目が疲れた時は「温める」or「冷やす」?医師に聞いた「正解」は。

東京バーゲンマニア

パソコンやスマートフォンの画面の見過ぎで目がしょぼしょぼ......。毎日の仕事や生活で、目を酷使している人も多いですよね。

加えて昨夜は、テレビでサッカーワールドカップの試合を凝視していたという人もいるでしょう。

そんな"疲れ目"をケアするときは、温めるのが正解でしょうか? それとも冷やすほうが良い?

今回は、東京都目黒区にある「五本木クリニック」院長の桑満おさむ医師に、素朴な疑問に答えてもらいました。

目の筋肉の疲労をとる

「疲れ目は、目の筋肉の疲労によって起こります。パソコンなどを見すぎて目が疲れたときは、温めて目の血流を良くすると良いでしょう」

桑満医師は、こう話します。

「筋肉が固まると神経も一緒にぎゅっと挟まれてしまい、血流も悪くなり、神経が圧迫されます。温めることで、筋肉がゆるんで締め付けられた血管が開きます」

すると、血流が改善され、疲れ目がラクになるといいます。

温めたほかほかのタオルを目の上に乗せるのはもちろん、付けるだけで目を温めてくれる市販のアイマスクを使っても良いそう。「血流が良くなる、という意味では効果があります」。

ただし、目を温める際に注意したいNGポイントがあります。眼球をぎゅっと押さえて圧迫したり、揉んだりすること。

目を圧迫してしまうと、角膜を傷つけてしまう可能性があるだけでなく、"心臓が止まってしまう"可能性があるとも指摘します。

「圧迫すると、目の裏にある迷走神経が刺激されて緊張が緩和されます。そうすると、血圧と心拍数が下がっていき、最悪の場合心臓が止まるかもしれません。(タオル等を)軽くあてる程度なら良いですが、ぐっと強く抑えるのはおすすめしません」

ちなみに、目が疲れたときにタオルやおしぼりで冷やすのは、ただひんやりして気持ちよさを感じるだけ、とのことです。

冷やした方が良い場合は?

一方で、逆に冷やした方が良い場合もあります。それは、目が充血しているとき。

充血しているときは、血管が拡張した状態。そういうときは、逆に冷やして血管を収縮させた方が良いそうです。

もしくは、目薬をさすことも充血には有効です。

「ただ、目薬を使って強制的に充血をとるようになると、目薬を使っていないときにばんっと充血するようになることもあります。そのため、使い過ぎにはくれぐれも注意してください」

目薬が手元にない、または目薬を使いたくないときは、冷たいタオルをあてるのは「OK」です。

(東京バーゲンマニア編集部 みやま胡桃)

●桑満おさむ(くわみつ・おさむ)
「五本木クリニック」(東京都目黒区)院長。
「日本一の町医者」を目指し、日々地域医療に貢献している。また、自身のブログやメディアを通して、日常生活にあふれている医学について分かりやすく解説している。

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