元祖テディベアブランド「シュタイフ」から日本限定クリスマスモデル『リトルサンタ2021』発売!商品概要、予約店舗などをご紹介
元祖テディベアブランドといえば、「シュタイフ」。
他とは一線を画す本物のクオリティで、古今東西・老若男女問わず愛されています。
そんなシュタイフから2021年9月11日から予約販売を開始したのが、日本限定クリスマスモデルの『リトルサンタ2021』!
クリっとした瞳と愛くるしい表情がたまらないと話題に。
本日は、シュタイフの概要と『リトルサンタ2021』の商品情報をご紹介します。
大切な人へのクリスマスプレゼントをお考えの方はご参考にどうぞ♡
シュタイフとは?
クリスマス限定モデルについてお話しする前に、「シュタイフって何?」という方のために簡単にご説明させていただきます。
シュタイフとは、世界で初めてテディベアを作った、まさにテディベアの老舗ブランド。
ドイツに拠点を置く会社で、欧米では「出産祝いならシュタイフ」と言われるほど長い人気を誇っています。
今やテディベアを語るうえで欠かすことができないトップブランドとなったシュタイフですが、その誕生にはドラマのような歴史が隠されていました。
シュタイフの歴史
シュタイフの創業者は、マルガレーテ・シュタイフ(1847~1909)という女性でした。
彼女はわずか1歳のときに小児麻痺にかかり、右手と両足が不自由に。
一生を車いすで過ごすことになってしまいます。
マルガレーテの両親は、障害に負けず自立できるようにと、裁縫をマスターできるように彼女を育てました。
そして彼女が20代のとき、シュタイフの前身である「フェルト・メール・オーダーカンパニー」を設立。最初は、女性や子ども用の服を作っていました。
発端となったのは、1880年12月のこと。マルガレーテは、甥や姪へのクリスマスプレゼントとして、フェルトと羊毛で作った8体のゾウのぬいぐるみを贈ります。
甥のリチャードは成人してからマルガレーテの事業を手伝い始めましたが、「本物のようなクマのぬいぐるみを作ってみてはどうか?」と提案。
このとき、世界で最初のテディベアである『55PB』が誕生しました。
これは首と手足が動き、素材も最高級のものを使って作られている上品なものでした。
やがて『55PB』はアメリカ人バイヤーの目にとまり、改良を重ねて量産体制に入ります。
同じころ、アメリカではクマのぬいぐるみの人気が高まりつつあり、偽物や粗悪品も出回り始めました。
そこで登場したのが、シュタイフの製品である証である「ボタン・イン・イヤー(耳にボタンをつける)」というトレードマーク。これは最高級の品質の証明として始まり、現在も続いています。
「ボタン・イン・イヤー」のトレードマークは3種類
シュタイフ製品であることを証明する「ボタン・イン・イヤー」のトレードマークには大きく分けて3種類あります。
白タグ+赤文字
「地域限定」「数量限定」「年度限定」といったように、生産数に制限のある限定品につけられるタグです。レプリカ以外の限定品のほとんどがこれにあたります。
白タグ+黒文字
1900年代初頭のシュタイフ製品を復刻したもの(レプリカ)につけられるタグです。
デザインが同じだったとしても、サイズや素材が異なる場合はこのタグをつけることができません。
黄タグ+赤文字
定番商品につけられるタグです。カタログに掲載している間は数に制限がなく、注文に応じて生産されます。