人肌しい季節がやってくる…。女子が寂しくなる3つの理由と対処法

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人肌しい季節がやってくる…。女子が寂しくなる3つの理由と対処法

「冬になると、どうも人肌恋しくなる…」

 

女子なら誰しも一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか?

 

・肌に吹き付ける風が寒くなってきたとき。

・街中にイルミネーションが灯りはじめたとき。

・真っ暗で寒い部屋に帰ってきたとき。

 

隣に抱きしめてくれる恋人がいないと、どうしようもなく寂しくなっていたたまれない気持ちになってしまうこと、ありますよね。

 

でも一体、どうして寒い季節ってこんなに人肌恋しくなってしまうのでしょうか?

実は、そこにはれっきとした理由があったのです。

 

本日は、「寒い季節に女子が人肌恋しくなってしまう理由」と、その対策をご紹介していきたいと思います。

人肌恋しい季節がやってくる

肌寒いこの季節、彼氏ナシ女子の中には、「人肌恋しくて寂しい」と感じている方も少なくないかもしれませんね。

 

ハロウィン、紅葉、クリスマス、お正月、バレンタインetc.

秋から冬にかけては、カップル向けのイベントが目白押し。

 

そんなロマンチックなシーズンに彼氏がいないという現実を前にして、

「抱きしめられたい」と思ってしまうのも無理はありません。

 

吹き付ける風の冷たさも相まって、誰かのぬくもりが欲しくなってしまうのは至極当然のことです。

寒くなると人肌恋しくなる理由とは?

寒くなると人肌恋しくなる理由とは?

でも、春や夏などの暖かい季節よりも、秋冬などの寒い季節に人肌恋しくなってしまうのは、一体なぜなのでしょうか?

実は、そこにはれっきとしたメカニズムが存在しています。人肌恋しさは、科学的に説明することができるのです。

 

ここからは、寒い季節に人肌恋しくなってしまう理由をご説明したいと思います。

理由(1)日照時間が短い

「冬になるとわけもなく寂しくなってしまう」

その理由として挙げられるのは、「日照時間の短さ」です。

 

人間の脳内には「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が存在しています。

セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれており、自律神経のバランスを整え、メンタルを安定させてくれる効果があります。

 

セロトニンの分泌量は、太陽の光を浴びることで浴びることで増えると言われています。

 

そのため、春や秋などの日照時間が長い季節はメンタルが安定しやすく、

逆に秋冬などの日照時間が短いため、セロトニンが減少し、「寂しい」という感情が芽生えやすくなってしまうのです。

理由(2)寒い

「温度」と感情は、深く関係しています。

実は、「寂しさ」を感じることで、体温が実際に低くなるのです。

 

人間は「寂しさ」を感じているときに皮膚の温度が低下し、

「愛情」を感じているときは皮膚の温度が上昇すると言われています。

 

肌に吹き付ける空気が寒くなってくる季節は、「愛情を得ることで体を温めたい」という本能が働くため、自然と人肌を求めてしまうのかもしれません。

理由(3)道行くカップルが増える

前述の通り、秋から冬にかけてはさまざまなカップル目向けイベントが待っていますよね。

街行く幸せそうなカップルを見て、

 

「うらやましい…」

「私も幸せになりたい…」

 

と思ってしまうのは、「オキトシン」というホルモンによるもの。

 

女性の脳内では、男性よりもオキトシンが多く分泌されていると言われています。

 

オキトシンは「愛着」「嫉妬」に関係しているホルモン。

オキトシンの分泌が多い人ほど、周りの人をうらやましく思ったり、「私も誰かとつながりたい」という感情が強くなります。

 

一般的に男性よりも女性の方が「人肌恋しい」と感じやすいのは、そういった理由も関係しています。

人肌しい季節はどうすればいいの?!

