虫歯・口臭・歯周病などの予防におすすめ!殺菌力のある歯磨き粉5選

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虫歯・口臭・歯周病などの予防におすすめ!殺菌力のある歯磨き粉5選

ドラッグストアなどの店頭で、歯磨き粉選びに迷った経験はありませんか。

 

歯磨き粉選びで悩んでいるのなら、殺菌力から選んでみる方法もあります。なぜなら殺菌力のある歯磨き粉を使うと、虫歯や歯周病などの予防に効果が期待できるからです。

 

本記事では、殺菌力のある歯磨き粉から、おすすめのものをご紹介します。「普段あまり意識せずに歯磨き粉を選んでいる」という人も多いでしょう。そんなときは、ぜひ記事の内容を参考にして歯磨き粉を選んでみてくださいね。

殺菌力のある歯磨き粉5選

虫歯・歯周病・口臭を予防するのなら、殺菌力の高い歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。ここでは、殺菌成分を含んでいるものから、人気のある歯磨き粉を5つご紹介します。

 

・ウェルテック「コンクールジェルコートF

・ライオン「システマSP-Tジェル

・小林製薬「生葉EX

・サンスター「ガム歯周プロケア ペースト

・花王「ピュオーラ

ウェルテック「ジェルコートF」

ウェルテック「ジェルコートF」
※画像:https://www.weltecnet.co.jp/

塩酸クロルヘキシジンという薬用成分を含んでいるのが、「ジェルコートF」です。おもに歯科医院で販売されていますが、インターネットでも購入できます。殺菌成分と抗炎症成分が含まれているため、口臭予防・歯周病予防におすすめです。

 

「ジェルコートF」には、発泡剤や研磨剤が配合されていません。泡が出ないため時間をかけて磨くのに適した歯磨き粉です。ただし研磨剤が配合されていないことで、着色汚れが気になる可能性もあると考えられる点には注意が必要です。

ライオン「システマSP-Tジェル」

ライオン「システマSP-Tジェル」
画像:https://www.lion-dent.com/client/

4つの薬用成分を含んでいるのが、歯周病予防に使える「システマSP-Tジェル」です。殺菌成分であるラウロイルサルコシンナトリウムが、口内にある浮遊菌を殺菌してくれます。そのため、口臭予防への効果が期待できる歯磨き粉です。

 

ただし「システマSP-Tジェル」も研磨剤を使用していません。歯や歯茎のマッサージに使えますが、着色汚れに注意しましょう。なおフッ素が高濃度であるため、6歳未満の子どもへの使用は控えてください。

小林製薬「生葉EX」

小林製薬「生葉EX」
画像:https://www.kobayashi.co.jp/seihin/

「生葉EX」は、13種類の天然植物由来成分を配合している歯磨き粉です。トウキエキス・シャクヤクエキス・シラカバエキス・ハッカ油などの成分が含まれています。これらの各種成分により、歯周病・歯肉炎・虫歯・口臭などへの効果が期待できるとされています。

 

以下のような作用が、「生葉EX」の特徴です。

 

殺菌作用

細胞の活性化作用

抗炎症作用

血行促進作用

ひきしめ作用

 

和漢ハーブを使っているため、独特の渋みがあります。この渋みの原因となっているのが、ひきしめ成分です。もし渋みが強いと感じるなら、1回の使用量を調整してみましょう。

サンスター「ガム歯周プロケア ペースト」

サンスター「ガム歯周プロケア ペースト」
画像:https://jp.sunstargum.com/

「ガム歯周プロケア ペースト」は、殺菌成分CPCを含んでいる歯磨き粉です。歯周病菌の殺菌・歯茎の腫れや、出血の予防などを目的として使えます。歯茎を内側から強くしたいという方に特におすすめしたい商品です。

 

「ガム歯周プロケア ペースト」は高濃度フッ素を配合しているため、虫歯予防にも使えます。ただし6歳未満の子どもへの使用は控えましょう。

花王「ピュオーラ」

花王「ピュオーラ」
※画像:https://www.kao.com/jp/products/pyuora/

花王「ピュオーラ」も殺菌成分CPCを含んでいる歯磨き粉です。さらに抗炎症作用により、歯茎の腫れを抑え、歯周病菌が増えるのを予防します。

 

ピュオーラシリーズはラインナップが豊富であるのも特徴です。

 

ピュオーラハミガキ

 

・クリーンミント

・ストロングミント

・マイルドハーブ

・ナノブライト 美白ケア

 

ピュオーラGRAN

 

・マルチケア

・ホワイトニング

・知覚過敏症状ケア

・いたわりハグキケア エアリーミント

・いたわりハグキケア アロエシトラス

 

「ピュオーラGRAN」シリーズは、歯周病リスクを考えたケアを目的としたシリーズです。歯磨き粉でもエイジングケアを考えているなら、ぜひ「ピュオーラGRAN」シリーズもチェックしてみましょう。

子どもには高濃度フッ素配合の歯磨き粉がNGな理由とは?

高濃度フッ素を配合している歯磨き粉は、6歳未満の子どもへの使用を控える必要があります。その理由は、以下のようなフッ素症のリスクがあるからです。

 

歯のフッ素症……エナメル質形成不全や斑状歯

骨のフッ素症……骨硬化症

 

フッ素は虫歯予防に役立つ成分ですが、子どもの場合はフッ素症を防ぐために過剰摂取を避けましょう。また急性中毒を防ぐために、高濃度フッ素の歯磨き粉は子どもの手が届かない場所で保管してください。

まとめ

歯磨き粉選びで迷うときは、殺菌力のある歯磨き粉を試してみるのもおすすめです。ただし殺菌力のある歯磨き粉と言っても、発泡剤や研磨剤の有無、渋みなど、商品によって特徴は大きく違っています。また商品により、おもな目的も違うものです。

 

そのため、歯磨き粉を選ぶときは購入前にあらかじめ比較しておくと良いでしょう。商品の特徴をチェックして、ぜひ自分の目的に合った歯磨き粉を選んでくださいね。

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