私ってもしかしてキープされてる?そう気づいたときの対処法は?
彼と連絡はほぼ毎日とってるし、ご飯や買い物、お出かけはそこそこ頻度が高いものの「彼女」のポジションかどうかはよくわからない。なんとなく歯切れの悪さを感じたり、「私って、もしかしてキープされているんじゃ…?」と不安を抱いたりすることのある方もいるかもしれません。
恋愛感情として好意を抱いている相手に対して「自分はキープなのかな」と思うことはなかなかショッキングでもあります。ダメージをできるだけ最小限に抑えるためにも、そう気付いたときの対処法についてご紹介します。
そもそもなぜ「キープ」ポジションが存在するのか?
男性が「キープ」を作りたくなるときの心理は諸説ありますが、「彼女候補の本命が別にいる」「寂しさを紛らすために異性との時間を充実させたい」「承認欲求を満たしたい」といった状態が挙げられるようです。
まず「彼女候補の本命が別にいる」状態ですが、付き合いたいなぁと思っている女性が別にいつつもまだまだ付き合う段階ではないとき、本命以外の女性をキープして欲求を満たす傾向があるようです。
次に「寂しさを紛らすために異性との時間を充実させたい」場合には、男性は特定の異性をキープする心理があるようです。これは見栄もあるかもしれませんね。わかりやすい状態は彼女に振られた、または別れたばかりで寂しいとき。それまでずっと隣にいた彼女が急にいなくなった寂しさから、いわば「一時的」な穴埋めのため、キープポジションを作る傾向があるようです。
他にも仕事や趣味以外で「異性との時間」があることに優越感をもちたいとき。平日の仕事が終わった後や休日に、友人と遊んだり趣味をして過ごしたりするのも良いけれど、「一人で暇なのはいやだ」「周りと比べて一緒に過ごしてくれる彼女がいない」と感じてしまうと、キープポジションの出番のようです。
また、「承認欲求を満たしたい」状態は、「多くの異性にモテたい」「好きになってもらって尽くされたい」といった気持ちから生まれるようです。思わせぶりな言動で女性を振り向かせることに心地よさを感じ、自分に好意がある女性をキープすることで承認欲求が満たされることがあるようです。
こういった言動をしてくる男には注意?「キープされてる女」に訪れがちな”男の素振り”
男性のキープを作る心理から、次の5つのような言動は疑ってみても良いかもしれません。
二人でいるときでも頻繁にスマホを気にする・いじる
カフェでゆったり過ごしたり買い物をしたり、ときにはドライブに行ったり…二人で楽しい時間を過ごしているはずなのに、なぜか片手にはいつもスマホがあってチラチラ画面をみている。そんなときは、目の前のあなたを差し置いて、気になる相手が別にいるというシグナルかもしれません。
一緒にいないときは既読スルーまたは返信が遅い
二人でいるときの「頻繁にスマホを見ている姿」から、さぞかし人からの連絡はマメにチェックしているんだろうなぁ…と思っているのに、あなたからの連絡に対してはスルーや返事が遅いことはありませんか?
男性は本命からの連絡が一番楽しみでお待ちかね。やっと来た!と思ったメッセージが本命ではなくただのキープであるあなただと後回しにする可能性は高いのかもしれません。
自分のプライベートについてあまり語らない
男女に関わらず、本当に好意をもっている相手には自分を知ってもらいたいため、自己開示をする傾向があるものです。
彼が自分のプライベートを語ろうとしない場合、あなたに対する恋愛感情は薄く、そのため知ってもらいたいことも最低限で良いと考えているかもしれません。
二人の写真を撮らない
キープであっても二人で過ごす時間が楽しいことはあるでしょう。でも「二人の思い出」にするほどの気持ちはないため、二人で映っている写真はそこまで求めないというひともいるようです。彼が撮る写真の被写体は景色やごはんといった「モノ」がほとんどでしょう。
こちらの誘いにはあまりノッてこない
あくまで「キープ」というポジションであるため、彼が必要と感じたときだけの出番です。つまりお誘いは基本的に「彼から」がメイン。
キープから「〇〇がしたい!」と誘ってきたとき以外にあなたが提案したところで、彼が必要と感じなければノッてくることはないといえるでしょう。
「キープされてるな…」と気付いてしまったときの対処法
彼からするとキープは「都合の良い女性」でしかありません。連絡したらすぐ返してくれる、誘ったらノッてくれる、その積み重ねで「俺を好きでいてくれる」と思い自分に都合の良いように扱う。この積み重ねを断ち切ることが「脱キープ」の近道です。
連絡は即レスしない
すぐに返信すると「そんなに俺のことが好きなんだな」と思わせてしまうだけでなく「暇人だな」と思わせてしまうリスクもあります。
相手のペースに振り回されないためにも即レスは控え、いつでもすぐに返信できるわけではないことを知らせましょう。
自分からの連絡も控える
こちらからの連絡頻度が高いと「こいつ俺に惚れてるんだろうな」となめられてしまう可能性もあります。これではいつまで経っても「都合の良いキープ」。ほどよいラリーを楽しむようにしましょう。
時間は有限。自分の価値を高める
進展のないものに時間を割くより、新しい恋に挑戦するほうがあなたの経験値や価値が上がる可能性が高いといえるかもしれません。キープとしての居心地の良さにハマる前に、キープ疑惑に気付いた時点でスパっと断ち切る勇気をもちましょう。
まとめ
「私ってキープされてる?」と思ったときは、少しでも好意をもっている相手であるがゆえにダメージが大きいものです。しかしその気づきもあなたの価値を上げる大事な経験。キープから進展のないまま時間を過ごすか、断ち切る勇気をもって新たな恋に挑戦するかはあなた次第です。
勇気のある決断の先にはきっと素敵な出会いが待っていますよ。