友情も恋愛も、とっても大切な人間関係。
しかし、残酷なことに「友達と好きな人が被ってしまった…」というケースも少なくありません。
そんなとき、あなたならどうしますか…?
好きな人を諦めて友達に譲る?
それとも友情を捨てて好きな人にアプローチする?
すぐに答えが出ることではありませんが、今回は意を決して「結婚歴13年を経過した今も夫とラブラブな筆者」「様々な夫婦をリアルに見てきた筆者」だからお伝えしたいことがあります。
真実の愛情とは何か?
真実の友情とは何か?
この記事を通して、今一度ご自身の人間関係を客観視してみましょう。
友情?それとも恋愛?友達と好きな人が被ったら考えること
はじめに、結婚生活13年の筆者が素直に感じることをお話しします。
筆者の考えに違和感をもつ人もいるかと思いますが、そもそも全てのことに「正解」などないのです。
友情を取るも恋愛を取るも、全てはあなたの自由でありあなたに与えられた選択です。
筆者の考えが、後悔しない選択の手助けになれば幸いです。
恋愛>友情
嫌な女に聞こえてしまうかもしれませんが、筆者は「友情より恋愛を取る派」です。
その理由を簡単にご紹介してみましょう。
・結婚したら「家族」になるため、友情より比重が重い
・友情の充実よりもパートナーシップの充実を優先した方が人生が豊かになる
・(女性は特に)結婚や子育ての関係上、交友関係が変化しやすい
こう考えるようになったのは、リアルに結婚生活を送ってみて様々な変化に気づいたからです。
それぞれの理由をより詳しく解説していきたいと思います。
結婚したら「家族」になるため、友情より比重が重い
筆者が友情よりも恋愛を優先させるのは、恋愛の先に「結婚」というゴールがあるからです。
結婚は恋愛とは異なり、好きだけでは上手くいきません。
なぜなら、自分自身の気持ちはもちろんパートナーの気持ち・両親・義両親・子どもたちのことまで複雑に絡み合っているからです。
友情も大切です。
しかし、10年以上の結婚生活を円満に過ごしてきて断言できることは「友達がいなくても家庭円満であれば幸せ」だということ。
筆者は自慢ではありませんが、友達が少ないです。
何かあってもすぐに頼れる友達はいません。
ですが、その代わりに絶対的な信頼関係で結ばれている夫と子どもたちがいるため、日々とても充実しています。
少々冷たい言い方になってしまいますが、友情なんて夫婦の絆に比べればもろいものです。
実際、お金・病気・トラブルなどの問題が発生した際、最も近くで支えてくれるのは家族ですよね。
筆者にとって、どう考えても「友情より恋愛の方が重要度が高い」という決断になってしまいます。
友情の充実よりもパートナーシップの充実を優先した方が人生が豊かになる
筆者の周りには「結婚後も友情を優先させている子」と「結婚後は友達付き合いを少なくして家族優先にしている子」の両方がいます。
双方を見て感じるのですが、結婚後も友情を大切に(固執?)している子のほとんどが、夫婦仲が上手くいっていないという共通点があるのには驚きました。
一方で、友達付き合いを減らして家庭優先にしている子は夫婦仲も良く幸せそう。
友情を深めることで、人生により多くの彩りを与えて楽しい時間を共有することもできるでしょう。
しかし、それは「安定した家庭」という土台があってはじめて花咲くものだと感じます。
友情を全て捨てて恋愛に没頭しなさいという訳ではありませんが、友情のために愛している人を諦めるのは、筆者としてはあまりおすすめできません。
愛する人を諦めて友情を取った結果、あなたには何が残るでしょうか?
(女性は特に)結婚や子育ての関係上、交友関係が変化しやすい
筆者が友情より恋愛を優先させる理由のひとつに、女性ならではの交友関係の変化があります。
これは結婚して子育てをしてきたからこそ実感したのですが、女性は特に「ライフステージの変化に伴い交友関係が激変する」ということ。
例えば、多くの女性が結婚・子育てに時間を割く30〜40代では、交友関係のほとんどが「ママ友」「習い事の関係者」になります。
独身時代とはガラッと交友関係の層が異なります。
・保育園でのママ友
・小学校でのママ友
・中学校でのママ友
このように、数年単位で交友関係に変化が生じるため、学生時代のような「親友とずっと仲良し」ということは激減するでしょう。
女性はライフステージによって交友関係が大きく変わっていくからこそ、筆者は友情よりも自分の気持ち(好きな人と結婚したい!)を大切にしてきました。
その結果、今では理想の家庭を築けて幸せいっぱいです!
筆者の体験談〜友情より恋愛を優先した結果〜
筆者の夫は、ズバリ「モテ男」です。
顔がかっこいいのはもちろんですが、女性を惹きつける色気やカリスマティックな一面もあります。
そんな夫と結婚する前、実は筆者にも「友情か恋愛かどっちを取る!?」というシチュエーションがあったので、ここでお話ししてみたいと思います。
先輩が先手マウント!?
