【専門家監修】内側からキレイが溢れ出る!?プラセンタの効能を徹底解説

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【専門家監修】内側からキレイが溢れ出る!?プラセンタの効能を徹底解説

「スキンケアを頑張っているのに肌の調子が悪い」

「美肌にいいといわれているプラセンタって何?」

 

このような悩みや疑問を抱えていませんか?

 

スキンケアでなかなか改善しない肌悩みには、からだの中から美肌を目指すインナーケアがおすすめです。

 

そこで今回は、美容効果が高いといわれているプラセンタの効能や摂取方法おすすめのインナーケアについて解説します。

プラセンタって何?

プラセンタって何?

プラセンタとは、ヒトや豚、馬などの胎盤から抽出された成分です。アミノ酸やビタミン、ミネラル、成長因子、酵素などが豊富に含まれているため、医薬品やサプリメント、注射などで摂取すると美容効果が期待できます。

 

また、美容目的だけでなく、疲労回復や更年期症状の緩和、肝機能の改善など、さまざまな用途でも使われています。

内側から美しく! プラセンタの効能4つ

内側から美しく! プラセンタの効能4つ

以下では、プラセンタの効果を4つご紹介します。

美肌効果

プラセンタは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの美肌成分を生み出す線維芽細胞の増殖を促します。また、プラセンタに含まれる豊富な美容成分により、肌のうるおいを保ちやすくします。

美白効果

プラセンタは、チロシナーゼの活性を阻害して、シミや肌のくすみの原因であるメラニンの生成を抑制するので、美白効果が期待できます。

 

さらに、プラセンタは新陳代謝を活発にして、ターンオーバーを促進します。このように、プラセンタはシミの予防だけでなく、すでにできてしまったシミにもアプローチできるのが特徴です。

抗酸化作用

プラセンタには、シミやシワ、肌の乾燥の改善に役立つ抗酸化作用があります。抗酸化とは、活性酸素によって細胞が傷つくのを防ぎ、細胞の修復を促すことです。プラセンタは、この抗酸化作用によってアンチエイジングの分野でも注目されています。

血行促進作用

からだのすみずみまで栄養を届けているのは血液です。血行が悪くなると老廃物がたまりやすくなり、シミやくすみ、クマなどの原因になります。

 

プラセンタは血行促進作用で、肌の細胞に栄養を届け、老廃物を流しやすくして、美肌作りを助けます。

プラセンタはどのように摂取すればいいの?

プラセンタはどのように摂取すればいいの?

プラセンタの1日の摂取量の目安は、1日100mg以上です。

以下では、おすすめの摂取方法を3つご紹介します。

ドリンク

プラセンタを初めて摂取するなら、ドリンクがおすすめです。手軽に飲めるだけでなく、プラセンタの生臭さが抑えられていて飲みやすい点が魅力です。

 

注意点として、ドリンク剤のなかには、飲みやすさを優先して甘味料や添加物を多く含有している商品もあります。ダイエット中の人は糖質・添加物の含有量に気をつけましょう。

サプリメント

サプリメントは、ドリンクタイプよりも低価格です。また、持ち歩きにも便利なので、継続しやすいのもメリットでしょう。

 

デメリットは、プラセンタのサプリメントのなかには安全性が検証されていないものがあることです。購入時には、安全性の高い「SPFプラセンタ」「JHFAマーク」のものを選びましょう。

注射

注射は、プラセンタの効果を一番実感しやすい方法です。プラセンタの注射は更年期症状の治療にも使われています。

 

デメリットは、プラセンタ注射をした場合、変異型クロイツフェルトヤコブ病の感染予防対策として一時的に献血・輸血ができなくなることです。気になるようであれば、献血・輸血に影響がないドリンクやサプリメントでプラセンタを取り入れるのがおすすめです。

インナーケアには漢方薬もおすすめ

インナーケアには漢方薬もおすすめ

ここまでプラセンタの高い美容効果をご紹介しましたが、インナーケアには漢方薬を活用することもおすすめです。

 

漢方薬のなかには、「シミ」「皮膚の荒れ」などの症状に効果が認められているものもあります。

 

インナーケアで選ばれるのは、「肌に潤いを与える」「血流をよくして肌に栄養をいきわたらせ、肌の代謝を上げる」「自律神経を整えてストレスが原因のシミを改善する」「肌の乾燥で生じるかゆみや炎症を改善する」などの作用がある漢方薬です。

 

漢方薬は根本からの改善を得意としているので、肌トラブルが起きにくい体質を手に入れることができます。

 

ここでは、インナーケアに用いられる漢方薬を2種類ご紹介します。

<インナーケアにおすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん):血行を促進し、上半身にたまった熱を逃すことで、シミやニキビの改善に働きかけます。比較的体力があり、頭はのぼせるのに足は冷えているような人におすすめです。(※1)

 

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):血(けつ)を補い、血流をよくすることで、肌の栄養不足によるシミや肌荒れを改善に導きます。冷え症で貧血の傾向があり疲れやすい人におすすめです。(※2)

 

漢方薬は、自分の状態や体質に合ったものを選びましょう。症状や体質に合っていない場合、効果を感じられないだけでなく、副作用が起こることもあります。

 

自分に合う漢方薬を見つけるには、漢方のプロの力を借りるのがおすすめです。

最近では「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスもあるので、定期的な通院が難しい人も気軽に利用しやすくなっています。

 

価格もお手頃で、漢方薬を自宅まで郵送してくれる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。

 

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0005

プラセンタを摂取して、内側から美肌を目指そう

美肌には、スキンケアだけでなくインナーケアも重要です。プラセンタは、豊富な栄養素により、さまざまな美容効果が期待できるので、インナーケアを始めたいときにぴったりの成分といえます。

 

プラセンタや漢方薬でインナーケアを上手に取り入れて、内側から美肌を目指しましょう!

 

 

<参考文献>

 

(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ桂枝茯苓丸加よく苡仁エキス顆粒(医療用)」

 (※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」

 

<この記事を書いた人>

プラセンタを摂取して、内側から美肌を目指そう

後藤 典子

一般社団法人日本サプリメント協会理事長

賢く選ぶ食と健康プロジェクト統括

 

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。

「ヘルスデザイン」をテーマに掲げ、消費者視点に立った食や健康の執筆・取材活動を精力的に行う。

AIと専門の医療チームが連携し、オンラインでオーダーメイドの漢方薬の提案をお手頃価格で受けられる「あんしん漢方」も手掛ける。

だれもが実現できる「美しく健康な未来」のために「Medical health CH」で定期的に健康リテラシー向上のための情報を発信している。

 

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0005

●Medical health:https://www.youtube.com/channel/UC7XLi90xVGs_NnKhowC0G2w

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