身体も心もアロマでリラックス!正しい使用方法をご紹介
癒しを求めるアラフォー女性の方々、「アロマでリフレッシュしようかしら…」と思ったことはありませんか?
心身ともにリラックス効果が得られるアロマですが、具体的にどのようなもので、どんな効果が得られるのかという点はあまりご存知ない方もいると思います。
そんな方に、今回はアロマの基礎知識から有効な使用方法、効能などをご紹介していきます!意外と深いアロマの世界。詳しく知ってグングン癒されていきましょう。
アロマとは?
アロマと聞いて思い浮かぶのが”アロマテラピー”ですが、これは”植物療法”の中の1つで、”香り”によって脳へダイレクトに電気信号で作用させたり、鼻の粘膜や呼吸から直接有効成分を取り込む療法のことです。
アロマテラピーでは一般に、みなさんが”快い”と感じる香りが気分や精神をコントロールし、心身の『ホメオスタシス』を整えてくれるそうです。この『ホメオスタシス』は生物が持っている、”健康な状態を保とうとする現象”のことで、必要以上に体温が上下したり、気分が浮き沈みしてしまうことを防いでくれる効果があります。
「いい香りだな」と思うだけでなく、身体にもしっかりとした効能があるのですね。
フレグランスとの違い
香りといえば、アロマの他に”フレグランス”という言葉をよく聞きます。雑貨屋さんやコスメ売り場で度々目にしますが、同じ”香り”がするものとして、アロマとはどのように区別されているのでしょうか?
1番の違いはその原料や製法なのですが、アロマは花や葉、果皮、種子などの”植物から抽出した芳香物質”であるのに対し、フレグランスは”合成的に作成された香料”のことを指します。アロマの芳香物質は香りがいいだけでなく、それぞれの効果効能がアロマに備わっているので古くから薬や治療、香油としても使用されていたそうです。
フレグランスは”香り”には特化していますが、効果効能を考えるとアロマの方が心身に働きかける作用が大きいということです。
知らなかった!アロマの注意点
前述した通り、アロマは植物の芳香成分なので蒸留法や圧搾法など、特殊な抽出方法で生成されています。つまり、アロマはとても繊細なものだということです。
繊細なアロマを選ぶ際や使用する際にはいくつか注意点があります。
①100%天然のアロマを選びましょう。
雑貨屋などで格安で販売している商品の中には、アロマを薄めて販売しているものもあります。より高い効果を得るために、成分表示はしっかり確認してから購入しましょう。
②保存に注意!
アロマは繊細なので、空気や光、熱によっても劣化してしまいます。購入後に直射日光や乾燥を防ぐのはもちろんですが、商品自体が遮光瓶に入っているかどうかも確認しておきましょう。
①原液を直接肌に塗布したり、飲み込んだりしない
アロマは植物の芳香成分だとお伝えしましたが、その分効果効能が凝縮されているため注意が必要です。過剰な摂取は身体に悪影響を与える場合があるので、使用方法を守って楽しんでくださいね。
②赤ちゃんや高齢者の使用は気をつける
前項で書いた通り、アロマは効果効能が高い分、過剰な使用は逆効果を生んでしまう可能性があります。赤ちゃんへの使用は控え、子供や高齢者が使用する場合は少量の使用に押さえましょう。
③体調不良時や妊娠中には注意
また、アロマは体調や体質によって刺激やかゆみを感じる場合があります。病気の際や妊娠中、気分が優れない時の使用には注意が必要です。少量からの使用をはじめ、合わないと感じたらすぐに使用を中止してください。
簡単!アロマの楽しみ方
使用方法には十分な注意が必要ですが、正しく使えば心身ともに癒しを与えてくれるアロマ。初心者の方にも簡単な使用方法をいくつかご紹介していきます。
一般的なアロマの楽しみ方が芳香浴。アロマといえば、と頭に思い浮かぶ”アロマディフューザー”や空気清浄機にアロマを何滴か垂らし、空気中に香りを広がらせる方法です。お部屋にも優しく、殺菌や浄化の効果がありますし、心身へのリラクゼーション効果も得ることができます。
一般に家電量販店などでの購入になるので「少し面倒だな…」と思うかもしれませんが、一度購入してしまえば簡単に効果が得られるので、ネットショッピング等を利用して購入してみてはいかがでしょうか?
経済的にももっと手軽に使いたい!とお考えの方は、洗面器などに70〜80度のお湯を張り、アロマを数滴垂らします。湯気と一緒にアロマの香りが広がるので、洗面器に顔を寄せて鼻から吸い込んでください。リラックス効果の他、肌荒れにも効果あがるそうですよ。
ただ、アロマ成分に顔を近づけることになるので、目の粘膜を刺激しないよう必ず目は閉じて吸い込んでくださいね。
アロマさえ購入できればとても手軽に出来る方法なので、初心者の方には特にオススメな楽しみ方です。
ただ入浴するだけでもリラックス効果が得られると言いますが、より効果を得るために、アロマで一味違うバスタイムを完成させましょう。
浴槽にお湯を張ったら、数滴アロマを垂らします。個人差はありますが、皮膚に刺激が強い場合があるので、まずは1、2滴から始めてみてください。
鼻からだけでなく皮膚からの吸引も期待できます。お湯に浸かる、という効果との相乗効果で筋肉をほぐし、身体のリラクゼーションに一役買ってくれます。
短時間で済ませたい方は大きめの桶にお湯を張り、足湯をするだけでもオススメです。