“今この瞬間”を意識するだけ!今日から始められる1分間瞑想のやり方

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“今この瞬間”を意識するだけ!今日から始められる1分間瞑想のやり方

ここ数年、巷で話題になっている「瞑想(めいそう)」

目を閉じて心を落ち着かせることで、日頃のストレスや悩みを浄化していく全く新しいストレス解消法として取り上げられています。

実際にネット上でも

 

「最近流行ってるヨガとか瞑想にチャレンジしてみたいけど、基礎を知らないから不安なんだよなぁ」

「ストレス溜まってきたから瞑想して心をスッキリさせたい!」

「ヨガは家事とか自分の予定の合間にできるから興味があるんだよね」

 

といった声が多く上がっています。

しかし瞑想やヨガを全く知らないと、いざ始めるときにも勇気がいるかもしれません。

そこで今回は、瞑想についての豆知識をご紹介

ヨガや瞑想に初めてチャレンジしたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

瞑想とは

瞑想とは

「瞑想」は、少し前までスピリチュアル的な存在としてとらえられることが多かった分野です。

しかしイチロー選手やスティーブ・ジョブズ、ミランダカー、市川海老蔵さんなど、多くの著名人が実践していることが明らかになり、一気に瞑想ブームの波が押し寄せました。

今では多くの人が瞑想をきちんと理解して行っていますが、その存在はまだまだ浸透しきってはいません。

そこでここからは、瞑想の基礎知識を伝授していきましょう。

 

そもそも「瞑想」とは、“心を鎮めて自分の心と落ち着いた空間で向き合う”ことです。

この時により自分の心に集中するために座禅を組んだり目を閉じたりするので、スピリチュアルなイメージが先行してしまったのかもしれませんね。

 

瞑想を行うことにより自分の心と深く向き合い、現在自分自身が感じているストレスや悩みが浮き彫りになります。

そして客観的に自分自身と向き合うことで、生活の改善や感情のコントロールが自然にできるような思考へチェンジしていきます。

自分の考えを整理したい時、不安やストレス確認したい時に行うと良いでしょう。

瞑想の効果

瞑想で得られる効果は大きく分けて4つあります。

ここでは、瞑想から得られるメリットを順番に解説していきます。

1.集中力がアップする

前述したように、瞑想は心を落ち着かせて集中する行為のことです。

自ら生活の中に集中する時間を設けることで、

「集中したい時にサクッと集中できるようになった」

「物事を進める時に気が紛れることが少なくなった」

という声がよく聞かれます。

 

集中力アップのほかには、「生産性の向上」という研究報告も上がっています。

実際にSNS上には「集中して物事に取り組むことで作業効率が上がった」「残業時間が減った」という声も寄せられています。

 

集中力や生産性の向上は、「生まれ持った才能や幼いころからの習慣でもう直せない」と思っている人も多いかと思います。

しかし瞑想をすることで根本的な解決ができるので、瞑想にハマる人が増えているのかもしれませんね。

2.ポジティブな考え方にシフトチェンジできる

日ごろの生活の中で、人は誰しも不安なことやストレスと向き合っているかと思います。

しかし瞑想中の脳を覗いてみると、“ある特定の神経同士の結びつきが弱まった”ということが判明しました。

 

一見悪いことが起きているように感じるかもしれませんが、実はとても良い作用なんです。

神経回路の結びつきが弱くなったのは、自分の経験や情報を処理する「自分中枢」と言われる部分。

自分中枢は普段、脳の恐怖中枢とつながっているので、恐怖心や不安感を強く感じる神経です。

しかし瞑想中はこの神経同士の結びつきが弱まるので、恐怖や不安感を感じても脳がパニックにならず“冷静に”判断を下すことができるという仕組みです。

その結果、瞑想をすると物事を必要以上に悲観的に捉えず、冷静に判断できるので、自然とポジティブな思考になれますよ。

3. ストレスが軽減される

瞑想中は脳内に「α波」と呼ばれる脳波が出ることが、数々の研究で証明されています。

α波は音楽や鳥のさえずり、川のせせらぎなどにも含まれており、一般的に「癒しの効果」があると言われています。

 

α波は癒し以外にも、ストレス解消に効果的。

瞑想中にα波が発生することで、ストレスによって乱れた自律神経が整い始めます。

また瞑想で物事を客観的に見れるようになるので、余計なストレスを溜め込みにくい体質へと変化していきますよ。

4. 幸福感に包まれる

瞑想をするだけで幸福な気分を味わえると聞くと「やっぱりスピリチュアルの世界なんじゃない?」と不安になる人もいるかもしれませんが、ご安心ください。

瞑想中にはα波と一緒に「セロトニン」と言われるホルモンが分泌されます。

セロトニンは、精神の安定に深く関わっている脳内ホルモンの一種です。

一般的にセロトニンが減少すると、うつ病の発生が懸念されるほど私たちのカラダの中では必要不可欠なホルモンです。

 

後ほど詳しく説明しますが、息を吐くことに焦点を当てるのが瞑想成功の大きなポイントです。

ゆっくりと息を吐いて無心になるとセロトニンの分泌量が増加するので、結果的に幸福感が生まれるということにつながりますよ。

 

瞑想をした後に幸福感を感じた人も多いようで、「瞑想前は不安な気持ちでいっぱいだったのに、瞑想後はなんだか幸せな気持ちになってた」「気持ちの整理がつきやすくなるから、瞑想した後は幸福感に包まれるんだよね」といった体験談も上がっていました。

瞑想にデメリットはないの?

誰でも手軽にできることがウリの瞑想ですが、反対にデメリット要素はあるのか不安になりますよね。

そこでここからは、瞑想をする際のデメリットについて少しお話していきます。

 

結論から言うと、瞑想をすることで生まれるデメリットはほぼありません。

心身ともに健康な人がやると上記のようなメリットが得られるので、時間を割いてもやる価値があると言われています。

 

しかし補足をしておくと、もしあなたがうつ病や精神的に大きなダメージがある状態だとかえって逆効果になる可能性もあるようです。

メンタルが弱り切っている時だと、瞑想中もマイナスな思考に支配されてさらに病状を悪化させてしまうケースがあります。

精神的に参っているときは、瞑想に頼らず専門医の受診がおすすめですよ。

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