EMSダイエットの効果を高めるために知っておくべきこと
EMSダイエットのやり方
EMSダイエットの方法は病院やエステサロンで施術を受けるパターンと、市販の器具を買って自宅で行うパターンがあります。それぞれの特徴をご紹介します。
病院やエステサロンで施術を受ける
EMS器具は主に整骨院やエステサロンなどで導入されています。
先ほどもご説明したように、EMS器具はもともと医療用に開発された器具です。病院はEMSの本場なので、専門的な知識のある医師のもとで施術を受けられる安心感があります。
エステサロンでもプロのエステティシャンがEMS器具を使用します。ダイエットや美容に関する知識が豊富なので、体の状態に合わせて効果的な回数や他の痩身メニューとの組み合わせなども相談することができます。
施術は寝た状態で行うことが多いようです。使用する器具は施設によって違いますが、医療用・エステサロン用のEMS器具は高周波の電気刺激を受けることができます。これが市販用のEMS器具との1番大きな違いでしょう。参考までに、ある病院で使用しているEMS器具では、1回の施術で腹筋約300回に相当する効果が得られるようです。
高周波のEMSは、表層部の「アウターマッスル」だけでなく、低周波では届かない深層部の「インナーマッスル」も刺激することができます。
インナーマッスルは普段の運動では鍛えることが難しく、筋トレの効果も見えにくい部分です。基礎代謝を上げるにはインナーマッスルを鍛えることが効果的。基礎代謝が上がると脂肪が燃焼しやすくなるのでダイエット効果が高まります。
自宅で行う
自宅でEMSダイエットを始めたい人は、市販の器具を購入してください。通販サイトでは多数の商品を比較して購入することができます。痩せたい部分や予算によって、自分に合ったEMS器具を選ぶことができるでしょう。
市販のEMS器具は安全上の理由から、低周波・中周波の電気刺激がほとんどです。中には「高周波」をうたっている商品もありますが、医療用・エステ用のものに比べて電気出力がかなり制限されています。一度に電気刺激を与えることができる範囲もあまり広くありません。
価格は安いものなら1万円以下から購入することができますが、「シックスパッド」や「スレンダートーン」などポピュラーな商品は2万円以上するものが多いです。
市販のものは電気刺激が弱く、一度に刺激できる範囲が狭いのが難点ではありますが、自宅でいつでもEMSダイエットを行うことができます。
病院やエステに通う必要がないので、特に忙しい人は市販のEMS器具を買った方が始めやすく、続けやすいでしょう。
ダイエットは効果が出たからといってすぐにやめてしまうと、リバウンドしてしまうおそれがあります。すぐに効果が出ることよりも、「続けやすい」ことの方がダイエットには大切なポイントなのです。
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