筆者と夫は高校時代にお付き合いをしていたのですが、お互い別々の道を選択。
しかし、26才の夏、急に高校の先輩(女)から連絡が入りました。
「〇〇君(筆者の夫)が会いたがってるよ!連絡先を教えてあげてもいいかな?」と。
夫との復縁を密かに夢見ていた筆者は、その連絡をもらって大喜び!
先輩にその気持ちを伝えようとすると…なんとその先輩からカミングアウトが!
「実はわたし、高校のとき〇〇君が好きだったんだ。今回連絡が来て、久しぶりにときめいちゃった!」と…。
そんな先手マウントを取られ、後輩の筆者がしゃしゃり出られるわけがない…。
筆者は泣く泣く先輩の恋を応援することにしました。
先輩の恋を応援…
そんなこんなで先輩の恋を応援する羽目になった筆者。
今でこそ「友情より恋愛優先!」と言っていますが、過去の筆者は臆病者でした。
心から愛しいと夢にまで出てきた夫を選ばず、たった数年高校生活を共にした先輩に気を使っていた筆者…。
自分の気持ちを隠しながら先輩の恋を応援。
「何やってるんだろ…わたし…」と自分で自分が嫌になることもありました。
そして、先輩に思い切ってカミングアウト!「やっぱり〇〇君と会います」と。
今だからこそ断言できるのですが、あのとき思い切って先輩に気持ちを伝えなければ、今の幸せな日々はなかったと思います。
先輩とは疎遠に
先輩にしっかりと自分の気持ちを伝えた筆者。
その後はトントン拍子に夫との関係が進み、結婚。
その後、先輩とは疎遠になりました。
疎遠になって感じたことですが、正直「先輩と疎遠になっても何の問題もない」の一言に尽きます。
もちろん、元々先輩とはそれほど深い関係でなかったからですが、それでも「友情よりも生涯の伴侶を得ることの方が幸せに繋がる」と感じます。
女性はライフステージによって交友関係が幅広く変化していくからこそ、新しい気の合うママ友ができるチャンスも多いのです。
友情をないがしろにしていいと言っているわけではありませんが、筆者にとって友情よりも大切にしたいものが家族です。
ですので、筆者は自分の選択に一切の後悔はありません。
恋愛よりも友情を優先するのもアリ!
筆者はここまで「恋愛>友情」とお伝えしてきましたが、もちろんこれは筆者の考えです。
人によっては「友情こそ人生で最優先させたい関係性だ!」と考える人もいますので、恋愛を捨てて友情を取ることも全くおかしいことではありません。
ただし、恋愛よりも友情を取るときに大切なのが「後悔しない」ということです。
恋愛の先に結婚を想像しているのならなおさら。
友達と楽しい時間を共有することはできても、家族になったり子どもを一緒に育てたりすることはできませんよね。
筆者の場合は「自分の家庭を築きたい」「子どもを育ててみたい」という願望があったので、友情よりも結婚を優先させました。
友情を大切にしたいのであれば、諦めなくてはいけないことがあるということだけは覚えておきましょう。
友情を選んで後悔した人の話
最後に、恋愛よりも友情を選んで後悔した人の話をしておきましょう。
筆者の友人は親友と好きな人が被ってしまい、悩んだ結果「自分の気持ちに蓋をして諦める」という選択をしました。
その結果、友人の親友は恋愛に夢中になり、友情よりも恋愛に没頭して行ったそうです。
友人からすると「わたしは友情を取ったのに…」とやり切れない想いでいっぱいだったそう…。
このように、女性の中には恋愛に没頭してしまう人も少なくありません。
特に恋愛初期段階では、友情よりも恋愛を取る人が多い印象です。
もしそうなったら…友情のために恋愛を諦めたあなたは平常心を保っていられるのでしょうか?
恋愛と友情、どちらを取るのかは非常に難しい問題です。
しかし、時としてどちらかを選ばなければいけない場合もあります。
そのときに後悔しないよう、自分の気持ちや将来大切にしたいものなどをしっかりと把握しておきましょう。
まとめ
友達と好きな人が被ってしまったら…ショックだし動揺してしまいますよね。
しかし、そんなときこそ自分の気持ちにしっかりと向き合えるチャンス!
人生をかけて大切にしたいのは友情?
それとも恋愛?
それとも両方?
「友情も恋愛も両方大切にしたい!」という人は、その気持ちを友人に伝え、正々堂々と勝負するのもいいでしょう。
何を大切にしたいかは、あなたが決めることです。
ぜひ、後悔のない選択をしてくださいね!
執筆者プロフィール
C(シー)
元・超恋愛体質女!
片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。
真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。