【医師監修】進化が止まらない!綺麗を素早く手に入れる『美容レーザー』治療を詳しく解説
美容レーザーで美肌を手に入れる
レーザーでの美肌治療は毛穴の引き締めや、お肌の入れ替え、コラーゲン増生を促進するものが多いのが特徴です。
レーザーフェイシャル
レーザー治療が不安な初心者にとって挑戦しやすい治療です。
シミやそばかすを明るくし、キメを整えたり、皮脂分泌を抑え、アクネ菌を殺菌する事でニキビ予防する効果が期待できます。
脱毛効果もあるので、顔の毛がなくなり、滑らかなお肌になります。
照射中は輪ゴムではじかれたような痛みがありますが、ダウンタイムはほぼありません。
レーザートーニング
通常のシミ取りレーザーはメラニンを含む異常角化細胞を破壊するのですが、レーザートーニングは細胞を破壊することなく細胞内のメラニン排出を促進する事ができます。
“美白トーニング”とも呼ばれる事もありますが、基本的には肝斑やシミ・クスミを改善する施術。
今までのレーザー治療では肝斑が悪化するリスクがあったため、禁忌とされてきましたが、レーザートーニングは肝斑を悪化させずに徐々に薄くすることが期待できる治療です。
また、真皮まで届く長波長で照射することで、毛細血管を収縮させ、赤ら顔の改善効果も期待できます。
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、皮膚へ微細なレーザー光線を点状照射(フラクショナル照射)することで、皮膚にダメージを与えます。
このダメージを創傷治癒力により再生する事でコラーゲンを増加させ、お肌のハリやキメを改善し、開大した毛穴の縮小やニキビ跡の改善などに効果を実感する事ができます。
一回でお肌が約10~15%入れ替える効果があると言われ、レーザーを照射した後は1ヶ月程度、皮膚再生が続きます。
フラクショナルレーザーは大きく2つの種類があり、ノンアブレイティブ(非蒸散型)とアブレイティブ(蒸散型)とに分かれます。
①ノンアブレイティブ(非蒸散型)フラクショナルレーザー
皮膚表面には大きなダメージを与えず、表皮内に空洞を作ります。
肌質の改善、毛穴、しわ、たるみ、軽度のニキビ跡に効果がありますが、アブレイティブフラクショナルレーザーに比較すると効果はマイルドで治療回数がかかることが多いです。
施術中の痛みとしては、ゴムで少し弾かれるような痛みがありますが、大きな痛みではありません。
痛みが気になるようであれば麻酔をしてもらえるか確認しましょう。
照射後は赤みや乾燥、腫れ、軽い痛みなどのダウンタイムがありますが、数時間から数日ほどで落ち着きます。
(アファームマルチプレックス、フラクセル3、ピコフラクショナルなど)
②アブレイティブ(蒸散型)フラクショナルレーザー
皮膚表面に無数の穴をあけます。
痛みが強く、麻酔をしての施術となり、深いニキビ跡や開いた毛穴に効果が高い分、ダウンタイムも長め。
赤みは3日ほどでひき、かさぶたは1週間ほどで次第に剥がれます。
スケジュールに余裕のあるタイミングで受けるのが良いでしょう。
(エコツー、アンコアなど)
美容レーザーでムダ毛のないツルツル素肌
レーザー脱毛は黒色に反応するレーザーを体毛にあて、その際に発生する熱で毛根と毛包の細胞を傷つけ半永久的に脱毛効果を得る施術です。
黒い色に反応する性質を利用した施術なので、日焼けをしたお肌だと火傷のリスクが上がり、照射レベルを落としたレーザーを当てる事になります。
そうすると脱毛効果が弱まってしまうので、施術を受ける際はお肌が白く、毛が黒い状態で受けるのが良いでしょう。
脱毛をすることで毛が生えにくくなると、毛穴が目立地にくくなり、お肌がキレイになったように見えるといった嬉しい効果も期待できます。
脱毛の施術後はお肌がいつもよりも敏感になっているのでUVケアは必須。
お肌を見せる機会が増えるのは夏ですし、それまでの紫外線の強くない季節、長袖等でお肌の露出が少ない時期に施術をしておくのがオススメです。
エステサロンの脱毛との違いについて
美容医療以外のエステサロン等で脱毛を受ける事ができますが、エステサロンでの脱毛は光脱毛(フラッシュ脱毛)となります。
医療脱毛レーザーは医療機関でのみ使用できる強力なレーザーで、脱毛効果が高く、少ない治療回数で脱毛を完了する事ができます。
また、医療機関ですと医師が常駐しているため、トラブルが発生しても適切な処置を行うことが可能です。
医師がいないエステサロンでは毛根を破壊する行為が禁止されているため、エステサロンでの脱毛は毛の成長を一時的に減毛する制毛処理となります。
迷いも無く、早く安全に脱毛を終わらせたい方は美容医療での永久脱毛がオススメ。
永久脱毛でなく、一時的な減毛で良い場合にはエステサロンでの施術を検討しても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
一言にレーザー治療と言っても、シミや肝斑の除去、美肌効果を狙った治療、脱毛と多くの施術に活用されているレーザー。
様々な治療がありましたが、基本的に施術後はUVケアが必須という共通点がありましたね。
施術を受ける場合、シミや肝斑に関しては種類によって使用するマシンが異なりますし、お肌にダメージを与える施術になるので治療間隔や治療回数などクリニックにしっかり相談して施術を受けるようにしましょう。
監修医師プロフィール
エルムクリニック広島院
院長/副総院長 佐藤 亜美子
[経歴]
2008年 広島大学医学部医学科卒業
広島赤十字・原爆病院、広島市立広島市民病院、中国労災病院にて医師として勤務
2014年4月 美容皮膚科エルムクリニック広島院 勤務
2018年1月 美容皮膚科エルムクリニック広島院院長就任
[所属学会・資格]
日本美容皮膚科学会会員
日本整形外科学会会員
ジュビダームビスタ認定医
ボトックスビスタ認定医
日本化粧品検定1級取得
[クリニック]