【専門家執筆】知らないと損!コラーゲンの効能を最大限引き出す摂取方法とは
「コラーゲンを毎日摂っているけれど、なかなか効果を実感できない…」
「そもそもコラーゲンって何に効くの?」
このような悩みや疑問を抱えていませんか?
コラーゲンは美肌や健康維持に役立ちますが、摂取方法を間違えると効果が半減してしまうことも。
そこで今回は、コラーゲンの効果的な摂取方法について解説します。
コラーゲンの効能とは?
コラーゲンの主な効能は、下記のようなものです。
肌にうるおいや弾力を与える
丈夫な骨を形成する
しなやかな血管を維持する
関節の動きをよくする
コラーゲンはタンパク質の一種で、組織や細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割を担っています。皮膚や骨、関節、血管など、あらゆる組織に関わっているので、健康なからだや美しい肌を作るために欠かせない成分です。
コラーゲンを摂取することで、上記のようなからだの組織や細胞に使われるコラーゲンの生成を促す効果が期待できます。
効率的に美しく!コラーゲンの効果的な摂取方法
以下では、コラーゲンの効果的な摂取方法を3つご紹介します。
コラーゲンを摂取するベストタイミングは?
からだの成長や回復に関わる成長ホルモンは、22時〜2時ごろに最も多く分泌されます。
とくに、美肌目的でコラーゲンを摂取する場合は、この時間帯に合わせて、寝る前の摂取が効果的です。あるいは、朝食前の空腹時に摂取すると、吸収率がいいとされています。
摂取したコラーゲンは、おおよそ24時間経つと消化・吸収により、体内からなくなるといわれています。コラーゲンの効果を実感するためには、毎日同じ時間帯に、継続して摂取することが大切です。
コラーゲンの効果的な摂取量は?
体内のコラーゲンを増やすために、1日に必要なコラーゲン摂取量は5gです。しかし、5gのコラーゲンを食事で摂る場合、手羽先やフカヒレ、豚足などを250〜500gほど食べなければいけません。
食事でコラーゲンを摂るのは大変なので、サプリメントやドリンクなどを活用しましょう。
コラーゲンと相性のいい食材は?
コラーゲンだけを摂っていても、ビタミンCや鉄分が不足しているとからだは新しいコラーゲンをうまく生成できません。
コラーゲンといっしょに、ビタミンCを多く含むブロッコリーやパプリカ、キウイ、柑橘類、鉄分が豊富なレバーや赤身の魚、貝類を意識して摂りましょう。
コラーゲンを摂取する際の留意点
コラーゲンの過剰摂取は、からだに悪影響を与えることがあるので注意しましょう。
コラーゲンを含む食品には脂質も多く含まれているため、余分に摂ってしまうと、ニキビができたり、体脂肪が増えたりする可能性があります。
また、コラーゲンを代謝する腎臓や肝臓に負担がかかりすぎると、むくみや頭痛、便秘などの症状が出てくることも。コラーゲンで美肌や健康維持を目指すなら、1日の適正量を守りましょう。
コラーゲン成分を含む漢方も
漢方薬にもコラーゲンを含むものがあるので、ご紹介します。
コラーゲン成分を含む漢方には、「血液成分の不足を補い、からだに栄養を与える」「からだに潤いを与える」「月経過多や不正出血などを止血する」「強壮作用」「血流を増やして心臓の働きを高める」などの作用があります。
漢方薬は、心とからだ全体のバランスを整えることで、美肌や健康なからだを目指せるのが特徴です。
<コラーゲン成分を含む漢方薬>
・黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう):コラーゲンを主成分とする阿膠(あきょう)が含まれる漢方薬です。血(けつ)を補い、かさかさした湿疹や皮膚炎、皮膚のかゆみなどに用いられます。のぼせと冷えが気になり、不眠傾向がある人におすすめです。(※1)
・鹿茸大補湯(ろくじょうだいほとう):コラーゲンやアミノ酸が豊富な鹿茸(ろくじょう)が含まれる漢方薬です。血を補い、胃腸の働きを高め、疲労を回復させたり、冷え症に用いられたりします。からだが衰弱しており、皮膚が枯燥して貧血、食欲不振のある人におすすめです。 (※2)
漢方薬は、自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。合っていない場合、効果を感じられないだけでなく、副作用が生じることもあります。
ぴったりの漢方薬を見つけるには、漢方のプロの力を借りるのがおすすめ。最近では、相談から漢方薬の受け取りまで、すべて自宅でできる「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスもあります。
お手頃価格で気軽に利用できるので、ぜひ活用してみてください。
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コラーゲンを効率よく摂って、美しく健康になろう
コラーゲンで美肌や健康なからだを作るには、適正量を毎日継続して摂取することが大切です。
コラーゲンの効果を最大限引き出して、美しく健康になりましょう!
<参考文献>
(※1)漢方ライフ 漢方薬辞典「黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう)」
https://www.kampo-sodan.com/dictionary/dictionary-1303
(※2)クラシエこころとからだに自然の力 商品情報「鹿茸大補湯」
https://www.kracie.co.jp/ph/k-suisinkai/product/rokujo.html
<この記事を書いた人>
一般社団法人日本サプリメント協会理事長
賢く選ぶ食と健康プロジェクト統括
後藤 典子
同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。
「ヘルスデザイン」をテーマに掲げ、消費者視点に立った食や健康の執筆・取材活動を精力的に行う。
AIと専門の医療チームが連携し、オンラインでオーダーメイドの漢方薬の提案をお手頃価格で受けられる「あんしん漢方」も手掛ける。
だれもが実現できる「美しく健康な未来」のために、「Medical health CH」で定期的に健康リテラシー向上のための情報を発信している。
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