【医師監修】あれ、目ヂカラなくなってきたかも…。歳とともにぼんやりしてくる目元に二重整形はアリかナシか!?

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二重整形の種類って?

二重整形の種類って?

もう少し目力があれば若々しい印象になれそうなのにと、鏡を見るたびに思ってしまうのは女心ですよね。

 

そこで、目元をぱっちりさせる選択肢のひとつとして「二重整形」についてどんな種類があるか見てみましょう。

【メスを使わずまぶたを留める「埋没法」】

二重まぶたのラインを作りたい線にそって、まぶたの裏側から数カ所を糸で留める方法です。

糸で留めた部分が折り込まれるので、そこがヒダになります。

 

メリット

・施術時間が短い

・メスを使わないのでダウンタイム(整形後の回復するまでの期間)が比較的少ない

・腫れが少ないので長期間休みが取れない方や他人にばれたくない方にオススメ

・糸で留めているだけなので、思い立ったら戻すこともできる

 

デメリット

・糸で留めているだけなので、プチっと取れてしまうこともある

・クリニックの技術次第ですが、目を閉じた時、糸で留めた結び目部分がゴツゴツと目立ってしまう場合がある

・眼瞼下垂などでたるみが激しい場合は、無理やり埋没法にすると余分な皮膚がよれて不自然になる場合も

 

【メスを使ってまぶたを切り取る「切開法」】

メスを使う手術で二重のラインを作り出します。

まぶたの皮膚を切除してたるみを除去します。

全切開と部分切開があり、なりたい二重の状態に合わせて切開する幅を決めていきます。

眼瞼下垂などでまぶたのたるみが大きい場合は、皮膚の範囲を大きく切り取ります。

 

メリット

・一重に戻る心配がほぼないので、半永久的にスッキリした大きな目でいられる

・比較的傷が目立たない

 

デメリット

・メスを使うので手術後の腫れが大きくなり、ダウンタイムが長くなる

・痛みが大きい場合がある

・元の状態に戻せない

 

【メスを使って余分な脂肪を取る「脂肪除去」】

目元の腫れぼったさにお悩みの方にオススメです。

切開して余分な脂肪細胞を取り除き、切開した部分を丁寧に縫合する方法です。

 

メリット

・まぶたを切開したラインが二重の襞になるので、スッキリした大きな目元を手に入れられる

 

デメリット

・メスを使うので手術後の腫れが大きくなり、ダウンタイムが長くなる

・痛みが大きい場合がある

 

【まぶたのたるみやくぼみを改善する「注射」】

埋没法も切開法もちょっと怖いという方には、まぶたを引き締める成分やくぼみにボリュームを与えるヒアルロン酸などを注射して、二重のラインをくっきりさせる方法があります。

 

メリット

・ダウンタイムが短く2~3日で腫れや内出血が治ることが多いので、長期休暇が取れなくても週末を利用して施術を受けることができる

 

デメリット

・個人差はあるが、施術の効果は半年から数年。二重を継続させたいなら定期的に注射する必要がある

 

二重整形の注意点

二重整形に踏み切る前に、注意点も確認しておきましょう。

【複数のクリニックでカウンセリングを受ける】

糸で留める、メスや注射を使うといった様々な二重整形の方法がありますが、何よりも大事なのはカウンセリング。

「こんな目になりたい」という希望をイメージすることは大事ですが、ご自身の顔に合った自然な二重がどのようなものか、医師と相談することが大事です。

 

また、医師自身の「好みの二重」というのも違うので、できれば複数のクリニックでカウンセリングを受けてくださいね。

まぶたが重くなった原因によって最適な施術方法も違います。

専門医の見解にはきちんと耳を傾けましょう。

 

【すぐに決めずに、冷静な判断を】

かつては整形の実体験を耳にすることは貴重でしたが、今ではインターネット上で整形をカミングアウトしている方も多く、表に出にくかった整形の情報がたくさん手に入るようになりました。

それにより、長年のコンプレックスや加齢によるお悩みをお持ちの方も「整形」をひとつの手段として検討される方も多くなってきたように思います。

 

気軽になってきたとはいえ、美容整形のクリニックに訪れるのは多くの方にとって非日常の体験ですよね。

スタッフの上手な接客トークを聞いていると、断りきれずにすぐ契約してしまいそうになるかもしれませんが、冷静に判断する強い意志が必要です。

 

美容整形のほとんどは保険適用外になるので、診療費の全額が患者さん負担となります。

保険診療とは違い、クリニック側が自由に価格を決められるのです。

 

「今だけ半額」などの謳い文句もとても魅力的に感じるかもしれませんが、一旦帰って検討するという冷静さも持っておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「整形」がテーマということで、専門医監修のもと「二重整形」について解説してまいりました。

 

アラフォーになるとエイジングが目立ちはじめるお年頃です。

自分らしく前を向いて歳を重ねていくためにも、不安に感じることや疑問点は事前に専門医に相談し、じっくりと時間をかけて考えてから施術に踏み切るようにしてくださいね。

監修医師プロフィール

監修医師プロフィール

みずほクリニック 院長 小松 磨史(こまつ きよし)

[経歴]
H6年 札幌医科大学卒業
H6年 札幌医科大学・形成外科入局
H10年 札幌医科大学・大学院卒業 医学博士取得
H10年 米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)
H12年 札幌医科大学・形成外科 助教
H14年 北海道砂川市立病院・形成外科 医長
H17年 大手美容形成外科入職(院長歴任)
H26年 みずほクリニック開院(院長)

[免許/資格]
・日本形成外科学会・形成外科専門医
・日本美容外科学会・正会員
・医学博士

[メッセージ]
私達が目指すのは、一人ひとりのコンプレックスを克服し、自信に満ちあふれた笑顔と晴れやかな気持ちでいて頂けることが何よりもの願いです。そのためには真摯に患者様と寄り添い、これからも美容外科医としての使命を果たしていきたいと考えております。

[クリニック紹介]
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