいられることを願っています。



※参考文献
https://binotetujin.com/hadaaregenin-4.html
https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201602.html
http://anessa.shiseido.co.jp/shigaisen/sensitive_skin/
https://www.biteki.com/skin-care/trouble/300703
https://www.transderma.jp/blog/exercise-skin/
https://www.biteki.com/life-style/food-recipe/334226
https://www.shiseidogroup.jp/binolab/s_0012/
https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008660/

Kirei Style 編集部

Kirei Style Staff

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