【歯科医監修】自分の口元に自信を持ててますか?心の底から思いっきり笑うには「歯肉整形」が良い!?

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傷痕を目立たせない歯茎整形

傷痕を目立たせない歯茎整形

歯茎整形のなかには、歯茎を縫い合わせる時に極細の糸を使って歯茎のラインを整える治療法もあります。

 

麻酔を使用するため痛みがほとんどなく、細い糸を使用するためにほぼ傷跡が目立たない施術です。

 

この整形によって、歯茎の位置の改善や黒ずみの改善口内バランスの修正などが期待されるため、簡単でありながら、さまざまなメリットがある点が人気の秘密です。

 

また、大掛かりではないため、ダウンタイムなどもなく人にバレずに施術できることも特徴です。

歯肉整形のメリット

特徴でも述べたとおり、歯茎の長さの改善、ガミースマイルの根本的な改善が期待できます。

 

また、元の位置に戻ってきてしまう後戻りを予防するために、セラミックの歯を併用し効果を最大化することもできます。

 

歯肉整形のデメリット

一般的に歯茎整形はデメリットよりメリットが多いとされています。

ですが、手術を行うためいくつかのデメリットも報告されています。

 

まず一番多いのは、後戻りの現象です。

 

粘膜を切除すると、縫合の仕方によっては徐々に元の位置に戻ってきてしまうこともあります。

また、短時間で歯茎を見えなくなるよう処理をするため、赤みや出血一時的な痛み炎症が起こる場合もあります。

 

そして、きちんとしたカウンセリングを行い、顔全体のバランスを熟考しておかないと、何度も整形手術を行わなくてはならなくなります。

 

費用や体力面を考えて、事前のカウンセリングは大変重要です。

 

歯茎を形成する場合に、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目の溝までギリギリまで切ってしまうと、歯の長さが強調され、大きな印象になってしまうこともあります。

 

また、歯茎を下げることにより歯の根の部分が露出し知覚過敏を起こすこともあります。

 

基本的には歯の根が露出しないように施術するのですが、タバコや過度のブラッシングなどで治癒が悪くなると、計画していた位置に歯茎が戻らず歯の根が露出してしまうこともあります。

 

歯肉整形の効果

そもそも歯肉整形にはどのくらいの効果があるのでしょうか。

 

粘膜を切除する方法、歯茎を形成し直す方法は管理が悪いと後戻りすることがあります。

 

骨を切除、切削する方法は一度手術を行うと半永久的にその効果が持続するとされています。

 

ですが、その一方でその形に満足がいかなくなっても、元に戻すのは大変難しいです。

 

きちんと医師と相談をし、全体の顔のバランスを考えて手術に臨んでください。

 

そのほかの歯肉整形の方法

具体的な治療法として、粘膜切除するもの、歯肉形成などの施術もあります。

 

まず「粘膜の切除」ですが、これが上唇が上ずってしまう形を防止するための施術です

歯と歯茎の境目を切開し、上唇の粘膜を縫合する処置を行いますが、切開するのみの施術であるため、後戻りが多いとのデメリットもあります。

 

約3〜6ヶ月ほどの期間効果がみられるようです。

 

そしてもう1つは歯周ポケット周辺を切開し、歯茎そのものの形を整えていくものです。

あまり切開できる部分が多くないため、歯茎がもともと長くない人に効果的な施術です。

 

比較的安価で行えるので、気軽に施術する方も多い方法です。

 

しかし、歯肉整形やガミースマイルの治療法は、保険適応外となっているため、病院によって金額や施術方法、種類などが異なることも注意が必要です。

 

日本人の骨格とは

日本人の骨格とは

アジア人の骨格には、歯茎の骨を構成している上顎など口周りの骨が出ているという特徴があります。

 

また、骨自体が縦長であるために、歯茎が長く見えたり、口を開いた際に一番上まで歯茎が見えてしまうのです。

 

それに加えて、歯並びにも原因があるといわれています。

 

歯のサイズが小さく歯茎が見えやすくなっていたり、低い位置に生え揃っていたりするため、全体的に歯と歯茎の境目が見えやすくなっていることも特徴として挙げられます。

 

そもそもの骨格がガミースマイルになりやすいのですが、その他にも個人によっては、上唇の形状、歯茎そのものが原因となっている場合もあります。

そのほかの原因

骨格の他にも、各個人が持っている構造も相まってガミースマイルになる場合もあります。

 

例えば、上唇の幅が短かったり口元がそもそも大きい方は歯茎の長さ以前に、そもそも口の中が見えやすい状態なのです。

 

下唇によって下の歯茎はきちんと隠れていますが、薄い上唇では歯茎がうまく隠れずに上まで見えてしまいます。

 

そのほかにも、あまりに口元の筋肉や表情筋、上唇挙上筋が発達しており、少し口角を持ち上げただけでも大きく持ち上がってしまう場合などもあります。

 

また、歯茎自体の構造の問題により、歯の位置に歯茎が重なっている場合、歯茎が発達していることが原因で見えやすくなっていることもあります。

 

その場合は、歯のサイズが小さすぎたり、歯の位置が低すぎたりしなくとも、歯茎の長さが際立ってしまいます。

 

まとめ

まとめ

一概に歯肉整形といっても、歯茎を切るもの、歯を削るもの、骨格自体を修正するものなど、さまざまな種類と方法があります。

 

手術によって、根本的にガミースマイルを改善するものから手軽に行える施術など、それぞれの状態など、結果に応じた手術があることもポイントです。

 

大切なのは、自分の口腔状態をきちんと把握し、どの程度の改善を希望するのか、明確にしておく必要があります。

 

ガミースマイルが強いコンプレックスであるために、うまく笑えず、自分の性格もどんどん内向的になってしまった方や人とコミュニケーションを取るのが難しくなってしまった方もいるかもしれません。

 

それが整形によって改善するのなら、やってみる価値はありませんか?

 

人間の表情のなかで一番素敵で輝いている表情は間違いなく笑顔です。

自分の輝いている表情に自信を持つためにも、もしガミースマイルに悩んでいる方がいたらぜひ一度お医者さんに相談してみてください。

 

自分にあった治療法を見つけて、口元を隠さずに周りに素敵な笑顔を振りまいてくださいね!

監修医師プロフィール

監修医師プロフィール

ルミエールデンタルオフィス

院長 行方 隆博 氏

 

[経歴]

東京都品川区出身
日本大学中学・高等学校卒業
日本大学歯学部卒業

都内で勤務医を経て2020年に神奈川県逗子市にてルミエールデンタルオフィス開業

歯医者嫌いの方のための歯医者を目指し日々奮闘中

 

[所属学会]

顎咬合学会

日本口腔インプラント学会

 

[クリニック]

公式HPはコチラから

 

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