離婚後の恋愛をうまく進めるコツと注意点

「離婚後の恋愛をうまく進めたい」「離婚してから素敵な恋愛ができなくなった」と悩んでいる人はいませんか?
離婚という大きな経験を通して、恋愛に消極的になってしまったりお子さまの問題で自由に恋愛を進めていけなかったりと、様々な問題を抱えてしまっている人も少なくないでしょう。
今回の記事は「離婚後の恋愛」について深掘り!離婚後に素敵な恋愛をするためには、今までは気にしていなかったことを意識する工夫も必要です。
「離婚後の恋愛を充実させたい」と悩んでいる人は、ぜひ最後までご覧ください。
離婚後の恋愛あるある

はじめに、離婚後の恋愛でよく起こりがちなトラブルや問題点をピックアップしてみたいと思います。
人間不信
離婚の理由は人それぞれですが、例え円満離婚であっても「人間不信」に陥ってしまうケースがあります。
離婚は、ある意味で結婚するよりもエネルギーを吸い取られてしまう行為です。そうしてまでも離婚に踏み切ったということは、お互いの信頼関係が限界値に達したという証でもあるでしょう。
離婚を機に「異性を信じることが怖くなった」「また裏切られるのでは」「また同じような結末になるのでは」という不安が心を占領し、新しい恋愛の妨げになってしまうケースがあります。
離婚後の恋愛は、人間不信との戦いと言っても決して過言ではないでしょう。それほど離婚を通して負った心の傷は深く、新たな恋愛関係に深刻な影響を与える可能性があります。
子どもの存在
お子さまがいらっしゃる場合は、お子さまの存在そのものが新しい恋愛の妨げになってしまうケースも少なくありません。
・子どものことを考えすぎて新たな恋愛に踏み切れない
・育児が忙しすぎて恋愛どころではない
お子さまを養育するうえで物理的に「時間がない」という意味で、新しい恋愛に時間を使えないという問題もあります。
恋愛したいな…と思っても、日々の生活が忙しすぎて出会いがなかったり、好きな人ができても食事に行く時間を取れなかったり。
また、お子さまの年齢によっては「親が他の異性と恋愛している」という現状を受け入れられないケースも非常に多いことが、恋愛後の恋愛の足かせになっているでしょう。
経済的な不安
離婚後、自分の収入だけで生活していくうえで「経済的な不安」はつきものです。
経済的な不安から「老後1人で過ごすのは嫌…」と、条件だらけの恋愛(地位やお金)に走ってしまう人も少なくありません。
そもそも恋愛とは、お互いの利害関係の上に成り立つものではなく、相手を心から愛しく思う気持ちやフィーリングから発生するもの。
離婚後は経済的な不安によってそのピュアなエネルギーが屈折してしまいやすくなり、その結果として「素敵な恋愛関係に発展していかない」という現実を引き寄せてしまいやすくなります。
元夫・元妻との関係性
離婚後の恋愛でよく聞かれるのは「元夫・元妻」とのトラブルによって、新たな恋愛がうまく進まないパターンです。
特に、お子さまがいらっしゃるケースではこのトラブルが顕著に現れます。
定期的にお子さまと元夫や元妻の面会を許している場合、新しい恋人からすると「気分は良くない」のが本音でしょう。
いくら「子どもを介した繋がりでしかない」場合でも、元夫や元妻と連絡を取り合っていて定期的に会うことを快く思う人は少ないものです。
新しい恋愛において2人の信頼関係が強固になるまでは、元夫・元妻との関係性に嫉妬してしまったり違和感や不安感を覚えてしまったりしやすく、そこから関係がギクシャクしてくる可能性も少なくありません。
離婚後に素敵な恋愛をするためのコツと注意点

