「年上の後輩」にタメ口はナシな理由

マイナビウーマン

外資IT企業でゆるふわOL(希望)をしているぱぴこです。

IT企業は理系院卒、博士号を持った人も多いですし、外資系企業では中途採用での入社も日常茶飯事なので「後輩が年上だった!」はよくあることです。

私も同期には最大4歳程度上の人がいましたので、彼らは職場に配属された瞬間に「年上の後輩」としてデビューすることになったのだと思います。

当然自分のもとに年上の後輩が来ることもレアではありません。

「年齢」での切り分けよりも、「ジョブグレード」「ジョブタイトル」といった職位や、それに基づいた仕事ぶりについて問われることが圧倒的です。

とはいえ、多くの日本企業は「年功序列」的な制度設計になっていることが多いため、「年上の後輩」という存在がある日突然できると身構えることもあるでしょう。

今回は突然できた「年上の後輩」に対する接し方について考えましょう!■年上の後輩への言葉づかいは敬語orタメ口?年上の後輩ができて、まず悩むのは「言葉づかい」ではないでしょうか。

◇年上の後輩がいた経験のある女性は約7割Q.仕事上で、年上の後輩がいた経験はありますか?

・ある(69.6%)・ない(30.4%)※有効回答数395件マイナビウーマンの調査によると、年上の後輩がいた経験がある人は約7割と比較的メジャーな存在のようです。

◇年上の後輩へは圧倒的に「敬語」Q.年上の後輩へはどんな言葉づかいでしたか? 当てはまるほうをお選びください。

" width="462" height="325" class="aligncenter wp-image-7336324 size-full" />・敬語(83.6%)・タメ口(16.4%)※有効回答数275人(「年上の後輩がいたことがある」と答えた女性)また、「年上の後輩」がいた経験がある人は、立場的には自分が「先輩」であるものの、「敬語で話す」という人が8割を超えています。

ただ、このアンケート結果を見て「後輩とはいえ年上だから、敬語で話すものなのだな」と判断するのは早計です。

私は現在社会人歴約10年の中堅社員ですが、自分より見た目や職位が明らかに「下」である新入社員への言葉づかいは基本的には「敬語」です。

いきなり「今日からよろしく~! かわいいね~何歳? どこ住み? LINEやってる?」とタメ口を使うことはありません。

相手の緊張をほぐすために、多少くだけた言葉づかいを織り交ぜることはあります。

しかし、ベースは9割敬語で、その後関係性によってチューニングしていきますが、100%タメ口になることは稀です。

それは会社の後輩という枠を飛び越えた「友人」です。

上記のように考えると、アンケート結果のタメ口で接すると答えた人は、「後輩が年上」というような状況でなくてもフランクに人に接することができるコミュニケーション強者の可能性が高いです。

「相手の年齢や職歴に関わらず敬語を使う」のは、無用なもめごとを避ける「社会人のしぐさ」のひとつであり、特別なことではありません。

■年上の後輩は年下の先輩にどう対応するべきか

日本では「年功序列」という年齢区分による考え方と、その仕事に従事した歴によって立場を判断する「先輩」「後輩」という考え方があります。

「年上の後輩」が新入社員、中途社員、派遣社員、契約社員など、どの形態かにもよりますが、「職場経験が長い先輩」という立場の人に対してつき従うという感覚にそこまで拒否反応を起こす人はいないのではないでしょうか。

逆に言うと、その「年齢」に対するこだわりが強すぎる人は、ポジションによらず地雷感があります。

人は「年を重ねたから」成長する生き物ではありません。

単純に年齢の上下で過度に振る舞いについて悩むのはナンセンスです。

■年上の後輩とうまく接するコツ

前提として「上司」「部下」という関係性は、一方的に上司側が「えらそう」にしてよいという免罪符を与えるわけではありません。

先輩だから、年上だからと「えらそうに」「タメ口で」「命令口調で」接するのではなく、ひとりの職場の仲間として敬意をもって接すればよいのです。

仲のよさや気が許せる相手であれば、上司・部下といった役職の垣根を越えて「フランクな口調」で会話することもあるでしょうし、同僚であっても仲がよくない・あまりよく知らない人には「敬語で話す」という人は多いと思います。

重要なのは、表面上の上下関係ではなく、仕事の先輩として相手に対する「依頼事項」があったときに、年齢の上下ではなく仕事の相手として適切に対応できるかどうかです。

「年上だから指摘しづらい」「プライドを傷つけないように」などと過度に気を回しすぎると、「何を言いたいのかわからない」「自分も気疲れして苦手意識が芽生える」などの悪循環が生まれかねません。

敬意を持って接するのに「年上」「年下」の区別はない

繰り返しになりますが、そもそも人への振る舞いを「年齢」「役職」で過度に変える必要はありません。

まだあまり知らない相手であれば、「敬語」を使う、「さん」づけで呼ぶ、何かを依頼するときは「お願い」する。

これらの基本を守り、過度に「年齢」に萎縮したり悩んだりしないことが、何よりも重要です。

職場でのコミュニケーションは、ドライな言い方をすれば「仕事の成果を最大化するため」に取るものです。

「年上の後輩」という存在に妙に怯えてどう接するべきかと悩むよりも、自分自身と相手が一緒に仕事をする上で、ちょうどいいコミュニケーションを探るべき。

初めてのケースには誰でも悩みますが、得体の知れない「年上の後輩」という存在としてではなく、職場のメンバーとしてどのように接するか? を考えると答えがでます。

人は不安になるとざっくりとしたカテゴリに当てはめて人を判断してしまいがちですが、目の前にいるのはひとりの個人ということを忘れずに、コミュニケーションしていきたいですね。

(ぱぴこ)※画像はイメージです※マイナビウーマン調べ調査日時:2019年4月23日~4月24日調査人数:395人(22~34歳の働く女性)。

CATEGORY