意外と知らない皇室。普段何してる?今話題のあの結婚騒動の全容と批判されている理由とは?

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令和3年の家族構成

令和3年の家族構成

皇族の家族構成は当然変化していきます。令和3年時点の皇族の構成をまとめました。

天皇皇后両陛下

令和3年の天皇は徳仁(なるひと)さま、皇后は雅子(まさこ)さまです。天皇陛下は上皇上皇后両陛下の嫡男で、皇后陛下はもともと外務省に勤めていた経験があります。嫡女に愛子(あいこ)さまがいます。

上皇上皇后両陛下

上皇陛下は昭和天皇の嫡男である明仁(あきひと)さま、上皇后陛下は美智子(みちこ)さまです。

秋篠宮家

秋篠宮家は、上皇上皇后両陛下の第2皇男子で天皇陛下の皇弟にあたる文仁(ふみひと)さまと妃の紀子(きこ)さまからはじまる家系です。嫡女が10月に結婚によって皇籍を離れた眞子(まこ)さま、次女に佳子(かこ)さま、長男の悠仁(ひさひと)さまがいます。悠仁さまは20歳以下の皇族で現在唯一の男子です。

常陸宮家

昭和天皇の次男にあたる正仁(まさひと)さま、妃の華子(はなこ)さまの家系です。

三笠宮家

昭和天皇の皇弟にあたる崇仁(たかひと)さま、妃の百合子(ゆりこ)さまからはじまる家系です。現在は嫡男の寛仁(ともひと)さまは薨去され、寛仁さまの妃の信子(のぶこ)さま、その娘にあたる彬子(あきこ)さま瑶子(ようこ)さま、百合子さまのみが存命です。

高円宮家

崇仁さま、百合子さまの三男憲仁(のりひと)さまと妃の久子(ひさこ)さまからはじまる家系です。現在憲仁さまは薨去され、久子さまと嫡女の承子(つぐこ)さまのみです。

話題の結婚騒動はなぜ起きた?眞子さまご結婚の概要

2021年10月、秋篠宮眞子さまは小室圭さんとの結婚により、正式に皇籍を離れることになりました。2人の結婚をめぐって、様々なニュースが飛び交ったことが記憶に新しい方も多いでしょう。なぜこのような騒動が起きたのか、概要を簡単にまとめました。

秋篠宮家長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚

お2人の結婚については、2017年の9月に婚約が内定していました。お2人が26歳のときです。婚約内定後、小室さんの元婚約者と母親との金銭トラブルが発覚し、2018年2月に宮内庁は一度結婚を先送りにすると発表しました。しかし2021年10月になってお2人の結婚は正式に発表されます。

 

今回の結婚に際し、儀式も一時金の支給もなく、一時金の金額を決める皇室経済会議も開かれなかったといいます。女性皇族の結婚としては異例であり、戦後初めてのことです。

結婚で皇室を出た女性はいる

皇室の女性が結婚によって皇籍を離れることは、珍しいことではありません。実際、戦後7人の皇族女性が結婚によって皇籍を離れました。

日本の古い慣習が浮き彫りになった世間の反応

今回の騒動の論点は、小室圭さんの元婚約者と母親が金銭トラブルを抱えていたことから、小室圭さんが眞子さまの結婚相手としてふさわしくない、という世論が大きかったことにあります。

 

賛否両論分かれる点ではありますが、小室圭さん自身に大きな問題があったとはいいきれません。実際に宮内庁が10月に正式に結婚を発表したことや、皇族の中にもお2人を応援する人物がいたことからも明らかです。今回のことは、世間体を気にする日本の古い慣習が浮き彫りになった騒動といえるかもしれません。

 

結果として、小室圭さんと眞子さんは本人たちの希望どおり結婚し、日本を飛び立つことになりました。

まとめ

皇室の基本情報や、眞子さまの結婚騒動の概要までまとめました。皇室の歴史や制度は、日本という国を語る上では外せない話題のひとつです。皇室の方々は由緒正しい家系として、日本国民の健康を繫栄を祈る公務もおこなっています。

 

この記事が皇族の方々のことを知るきっかけになれば幸いです。

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