ここでは、離婚後に素敵な恋愛をするためのコツと注意点について解説します。
厳しいこともお伝えしますが…「離婚の経験を糧に、本気で幸せを掴みに行きたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。
子どもが「最優先」!
幸せな恋愛がしたい…と考えているあなた。はっきりと申し上げておきます。
もしお子さんを養育されていらっしゃる立場であるなら、まずは恋愛のことは忘れてください。恋愛よりも、片親を失った哀れな我が子の心に寄り添って償い、誠心誠意尽くしましょう。
「親だって人間!恋愛をして楽しみたい」という気持ちもあるかもしれませんが、親権を持っていながら子育てよりも自分の恋愛に没頭するのは「親失格」と言えます。
片親を失った子どもの気持ちが、あなたには理解できるでしょうか?まだ自分の力では生きて行けず、親の選択を無条件で受け入れるしか生きる術を持たない…それが「子ども」という生き物です。
大人が守らなければならない子どもを差し置いて、自分の恋愛がどうすればうまく行くのか…そんな心のない人間に、白馬に乗った王子様はやってこないでしょう。やってくるとすれば、白馬の王子様を装った詐欺師くらいではないでしょうか。
「素敵な恋愛がしたい」と思うこと自体は、決して悪いことではありません。改めて欲しいのは「子どもより恋愛を優先させること」です。
特に、お子さまが思春期を過ぎるまでは、異性に対してとても敏感に反応するものです。自分の親が他の異性と関係を持っていると知ることは、子ども心に不安な気持ちを植えつけてしまうでしょう。
離婚後に恋愛を楽しみたい気持ちはわかりますが、親権を持っている以上は「子ども優先」の生活を送るべきだと個人的には感じます。
そのように親として人間として、今やるべきことを冷静に見極めて自己コントロールして行くからこそ、素敵な未来がご褒美として与えられるはず。
ちなみに、筆者の経験上「子どもより恋愛を優先させる人」は、恋愛しても幸せになれていない印象があります。一方で、子どものことをしっかりと考えて子育てに集中している人こそ、運命的な出会いが訪れ結果的に幸せな家庭を築いている印象です。
自己成長
お子さまがいらっしゃらない場合や親権を持っていない場合、そうでない場合に比べて恋愛における自由度は高いでしょう。
独身時代のように恋愛を繰り広げられる「時間の余裕」「金銭的な余裕」があるにも関わらず恋愛がうまくいかない理由は、あなたの魂がまだまだ未熟であるからです。
魂が未熟だと、人を疑ってしまったり誰かのせいにしたり自分を悲劇のヒロインだと思い込んでしまったり…とにかく考えること全てが「マイナス」になってしまいやすいという特徴があります。
人間としてこの地球に生まれているのは、全て魂の修行のためです。未熟な魂を成長させ、より広い視点に立って物事を見れるようになるためです。
なぜ魂の成長は必要なのか?それは、魂の成長こそが「あなたが幸せになれる・幸せだと気づくために必要」だからです。
魂の成長は長い年月をかけてじわじわと進んで行くことが一般的。辛く苦しい経験を見事に乗り越え、自分のためだけに生きるのではなく「自分と同じように他人を大切にすること」を学んだ魂は、輝きをどんどん増していきます。
その結果、自分の魂の輝きにふさわしい輝きを持ったパートナーと結ばれ、充実した恋愛関係も構築して行けるのです。
全ては「映し鏡」です。幸せな恋愛ができないな…と感じたら、その原因は自分自身にあるということ。あなたが鏡に向かって微笑めば、必ず鏡には微笑んだあなたが映りますよね。
幸せな恋愛がしたいのであれば、まずあなたという人間が「他者に愛を与えること」「自分をないがしろにせず自信を持つこと」「全ての出来事を受け入れ感謝すること」など、器の大きな人間になろうと努力することが1番の近道です。
そして、自分の魂が成長しているのを実感できると「もっともっと成長したい!」「愛のある生き方をしたい!」「人のために何かしたい!」と感じるようになるでしょう。
自己成長には、終わりがありません。更なる高みを目指して魂を鍛えることは、恋愛の喜びよりもはるかに高い次元での喜びとなっていきます。
無理に押し通さない
ここまではスピリチュアル的なアドバイスが中心でしたので、最後に現実的なポイントについてもお伝えしておきましょう。
離婚後の恋愛をうまく進めるためのコツは「無理しない」ということです。
離婚後は様々な点においてナイーブになっていることが多いはずなので、無理に関係を進めようとしたり深めようとしたりすると逆効果になってしまう可能性も…。
「なるようになる」「運命なら必ず結ばれるはず」と気持ちを大きく持ち、流れに委ねることも必要かもしれません。
自分に自信を持てなかったり相手を信じることに不安を感じやすかったりする時期でもあるでしょう。離婚後は無理に恋愛するのではなく、子育てや仕事など「今すべきこと」に集中して過ごす方がおすすめです。
その中で新たなご縁に恵まれたのであれば、それはきっと素敵な恋愛に発展していくでしょう。
また、お子さまがいらっしゃるのであれば、必ずお子さまの気持ちもサポートしてあげてください。ただでさえ両親の離婚に振り回されて精神的なダメージが加わっているはずです。
小さな体とまだまだ未熟な精神では、親の新たな恋愛を喜んで受け取れるのは厳しいかもしれません。
お子さまに新たな恋愛を伝えるのか・伝えないか、どうやって伝えるのかも含め、真剣に考えて行動に移しましょう。
再度お伝えしますが、子どもの気持ちをないがしろにして「自分の恋愛を優先」させるような未熟な行いは、必ずいつか自分自身に返ってくるということを忘れないでください。
まとめ
離婚後の恋愛をうまく進めるためには、大人としてのモラルはもちろん「魂の成長」がとても重要になってくるといえます。
むしろ、離婚という出来事は「あなたの魂を成長させるための一つのきっかけ」とも考えられます。
愛ある行動ができる魂には、それ相当の愛ある魂が導かれます。「素敵なパートナーが欲しい」と願うのであれば、自分の魂を鍛えて自己成長を目指していきましょう。
執筆者プロフィール

A(エー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。
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