何を使ってる? テレワーク時の同僚とのコミュニケーション

マイナビウーマン

新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中でテレワークの導入が加速しました。

生産性が上がったという評価がある一方で、一緒に働く仲間と離れて仕事をすることで、意思疎通に支障が出ているケースもあるようです。

今回の調査では「コラボレーションと生産性」の2点に着目し、週3日以上在宅勤務を行うアメリカのホワイトカラー企業に勤める男女に対して、管理職とメンバーそれぞれが、どのような認識を抱いているかを調査しました。

まず、従業員の在宅勤務における懸念の1つとして、経営幹部の90%と中間管理職の78%が「生産性」を指摘。

そうした懸念もあってか、経営幹部の43%が「自社の大型の製品発売、キャンペーンや施策を先送りせざるを得なかった」と回答しました。

反対に、従業員は管理職ほど生産性の水準低下を気にしておらず、在宅勤務の従業員のうち「生産性が低下した」と回答したのは52%にとどまり、逆に40%の人は「生産性が向上した」と回答しています。

ただ、在宅勤務によって社員同士の協力やアイデアの集約による業務の「コラボレーション」が生まれにくくなった点が「最も悪影響を受けた分野だ」と回答した従業員が75%いた点から見ても、在宅勤務がメリットだけではないということが伺えます。

調査回答者からは、オフィス勤務のように気軽に集まってブレインストーミングや戦略の検討ができなくなったという声も上がっており、それを解消するために「会社の規則に反して同僚と対面で会った」と回答する人が5人に1人の割合で存在することが分かりました。

こうしたルールを破る人が出てくる要因として、対面の会議で使用されていたホワイトボードのように、話し合っていることをみんなで共有するツールが「オンライン会議には不十分」と回答する人が、4人に1人いることも一因と言えるかもしれません。

また、生産的なコラボレーションの成果として生まれる「創造性」についての質問では、従業員の4人に1人 (22%) が「在宅勤務で創造性が損なわれた」と回答。

そのうちの22%が「チームでブレインストーミングができなくなったことが創造性低下の原因」と指摘しています。

そして、こうした在宅勤務における社員同士のコミュニケーションをフォローし、離れた場所にいてもコラボレーションを生み出すために「オンラインでのコミュニケーションツールが役立つ」と回答した人が93%を占めました。

これまでホワイトボードなどにアイデアを書き込み、対面で話し合っていた会議のあり方は、オンライン会議が浸透しつつある今、別の形式を考える必要があるのかもしれません。

ツールを取り入れることはもちろん、メンバー間でどのようにコミュニケーションを取るとチームで良い成果を生むことができるのか、まずは今できる手段や方法を考えてみてはいかがでしょうか。

■調査概要テレワークにおけるコラボレーションと生産性についての調査調査期間:2020年9月9日~17日調査方法:オンラインアンケート調査人数:1,000人(管理職300人を含む)調査対象:フルタイムで働き、週3日以上在宅勤務を行うアメリカのホワイトカラー企業に勤める男女※男女の比率は均等で、ベビーブーム世代、ミレニアル世代と X 世代をいずれも含む調査結果:https://lucidspark.com/ja/blog/report-collaboration-and-creativity-during-covid(マイナビウーマン編集部)。

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