【医師監修】「光」ひとつで若返る?美容や健康に良い光と悪い光とは
美肌を作る光①赤い光
さて、ここまで「お肌をブスにする光」をご紹介してきましたが、ここからはお待ちかね、「美肌をつくる光」をご紹介していきたいと思います!
赤い光はお肌を若々しくする?
先ほど、「グラフの外側に行くほど肌の影響が強くなる」と言いましたよね?
それはなにも悪影響だけではありません。
良い意味でもお肌に影響を与えてくれることがあるのです。
その典型が「赤い光」。
赤い光は、グラフで言うと右側にあることが分かります。
外側にあるので、お肌への影響は強いです。
では、どんな影響を与えるかというと「お肌の線維芽細胞を活性化する事でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促し、しわ、たるみ、ハリを改善してくれる」のです!
つまり、赤い光を浴びるだけでどんどん美肌になるということ。
こんな嬉しいことってありませんよね。
赤い光を浴びるにはコラーゲンマシーン!
「今すぐ赤い光をたくさん浴びたい!!」
そんなあなたには、「コラーゲンマシーン」がおすすめ。
コラーゲンマシーンとは、日焼けサロンのようなカプセルに、赤色LEDをたくさん取り付けた装置のこと。
裸で中に入ることで、赤色の光を全身にたっぷり浴びることができます。
「コラーゲンマシーンに入るとお肌がプリプリしてくる」
「しみやくすみが薄くなる」
ということで、女優さんやモデルさんの間でも話題となっています。
コラーゲンマシーンはエステやスポーツジムで体験することができるので、興味がある方はぜひ一度ためしてみてはいかがでしょうか?
美肌を作る光②オレンジの光
最後に、コラーゲンマシーンよりももっと身近にある、美のための光をご紹介していきたいと思います。
オレンジ色の光はメラトニンを増やす?
先ほど、「ブルーライトはメラトニンを減らし、睡眠の質を悪くする」と説明しました。
青い光を浴びると脳が「朝だ!」と勘違いし、睡眠を遠ざけてしまう、ということでしたよね。
実は、それと反対の光もあるのです。
それが「オレンジ色の光」。
青い光は脳を「目覚めさせる」効果がありますが、一方でオレンジ色の光はリラックスさせる効果があります。
オレンジ色に染まった夕焼けをみていると、なぜか心と体がリラックスしますよね?
オレンジ色の光はメラトニンの分泌を促し、睡眠の質を高めると言われているのです。
寝室の照明はオレンジ色に
あなたの寝室の照明は、どのような光ですか?
青白い「昼光色」にしていませんか?
「最近なかなか寝付きが悪くて…」という方は、
寝室の照明をオレンジ色の「電球色」に変えることでリラックス効果が高まり、睡眠の質が良くなります。
睡眠はお肌にとって非常に重要なもの。
今一度、照明を見直してみてはいかがでしょうか?
まとめ
さて、いかがでしたか?
本日は「美肌になる光」と「おブス肌になる光」をご紹介いたしました。
日常的に何気なく目にしている光が、お肌に大きな影響を与えているということが分かっていただけましたでしょうか?
未来の美肌のカギを握っているのは、高級な美容液ではなく、日常的に浴びている「光」。
光の力をうまく活用して、おブス肌を脱却しましょう!
監修医師プロフィール
東京ブランシェクリニック
院長 大西 真代
[経歴]
2009年:東海大学医学部卒業
2011年:国際医療福祉大学病院初期研修修了 外科系手技、皮膚科の基本を学ぶ
2013年:大手美容クリニック院長に歴任し、複数の都内クリニック立ち上げに携わる
2015年:都内美容クリニック院長就任 スタッフが選ぶNo.1ドクターに5年連続選ばれる
2021年7月:東京ブランシェクリニック院長就任
[保有資格・所属学会]
美容皮膚科学会
美容外科学会
[クリニック]