
なんと読む?【咽喉】耳鼻科の正式名称、ちゃんと読めてますか?
liBae町に出ればよく目にする「耳鼻咽喉科」という漢字がありますね。
なんとなく見ていたけど、ちゃんと読んだことはありますか? 社会人なら読めていないと恥ずかしい「咽喉」について解説します。
(1)「咽喉」の読み方 「咽喉」という漢字を読んだことがない…というのも不思議ではありません。
見る機会は多くても、会話のなかででてくることは少ないですよね。
でも、いざというときに知らないと結構恥ずかしいですよ…! 「咽喉」は、「いんこう」と読むのが正解。

咽喉が、どの部分を示す言葉なのか知っておくと覚えやすいですよ。
(2)「咽喉」ってどこの部分? 咽喉は簡単にいえば「のど」のことですが、それは何となく知っている人もいますよね。
詳しい部位を知っているのは、お医者さんレベルの知識かもしれません。
だからこそ、咽喉について詳しいととてもかっこいいですよね。
咽喉は頚椎の前方にあり、食道と気管の上です。
咽頭と喉頭から構成されているのが咽喉で、たくさんの血管や筋肉もあります。
喉頭蓋という、食物が気管に入らないようにする重要な組織があるのも特徴。
(3)「耳鼻咽喉科」って? 上の説明を踏まえて、「耳鼻咽喉科」について考えましょう。
名前のとおり、のど・耳・鼻などを見てくれる科ですよね。
耳が聞こえにくかったり、花粉症の症状があったり、咳が出れば耳鼻咽喉科に行きましょう。
咽喉に関するものだと、扁桃炎や喉頭がん・声帯ポリープなどがよく聞く疾患です。
のどの異常は生活にも支障をきたすので、異変があれば早めに受診すべきですね。
(4)「咽喉」のほかの意味 「咽喉」はのどを指す言葉ですが、実はほかにも意味があるのをご存知ですか。
驚くことに、「交通の重要な通路」という意味合いもあります。
のども食物の通り道として、とても重要な部分ですよね。
なかなか使う機会がないかもしれませんが、覚えておいて損はないでしょう。
「咽喉」の漢字が読めれば、のどが痛い時にどの科に行けばいいのかすぐに分かりますね。
意味もしっかり理解しておけば、大人として誇れますよ! 読み方を知らない人がいれば教えてあげましょう。
(liBae編集部)。