このように、秋冬に「人肌恋しい」と感じてしまうのには、体の様々な機能が関係していることがわかりました。

 

とはいっても、「仕組みがわかったところで、一体どうすれば寂しさが埋まるの?!」というのが最も聞きたいことですよね。

もちろん、感情というものは思い通りにコントロールすることはできませんが、少しの工夫で寂しさと距離を置くことは可能。

 

ここからは、人肌恋しい季節をハッピーに乗り越えるための素敵な方法をご紹介します。

人肌恋しい季節の対策(1)素敵なコートを買う

寂しい季節をハッピーな気分で乗り越えるために非常におすすめなのが、「お買い物」

 

お買い物をしているとき、脳内では「ドーパミン」という快楽物質が出ます。

このドーパミンのおかげで寂しさを打ち消す効果が期待できるのです。

 

重ね着が多くなる秋冬は、ファッションの季節といっても過言ではありません。

素敵な洋服が店頭にならび、「今年はどんなファッションでおしゃれしよう」などと考えているだけでも、わくわくしますよね。

 

お気に入りのコートで身を包んでいると、不思議とハッピーな気分になって人肌恋しさも忘れてしまいます。

また、先ほど述べた通り「温度」と「感情」には深い関係があるので、コートは体をしっかりと温めてくれる生地のものを選ぶのがおすすめです。

人肌恋しい季節の対策(2)男友達と食事に行く

「寂しさを紛らわす方法」と検索するとよく出てくるのが「女友達と遊ぶ」というもの。

たしかに女同士で遊ぶのも楽しいのは事実ですが、やっぱり心のどこかで男性を求めてしまう…という方も少なくないかもしれませんね。

 

「彼氏がいない」というのはデメリットではなく、良いところもあります。

誰と遊びに出かけても、とがめられることがありません。

 

人肌恋しい季節は、めいっぱいおしゃれして、素敵な男性と食事に行ってみるのも良いかもしれません。

 

しかし、ここでひとつ注意。

 

寂しさを感じているときというのは、ついガードが弱くなってしまいがち。

あとさき考えずに関係を持ってしまうのは、あまりオススメできません。

 

自分の価値を低く見積もらず、安売りしてしまわないように気を付けましょう。

 

もし関係を持つにしても「のちのち後悔しないかどうか」をよく考えることが重要です。

人肌恋しい季節の対策(3)バナナを食べる

もう少し科学的な観点から言うと、「バナナを食べる」というのも、寂しさを解消するうえで有効な方法です。

 

バナナに含まれる「トリプトファン」は、脳内で幸せホルモン「セロトニン」に変化します。

脳内に十分なセロトニンが供給されることで、メンタルが安定し、寂しさを感じづらくなると言われています。

 

バナナ以外の食材で言うと、大豆製品、乳製品、穀類などにトリプトファンが多く含まれています。

健康な心は、健康な食事から。心にしっかり栄養を補給しましょう。

人肌恋しい季節の対策(4)クリスマスの意味を知る

あなたはもしかしたら「クリスマス=カップルのイベント」などと思い込んではいませんか?

その固定観念が、あなたの寂しさを一層強めてしまう原因かもしれません。

 

クリスマスはもともと、「キリストのミサ」という意味で、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。

 

日本では「恋人の日」というように思われていますが、欧米ではお正月のように「家族でゆったりと過ごす」というのが一般的です。

つまり、「クリスマスに恋人がいない = 寂しい」と考えられているのは、日本だけ。

 

ではなぜ、クリスマスがいつのまにか恋人と過ごすようになったのでしょうか。

 

それは、バブル時代にメディアによって仕立て上げられた、商業戦略。

若者向け雑誌にクリスマス特集が増え、「恋人と過ごす」というイメージが植え付けられたことが理由だと言われています。

 

つまり、クリスマスなんてただの祝日にほかありません。

「体育の日」や「勤労感謝の日」と同じようなものなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は「秋冬の人肌恋しさ」についてお話ししました。

 

寒い季節に人肌恋しいと感じるのは、「ホルモンのせい」。

 

彼氏がいなくても、寒い季節を楽しむ方法はたくさんあります。

 

あまり思いつめず、どうやったらハッピーに秋冬を楽しめるのか考えてみるのも良いかもしれませんね。

 

<参考URL>

 

・TABI LABO  https://tabi-labo.com/166581/ten-facts-of-loneliness

・東洋経済ONLINE  https://toyokeizai.net/articles/-/205178?page=2

・こころとからだの健康掲示板 https://fumibooks.info/oxytocin-justice-jealousy

・For your Life https://fumakilla.jp/foryourlife/52/

・TRILL  https://trilltrill.jp/articles/565656

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