【痩身医療】脂肪を凍らせて破壊！脂肪冷却とは？効果やメリットを解説
部分痩せが叶うと話題の痩身医療「脂肪冷却」をご存じですか？
メスを入れずにダイエット効果が得られる脂肪冷却は、クリニックでのダイエット治療に抵抗を感じる女性たちの間で、リスクの低い施術として注目されています。
本記事では、脂肪冷却の特徴やメリット・デメリット、副作用のリスクについて解説します。
ダイエットしてもなかなか取れない脂肪にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください！
話題の痩身医療「脂肪冷却」とは？
脂肪冷却とは「気になる部位の脂肪細胞を冷却、破壊する痩身医療」のことです。
仕組みとしては、水と筋肉の氷点が異なることを利用して脂肪細胞だけを凍らせます。水は0℃、脂肪は4℃で凍り始めるため、脂肪細胞内の脂肪分のみが凝固する4℃で皮膚を冷却することで脂肪細胞を破壊し、体外へ排出します。
一度の施術で冷却部位の20%程度の脂肪を減少させられ、冷却した脂肪細胞は常温に戻っても再び機能することはありません。
脂肪冷却の特徴
脂肪冷却の特徴は以下のとおりです。
・メスや麻酔を使用しないため身体への負担が少ない
・脂肪細胞の数を減らせるためリバウンドしにくい
・食事制限や激しい運動を必要としない
食事制限や運動によるダイエットでは、脂肪細胞の縮小によって体重減少や身体の引き締めが可能ですが、脂肪細胞の数は減らせません。
対して脂肪冷却では、冷却によって機能しなくなった細胞は老廃物として排出されるため、脂肪細胞の数自体を減らせ、排出された分身体の膨らみが減り、部分痩せが叶います。
さらに数そのものを減らせるため、リバウンドしにくいのも大きな特徴です。
脂肪細胞を冷却、破壊するこの治療は、医療行為に該当します。エステサロンでも受けられますが、出力の弱い医師免許不要の機器での施術となるため、痩身効果をしっかり得たい場合は、医療機関での治療をおすすめします。
施術効果があらわれるまでの期間
脂肪冷却の効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、早くて1ヶ月ほど、効果のあらわれ方が緩やかな場合2ヶ月～4ヶ月ほどかかります。
凍結した脂肪は2、3日で自然死（アポトーシス）を起こし始め、約2週間でピークに達したあとゆっくりと老廃物として排出されます。
即効性はありませんが徐々に変化していくため、急激な体重減を伴うダイエットのように余った皮膚が弛む心配もないとされています。
施術可能な部位
脂肪冷却は、主に以下のような部位への施術が可能です。
・背中
・二の腕
・腹部
・太もも
・ひざ上
・ふくらはぎ
・フェイスライン など
脂肪がつきやすい二の腕やおなか周りなどにピンポイントで施術でき、一人ひとりのお悩みに寄り添った部分痩せが実現します。
施術回数・頻度
脂肪冷却は一度で効果を得やすい治療法ですが、脂肪細胞が減少した状態を維持するために、同じ箇所に複数回施術を行うことをおすすめします。
目安は、1ヶ月〜1ヶ月半に1回のペースで3回〜5回程度です。
定着度合いには個人差があるため、医師に相談しながら治療を進めましょう。
施術後のアフターケア
医療機関での施術後、効果を高めるためのアフターケアとして冷却部位のマッサージが行われます。
また、クリニックによっては、施術後に服用する脂肪の排出を補助するサプリがプランに含まれている場合もあります。
破壊された脂肪細胞はリンパによって運ばれ、リンパの流れをスムーズにするため、施術後1週間～3週間程度は施術部位のセルフマッサージを行うとよいでしょう。
脂肪溶解注射との違い
脂肪冷却と同じく部分痩せが期待できる治療法として、脂肪溶解注射が挙げられます。
いずれも脂肪にアプローチする施術であることは共通していますが、異なる点にも注目してみましょう。
脂肪冷却ではまれに神経損傷が起こるリスクがあるため、顔への施術はできません。
施術を希望する部位や脂肪のつき方などによってどちらが適切かは異なるため、医師に相談しながら施術内容を決めましょう。
脂肪冷却のメリット・デメリットとは？
脂肪冷却に限らず、痩身医療には多くのメリットがある反面、少なからずデメリットもあります。
脂肪冷却のメリット・デメリットは以下のとおりです。
妊娠中や授乳中の方、アレルギーや皮膚疾患をお持ちの方、ヘルニアを患っている方などは、脂肪冷却の施術を受けられません。
持病がある場合は、必ずカウンセリングで医師に相談しましょう。
脂肪冷却はリスクあり！？副作用やリスクについて
脂肪冷却の安全性の高い治療法ですが、副作用として以下の症状が挙げられます。
・施術部位の赤み／腫れ／痺れ／鈍痛／かゆみ
・施術部位の内出血
・施術部位の感覚異常や神経損傷 など
副作用には個人差がありますが、上記のような症状があらわれるケースがあります。
しかし、冷却による軽い痛みは施術後10分、赤みは2時間～3時間、内出血やかゆみは1週間～2週間程度で落ち着くといわれています。
施術による副作用やリスクに関する疑問点は事前に医師やクリニックに確認し、納得したうえで治療にのぞみましょう。
まとめ
身体への負担が少なく、痛みやダウンタイムも少ない話題の痩身医療「脂肪冷却」。
「体重を落としたのに気になる部分のお肉はまったく消えない」
「クリニックでダイエット治療を受けてみたいけれど痛みや傷跡残りが心配」
といった悩みや不安を抱える方にピッタリの治療法といえるのではないでしょうか。
リバウンドなく部分痩せを叶えたい方は、ぜひご検討ください！
