出会いのチャンスを近づけるための「ちょっとだけ変わる」コツ

続いてネット上のコミュニティサイトが出会いのきっかけになっている方もいらっしゃるのですね。こうして見ると、仕事関係といった日常から旅先での偶然の出会いまで、パートナーとの出会い方は様々。恋愛から遠ざかっているとついつい「出会いがない」と言いがちですが、実は「出会いを見逃している」のかもしれませんよ。

「モテ系ではないから、出会いがないんだ」と一度は思ったことがあるのでは？　私たち女性は、若い頃から長い年月をかけてテレビや雑誌で「モテ系」を意識させられてる気がしますよね。でも、自分の周りのパートナーがいる人を振り返ってみると、意外とモテ系女子ばかりではないのでは？　自分の好みをはっきり持っている人ほどお似合いの相手がいるようにすら感じます。

「モテ系なんて似合わないから」「今日もどうせ出会いなんてないし」と、とりあえず外に出られる程度の「恋愛モード・オフ」の格好で外出していませんか？　恋愛対象になる人がいないからといって、日々ユルんだ意識では「出会わなくても大丈夫です」という消極的なオーラを発してしまっているのかもしれませんよ。

型どおりのモテ系になる必要はないのです。仕事に行って帰るだけという日でも、「今日は友達と夕食なんだ」という服装やメイクを少しずつ取り入れてみてください。そうしていると少しずつ「恋愛モード・オン」に傾いていくでしょう。これはキレイ・カワイイの容姿の問題ではなく、毎日キチンと感のある大人女性でいましょうということ。

毎日キチンと感のある大人女性は、モテを意識して年相応とは言えないような頑張りすぎているタイプよりもむしろ好感度が高いかもしれませんよ。

アラフォーに対しては、パートナーの有無についてなかなか聞きにくいものですよね。周囲の方も、あなたに異性を紹介したいけどいいのかな、と気になっている方もいるかもしれません。「私、出会いたいんですよね」と会社の人や取引先の人、飲食店の人、ちょっとした知人など、みなさんに言ってみてください。

毎日キチンと感のある格好をして明るくそう言っている姿を見ると、「だったら紹介してみようかな」と思ってもらえるかもしれません。「どんな人がタイプなの？」と会話が生まれ、自然と出会いのドアが開かれるかもしれませんよ。

お見合いや紹介、街コンなどの「結婚を意識してセッティングされた出会い」の場合、年齢や年収、趣味などの相手の情報がわかっているだけに、相性の良し悪しを大げさに判断してしまうかもしれません。

例えば、初対面で沈黙の時間が長くなるほど会話のない夫婦生活を想像してしまうといったように、初めてあったその日から結婚後の夫婦の時間と重ね合わせてしまうことが多いようです。料理の頼み方が気になる、シャツの趣味がちょっと変…とツッコミはじめると、どんどん気になるポイントが増えてしまうことも。

これはズバリ「この人が結婚相手になる」と思ってしまい、理想の相手像との違いが目について一気にハードルが上がるからだそう。ただ出会いたいのではなく理想の男性像を思い浮かべるのはとっても大事なことですが、一度会っただけでその人の良いところがわかるものでもないですよね。

次、「この人とはどういう場所で会うのがいいかな」「飲み友達になれればいいや」というくらいの気軽な感覚で、もう一度会う約束を自分からしてみてもいいのではと思いますよ。