真似したい！海外セレブ愛用のジュエリーブランド

　創業者の御木本幸吉は1893年に、世界で初めて真珠の養殖に成功しました。彼がその6年後、東京・銀座に立ち上げた真珠専門店がミキモトの始まりです。

　1913年のイギリス・ロンドンへの出店を皮切りに、上海、ニューヨーク、パリ、ロサンゼルス、シカゴに海外支店をオープンしました。昭和初期にはすでに、世界のセレブ御用達のジュエリーになっていたのです。

　往年の海外セレブ、マリリン･モンローも、新婚旅行で訪れた日本でミキモトに立ち寄りました。パールネックレスを贈った夫とはすぐに離婚しましたが、ミキモトパールを生涯大切にしていたと言われています。

　近年では、日本でも大ヒットした「SEX AND THE CITY」で、主人公を演じたサラ・ジェシカ・パーカーが身につけていたことでも話題になりました。

　ミキモトのパールネックレスは安くても20万以上しますが、小ぶりなピアス・イアリングであれば2万円台から購入できます。

　パールのアクセサリーは冠婚葬祭にも身につけることができるので、大人の女性なら1つは持っておきたいアイテム。せっかく買うなら、最高級のモノを選びましょう。

　京都発のジュエリーブランド・俄。創業者の青木敏和は1979年に京都で彫金教室を開業し、1983年に俄を立ち上げました。

　俄のジュエリーは、古都・京都の石畳や夏の風物詩「祇園祭」、平安時代の御所車、茶室の格子窓など、日本・京都らしいモチーフで作られ、日本特有の繊細さと気品を兼ね備えています。

　個性的でストーリー性のある俄は、ブライダルジュエリーにもぴったり。俳優の水嶋ヒロさんと歌手の絢香さんご夫妻が俄の結婚指輪を選ばれたことで、人気に火がつきました。

　近年は、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など、世界中のセレブが集うイベントでも大人気。スーパーモデルのミランダ・カーや、映画『メリー･ポピンズ・リターンズ』で知られるエミリー・ブラントも、俄のジュエリーを身につけていました。

　創業から40年足らずで、早くも日本を代表するハイジュエラーに成長した俄ですが、普段使いしやすい10万円以下のアクセサリーもあります。他では買えない独創的なデザインは「それどこで買ったの？」と聞かれること間違いなし！

　北欧・デンマーク出身のデザイナー、マリア･ブラックが手がけるジュエリーブランド。創業者兼デザイナーのマリア･ブラックは、地元コペンハーゲンとロンドンで修業を積んだ後、2010年に最初のコレクションを発表しました。

　マリア･ブラックは故郷である北欧に根付いた「ミニマリズム」と、ロンドンの音楽文化「パンク」や「ロック」の要素を融合してデザインしているそうです。シンプルながら芸術性が高く、どんなコーディネートにマッチします。

　ハリウッドスターのアンジェリーナ・ジョリーや、ミュージシャン、レディー・ガガをはじめ、著名なファッショニスタが愛用するジュエリーです。

　セレブ御用達のプチプラアクセとして日本でも注目され、今年4月には東京・六本木に直営店がオープンしました。

　価格は1万円以下～1万円台のものがほとんど。1つ身につけるだけで重ね付けしているような存在感あるデザインが特徴です。

　直営店以外に、セレクトショップやファッション通販サイトなどでも取り扱っています。さっそく検索してみてください。

　デザイナーのフィリップ･オーディベールが1989年に設立した、フランス・パリ発のジュエリーブランドです。

　彫刻家でもある彼のジュエリーは、芸術性の高い洗練されたデザインが魅力。ファッションの一部ではなく、独立したアートとして成り立つジュエリーを追求しています。

　1999年にはクリスタルガラスの老舗「SWAROVSKI」（スワロフスキー）とパートナーシップを結び、数種類の多角クリスタルについて独占権を得ました。シルバーにスワロフスキーを贅沢にあしらったブレスレットは、ブランドを代表するアイテムの1つです。

　数々のファッション誌で紹介されるようになり、ミュージシャンのビヨンセやニッキー・ミナージュも着用していました。

　シルバーやゴールドを基調としたクールなデザインが多く、カジュアルファッションやユニセックスなパンツスタイルにもぴったり。ペアアクセサリーやメンズアクセサリーも豊富です。

　こちらも1万円以下～1万円台のアイテムがほとんど。直営店はありませんが、セレクトショップやファッション通販サイトで購入できます。