【専門家監修】憧れるのは美しい胸。誰でも自宅で簡単にできるバストケアと“美乳習慣”とは
「あれ?なんだか最近、バストが下がってきたような気がする・・・」
なんて、加齢と共に胸が垂れてきたと感じている方もいるのではないでしょうか。
何歳になってもふっくらと柔らかそうで丸みとハリのある「美しい胸」をキープし続けたいですよね。
そこで今回は、バストアップに関するアカデミーを開校し、バストケア商品のプロデュースも手掛ける専門医監修のもと、普段の生活のなかで少し気にするだけでできちゃう簡単なバストケア方法をご紹介いたします!
なぜ垂れるの?
加齢とともに…と言いますが、なぜ年齢を重ねると胸は垂れてしまうのでしょうか。
その理由は、胸を支えている結合組織であるクーパー靭帯が加齢とともに伸びてしまうことにあります。
加齢のほかにも思春期や成長期、授乳期に胸が大きくなるのとあわせて、胸を支えるクーパー靭帯も伸びていきます。
コラーゲンを主成分としているクーパー靭帯は、悲しい事に一度伸びると自分でのケアでは元の位置に戻すことはできないのだそうです・・・。
そして胸を支えられなくなってしまった結果、胸は垂れてしまうのです。
伸びてしまっては縮むことのないクーパー靭帯。
それだけが原因なのでしょうか。
垂れてしまう、ハリを失ってしまう原因をいくつかみてみましょう。
エストロゲンの低下
卵巣で分泌されるエストロゲンは女性らしい身体をつくるうえでとても重要となる女性ホルモンです。
エストロゲンが低下することでハリが失われて垂れる原因になります。
加齢だけではなく、生活習慣の乱れやストレスなどによっても女性ホルモンが乱れ、エストロゲンの分泌が減ってしまいます。
姿勢
猫背になってしまうと、大胸筋が衰えてしまい垂れる原因になります。
また、姿勢が悪いと血行もリンパの流れも悪くなってしまいます。
背筋をピンと伸ばし、正しい姿勢を気を付けましょう。
生活習慣
睡眠や食生活、運動などの生活習慣も影響します。
無理なダイエットや仕事で忙しいなどの理由で食事が偏ってしまうと、必要な栄養が摂取できず、ホルモンバランスが乱れます。
垂れる、ハリがなくなるという胸への影響だけではなく、体調がすぐれない、肌が荒れるなど様々な影響がでてしまいます。
また睡眠も同じく、質の良い睡眠がとれない状態が続くことで体への不調もでてきてしまいます。
ブラジャー選び
正しいブラジャーを選ぶこともとても大切です。
締め付け感が嫌いだからと言って、サイズの大きいブラジャーを選んでいませんか?
大きいサイズのブラジャーをつけることで胸が横へと流れてしまい、垂れる原因になります。
また、家や就寝時にはブラジャーをつけないという方もいるかと思いますが、実はそれも危険。
下へ下へと胸の重力で垂れてしまいますし、寝ているときには横に流れてしまいます。
他には小さすぎるサイズのブラジャーやチューブトップなどは胸を押さえつけてしまうので形が崩れる原因になります。