【新型コロナウイルス】普段の食事と発症リスクに相関性が?AIが5分でリスクを判定してくれると話題の無料アプリ『コロナラボ』を実際に使ってみた

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『コロナラボ』新サービス記者発表会を開催

『コロナラボ』新サービス記者発表会を開催

新サービス『コロナラボ』のリリースに伴い、シグナルトークは2021年12月2日に記者発表会を行いました。

 

イベントでは代表取締役である栢 孝文(かや・たかふみ)社長が『コロナラボ』開発に至るまでの経緯などを語ってくれました。

 

その内容を一部ご紹介したいと思います。

ゲーム会社がなぜヘルスケア事業を行っているのか

ゲーム会社がなぜヘルスケア事業を行っているのか

おそらく皆さんが一番気になるのは、

「なぜゲーム会社がヘルスケアのサービスを開発しているのか」ということですよね。

 

栢社長はまずこの経緯についてお話してくれました。

 

”シグナルトークは会社としては19年の歴史があり、最初の麻雀ゲーム Maru-jan は会員が140万人超え、通算売上高100億円を超えるような規模のゲームサービスになっております。

 

麻雀ゲームをサービスする中で「麻雀がボケ防止に良い」という俗説を科学的に調査しようと思い立ち、2005年から開始したのが「脳測」というサービス。オンライン上で認知機能が測定でき、認知症の早期発見ができるというサービスになります。

 

こちらを10年以上やっていた中で最初は全然評判がよろしくなかったのですが、徐々に引き合いが増えていき、その中でIT会社はゲームのみならずヘルスケアのデータも扱えるなということが分かりました。そのため、2014年以降はヘルスケアに力を入れて事業を進めています。

 

これまでの成果としましては、かなり食品と健康の関係がわかってきたなーというのが実感としてあります。特に風邪、腹痛、頭痛、花粉症、うつ病といった、薬は出るが根本的にはなかなか治らない、もしくは症状を抑えるだけといったような、現代医学が手を焼いている「慢性病」と言われるものについてはかなり食事と関係があります。

そういったもののデータを集めたり、処理したりというノウハウが確立してきました。”

『コロナラボ』開発の経緯

『コロナラボ』開発の経緯

さらに、どのような経緯として『コロナラボ』を開発するに至ったのか、ということについてもこのようにお話ししてくれました。

 

”我々は、2017年に大阪市立大学と健康科学を研究するための専門の会社ウォールというものを複数の会社とともに設立しました。一緒に共同研究やデータの分析などができるようになっております。

 

また、東北大学の「遺伝子のデータバンク」の利用許可も得ることができました。

これは国内最大の宮城県の50万人分のデータで、遺伝子はもちろんのこと、既往歴といったことまで分かる内容になっていて、とても大変だったのですがこちらにアクセスする許可を得ました。

 

そういった中で、最初コロナというものが世界中で問題になった時、われわれに何か出来ることがあるのではないか、と考えました。

食事と病気の関係性を分析した際、インフルエンザと「甘いものを食べる」ということにかなり相関があるということが分かっていましたので、もしかしたら新型コロナにおいても食事と発症や重症化のことが関係あるんじゃないかと思い、調査しました。

するとやはり関係があることが分かり、これを皆さんにお伝えするものを作ろうと思ったのが始まりとしてあります。”

『コロナラボ』の信頼性

そんな様々な知見と社長の熱い想いが詰め込まれた、コロナラボ。

生活習慣や食べているものから、私たちの発症リスクをA~Eの5段階評価で示してくれます。

 

とはいえ、やっぱり気になるのはその正確性。

現時点の1500人のデータによると、「陽性経験者がC判定以下になる確率は89%、A判定の人で陽性経験者の人は0%」というのだから驚き!

今後データが増えることで、この正確性がさらに上がっていくことが期待できるようです。

 

さらに、予防医療研究協会の公認・監修を受けているとのことで、その信頼性はお墨付きです。

『コロナラボ』を実際に使ってみた!

『コロナラボ』を実際に使ってみた!

ということで、ここからは筆者が実際に『コロナラボ』を使ってみた様子をご紹介したいと思います。

 

お菓子が大好きで不摂生な筆者にどんな判定が下されるのでしょうか…。

恐る恐るチャレンジしてみます。

Webサイトにアクセス

Webサイトにアクセス

まずはコロナラボのWebサイトにアクセスします。

コロナラボはWebアプリなので、インストールしたり会員登録する必要が無く、Webサイトから直接回答するだけでOKです。

 

「リスク判定を開始(無料)」をタップし、続いて「新型コロナの発症リスクを測定」をタップすると始まります。

食品のバーコード撮影

食品のバーコード撮影

普段食べている食品のバーコードの撮影を行います。

少なくとも3つ、最大で10個の食品を登録することができます。

 

今回は、筆者の主食である「ポテトチップス」「チョコレート」「クッキー」の3つを読み取ってみました。

食べる頻度を入れる

食べる頻度を入れる

バーコードを読み取ると、この通り!

その食品の原材料名がしっかりでてきます。すごいシステムですよね。

 

その食品を食べる頻度を入れたら、「撮影を完了し、次へ」をタップします。

基本情報を入力

基本情報を入力

生年月日・性別・身長・体重といった基本的な項目を入力します。

生活習慣や既往症について回答

生活習慣や既往症について回答

続いて「新型コロナの感染」「食生活」「生活習慣」「既往症」などについて答えていきます。

これらは5分で終わります。

 

最後に「AIカウンセリング結果へ」を押すと…。

AIカウンセリング結果

AIカウンセリング結果

なんということでしょう。

筆者の結果は、A~Eの5段階中「D」でした・・・。

 

思い当たる節がありますが、さすがにちょっとショック。

これを機に生活を改めようと思います。

リスク増加要因・リスク低下要因が見られる

リスク増加要因・リスク低下要因が見られる

とはいえ、コロナラボはただ現実を突きつけるだけではありません。

ちゃんと「自分のどういう習慣が良くて、どういう習慣が悪いのか」をスコア化して教えてくれます。

 

改善すべき点が一目でわかるのでとても助かりますよね。

ヘルシーな食べ物リスト

ヘルシーな食べ物リスト

さらに、悪い添加物などを含まない「ヘルシーな食べ物」リストが出てくるのも便利。

そこからアマゾンや楽天等のショップにアクセスし、購入することも可能なんだとか。

野菜チップスが美味しそう!

まとめ

結果はショックでしたが、科学的な観点から自分の生活を見直せるなんてとても画期的!

しかもこんなサービスが無料なんてびっくりですよね。

 

「with コロナ」の時代、こういったツールは私たちの日常に欠かせないものになるかもしれません。

 

あなたも現時点での発症リスクを気軽に測ってみてはいかがでしょうか?

 

さっそく自分も『コロナラボ』で新型コロナの発症リスクを測定してみる!

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