薄毛を隠すだけじゃない!自然なウィッグでおしゃれ度アップ

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ウィッグの選び方 ②素材を決める

素材は「人毛」「人工毛」「ミックス」の3種類があります。
 

人工毛は種類が豊富で安価

「人工毛」のウィッグはデザインやカラーが豊富で、安価なものが多いです。

形状記憶の素材で、色あせにくく、お気に入りのスタイリングを長く楽しむことができます。

 

速乾性にも優れ、お手入れも簡単。

ウィッグ初心者には人工毛の方が扱いやすいかもしれません。

 

以前に比べると品質が高くなりましたが、自然さでは人毛にかないません。

光の当たり方によっては明らかに人工とわかってしまう場合もあります。
耐熱性でアイロンやコテが使えるものもありますが、基本的には熱や静電気には弱いです。

 

ミックスタイプでいいとこ取り

人毛と人工毛を混合して作られた「ミックスタイプ」はそれぞれのデメリットを補い合い、メリットを兼ね備えた商品です。

高品質のものであれば、見た目は人毛と変わらないくらい自然で、お手入れは人工毛と同じくらい楽。

まさに「いいとこ取り」ができる素材です。

 

一般的には人工毛の割合が多く、人毛は20%~50%程度。

人毛が多いほど自然に見えますが、スタイリングの保持性は低くなります。
両方のメリットを兼ね備える一方で、使い続けていると両方のデメリットに直面することもあるので注意が必要です。
 

人毛は自然なツヤや手触りが魅力

人間の毛で作られた「人毛」のウィッグは、手触りも見た目も自然です。
地毛と同じようにコテやアイロンでスタイリングすることも可能。

中にはカラーリングやパーマができる商品もあります。

 

人工毛よりも高価ですが、「とにかく自然に見せたい!」という人におすすめです。

 

一方でデメリットもあります。
人毛なのでクセ・はね・うねりが出たり、枝毛になったりすることがあります。

人工毛に比べてスタイリングが崩れやすく、髪色も徐々に色あせてきます。

重さも人工毛より若干重いです。

 

ウィッグの選び方 ③植毛方法を決める

「植毛方法」も見た目の自然さや装着感に関係するので、購入時の検討材料にしてください。

総手植え

総手植えのウィッグは職人が1本ずつ丁寧に、ネットに植毛して作ったウィッグです。
毛の立ち上がりや流れ、分け目など、本物の髪に近い見た目が再現されています。

 

自然さのポイントとなるつむじもバッチリ!

着け心地が軽く、通気性が高いのも特徴です。

 

手間と時間がかかっている分、やはりお値段は高くなります。

しかし、見た目の自然さや着け心地の快適さは総手植えならではです。
 

機械植え

機械植えのウィッグはすべて機械で加工されているので、総手植えのウィッグに比べてコストが安く、価格が手ごろです。
機械では本物の頭髪に近い毛の流れを再現するのは難しく、自然さでは総手植えのウィッグにかないません。

 

また、毛の量が多いので通気性や軽量性の面でも劣ります。

毛の流れが規則的なので、ストレートスタイルには向いているようです。
 

部分手植え

素材と同様、植毛方法にも“ミックスタイプ”があります。

一般的につむじ部分や顔周りだけを手植えしているものが多く、「部分植え」と呼ばれています。


ウィッグを自然に見せるために重要な部分は手植えで、ほかは機械植えで仕上げています。
総手植えに近い自然さと値段のお手頃さを兼ね備えた植毛方法です。
 

ウィッグをより自然に見せるには

ウィッグをより自然に見せるには

最後にウィッグをより自然に見せるポイントをご紹介いたします。

人工毛はテカリを抑えて

人工毛が不自然に見える原因の1つは「テカリ」です。

本物の頭髪でもツヤツヤの髪はありますが、人工毛のツヤは作り物っぽく見えてしまうことがあります。

 

ウィッグのテカリを抑えるには、ベビーパウダーや制汗スプレーが効果的です。

どちらも肌についても安全で、いい香りをプラスしてくれます。
 

人工頭皮付きはつむじや生え際が自然

人工頭皮はシルクやシリコンなどで頭皮を再現したものです。

つむじや生え際が自然になるので、至近距離で見られても安心。

医療用のウィッグによく使用されています。

 

値段は人工頭皮なしのものに比べて高価になります。

本物の頭皮に被せて使用するので通気性が悪く、アレンジの自由度も低いです。
 

試着してから買う

ウィッグは通販でも購入することができます。

通販は多数の商品を比較し、誰にも知られずに購入することができますが、実際に着けてみないことにはわからないこともあります。

 

より自然に装着できるウィッグを選ぶためには、試着してみるのが1番です。

最近は通販でも試着できるショップがありますので、できる限り試着してから購入するようにしましょう。

 

近くに専門店がある場合は、勇気を出して行ってみてください。

プロのアドバイスでより自分に合ったウィッグを選べると思います。
 

まとめ

いかがでしたか?

今回はウィッグを自然に見せる方法をご紹介してまいりましたが、ウィッグを着けていると人に知られることを必要以上に恐れる必要はありません。
ウィッグでおしゃれを楽しんでいれば、ウィッグを使用していることを指摘されても恥ずかしい思いをしないのではないでしょうか。

 

ウィッグを使ってみようと思ったきっかけはネガティブなものかもしれませんが、ウィッグは今や芸能人やモデルさんたちも使っているおしゃれアイテムです。

せっかくウィッグを使うなら、思いっきりおしゃれを楽しんでくださいね♪

 

 

<参考URL>

・MALIBU WIG

https://www.malibuwig-web.com/column/

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