あなたのしみ・そばかすはどのタイプ？正しく紫外線対策をしましょう

夏でなく春秋や冬も、紫外線対策は必須です。紫外線対策でよく耳にするUV-AやUV-Bとはどのようなものなのでしょうか？

UV-Aは、紫外線A波のことを指すのですが、あまり聞き慣れた言葉ではありませんよね。UV-Aは肌の真皮まで到達する力があるので、コラーゲンなどの組織を破壊してしまいます。それによって肌のハリや弾力を低下させてしまい、シワ・たるみの原因となります。更に、残念なことにUV-Aは曇りの日でも、室内にいても同じように照射します。今日は日が出てないから安心！という訳ではないのですね。日中は外出しない日でもUVケアを気にかけることをおすすめします。

UV-A対策を出来る製品には”UVAロゴ”が表示されているのですが、これは欧州委員会が定めたUV-Aを防ぐ条件を満たしているもののみに表示されてます。つまり、”UVAロゴ”が表示されている商品を選べば効果的ばUV-A対策が出来る、ということなのです。

続いてUV-Bですが、こちらは紫外線B波のことを指します。日焼けをした時に赤みが出てしまうのはこのUV-Bが原因で、前述した”メラノサイト”という色素細胞を刺激する力によより、しみやそばかすを引き起こしてしまいます。

日焼け止めやファンデーションに表示されているPAという表記は、上記のUV-Aを防ぐ力の程度を示しています。ご存知の通り、数字ではなく「PA＋」から「PA＋＋＋＋」の4段階で表示されていますよね。これは日本独自の表記方法だそうで、全ての商品に表記されている訳ではないので注意が必要です。

こちらは上記のUV-Bを防ぐ力を数値化したものです。”サンバーン”という、日焼けをして肌が赤くヒリヒリした状態になるまでの時間を長く引き伸ばせるほど、数値が大きくなります。最高値は「50＋」です。

特に日常的に注意したいのがUV-Aです。洗濯物を干す時や、ちょっとそこまで買い物、という時も油断せずに帽子や日傘などで紫外線対策をするのが望ましいでしょう。

また、肌のターンオーバーがスムーズに行われているかどうかもメラニンの蓄積に影響します。通常、ターンオーバーのサイクルは6週間ですが、加齢や生活習慣の乱れによってターンオーバーが遅くなると、メラニンが排出されずに蓄積されてしまうのです。睡眠不足や栄養不足、クレンジングのし忘れには十分に気をつけましょう。

日焼け止め、毎日塗っていますか？前述の通り、紫外線対策は毎日の積み重ねが大切です。夏の暑い日にのみ塗っても不十分、ということなのです。

日焼け止め商品には"PA"や”SPF”が表記されていることがほとんどだと思いますが、その日の気候やシーンによって数値の高い日焼け止め・低い日焼け止めを下記のように使い分けることをオススメします。

・散歩、買い物など軽度の外出や屋内で過ごす日　【SPF20・PA＋＋】

・屋外で軽いスポーツやレジャーをする日　【SPF30・PA＋＋＋】

・真夏日のレジャーやマリンスポーツ、ウィンタースポーツをする日　【SPF50＋・PA＋＋＋＋】

状況によって日焼け止めを使い分け、肌に過剰な負担がかからないようにしましょう。

しみ・そばかすを予防するには、メラニンの生成を抑えることが出来る美白有効成分を配合した化粧品を使用するのがオススメです。毎日の洗顔でしっかりとクレンジングをしたら、よく泡だてた洗顔料で優しく洗い、すぐに美白有効成分を配合した保湿液・美容液で保湿をしましょう。しみやそばかすを防ぐには、健康な肌作りも欠かせないポイントだということです。

肌の表面から紫外線対策をすることも大切ですが、身体の中からの対策も大切です。中でもしっかり摂りたいのが”ビタミンC”。ビタミンCにはメラニン色素の合成を妨げる作用があり、紫外線によって壊されたコラーゲン細胞の生成を助長してくれる働きもあります。ここでは、毎日コツコツビタミンCを補給していくための、オススメのおやつをご紹介します。

オレンジ、キウイ、バナナを細かく切り、ボウルに豆乳とヨーグルトを入れて混ぜます。混ぜすぎると分離してしまうので注意です。

混ぜ終わったらヨーグルトを器に盛り、切ったフルーツを乗せて完成です。

ビタミンCが多く含まれるフルーツと、美肌作用のある豆乳の作用で紫外線対策にぴったりです。

トマト1個とりんごを皮付きのまま1/4個をミキサーに入れ、レモン果汁大さじ1/2を加えて混ぜるだけのスムージーです。

トマトにはリコピンが含まれていて、りんごの皮にはりんごポリフェノール、レモンにビタミンCが含まれているのでこちらも美肌効果抜群です。

どちらも簡単にビタミンCを摂ることができるので、忙しい朝に作ってみてはいかがでしょうか。

実は、使用するファンデーションの種類によってコンシーラーを塗る順番を変えると良いそうなのです。パウダーファンデを使用する方は先にコンシーラーを塗りましょう。逆に、リキッドファンデやクリームファンデを使用する方はファンデーションの後にコンシーラーを塗りましょう。この使い分けでカバー力が高まり、綺麗にしみやそばかすを隠すことができます。

自然にしみ・そばかすを隠したい時に意外と悩むのがコンシーラーの色選びですよね。お悩みによって、色を使い分けると綺麗に隠すことができます。

色の濃いしみやそばかすを隠したい方は肌としみの中間色のコンシーラーを、色の薄いしみやそばかすでお悩みの方はワントーン明るめのコンシーラーを使用するのが良いでしょう。コンシーラーでうまくシミやそばかすを隠せないなあという方は、色選びに気をつけてみると良いかもしれません。