やっぱり桁違い?!海外セレブの子育て事情
ファッションや恋愛など、生き様すべてに注目が集まる海外セレブ。女性にとっては育児の様子も気になるところですよね。
今回はロイヤルファミリーを中心に、海外セレブの子育てをピックアップ!意外と庶民派で参考になるセレブの子育てから、桁違いで真似できない仰天子育てまで、さまざまなセレブの子育てをご紹介します。
世界が注目!イギリス王室の子育て
イギリス王室の子育ては昔から何かと話題になることが多いです。近年では、ウィリアム王子とキャサリン妃の間に誕生した「ロイヤルベビー」に世界中が注目。笑顔溢れる親子の姿は、度々ニュースで話題になっています。
伝統を重んじるイギリス王室の子育ては別世界のものに思えますが、案外共感できる部分もあるかもしれません。
「世界一の母」ダイアナ元妃
ロイヤルファミリーの子育てを語る上で欠かせないのが、故ダイアナ元妃の存在です。ダイアナ元妃は没後20年以上経った今も、根強い人気があります。
人気の理由はさまざまですが、特に女性の間では同性として、母親として共感を呼ぶ部分が多かったからではないでしょうか。
ウィリアム王子とヘンリー王子は幼いうちに両親の不仲、不倫スキャンダル、離婚を経験しました。それでも2人の王子はダイアナ元妃を「世界一の母」と称え、今なお深い愛情を持って母の思い出を語ります。
特別扱いを許さない
ダイアナ元妃は子供たちに閉鎖的とも言える王室の中だけでなく、同年代の友達と切磋琢磨しながら育って欲しいと願っていたようです。
ウィリアム王子は民間の幼稚園に通い、小学校に通った初めての英国王子と言われています。ダイアナ元妃は可能な限り、自ら息子たちの送迎を行いました。
なんと、息子たちが通う小学校の運動会で、保護者競技の徒競走に出場したこともあります。裸足で芝生の上を走り、見事1位でゴール!皇太子妃でありながら、息子のために全力を尽くすお母さんとしての一面を見せました。
息子たちをハンバーガーショップや遊園地などへ連れて行ったこともあります。ロイヤルファミリーが並んでいることに気づき、スタッフは最前列へ案内しようとしました。しかし、ダイアナ元妃は特別扱いを許さず、息子たちを列に並ばせたそうです。生まれながらに特別扱いを受けてきた息子たちに、庶民的な感覚を学ばせようとしていたのでしょう。
ダイアナ元妃の幸せな結婚生活はあまりにも短いものでしたが、息子たちへ愛情いっぱいに笑いかける写真はたくさん残っています。
ダイアナ流子育てを受け継ぐキャサリン妃
キャサリン妃は主にファッションが「ダイアナ元妃と似ている」と言われていますが、子育ての面でも今は亡き義母の思いを受け継いでいる部分があります。
キャサリン妃はウィリアム王子と大学で知り合い、2010年に結婚。現在はジョージ王子、シャーロット王女、昨年誕生したルイ王子を育てる3児の母です。
キャサリン妃もダイアナ元妃同様、可能な限り自分で育児をしています。ウィリアム王子と交替で幼稚園や小学校へ送迎し、キャサリン妃が運転する姿も目撃されました。
料理好きとしても知られるキャサリン妃は、食材の調達も自分でして手料理を振舞うこともあります。ジョージ王子やシャーロット王女と一緒にピザを作ったこともあるそうです。
キャサリン妃が子供達に「おさがり」の服を着せていることも、微笑ましいニュースとして度々取り上げられています。
両親の送迎で学校に通ったり、母と一緒に料理を楽しんだり、兄弟のおさがりを着たり。一般家庭の子供達が経験する家族とのつながりを、王室の子供たちに伝えようとしているのです。
目線を合わせて話す
ウィリアム王子とキャサリン妃は子供たちと話す時、必ずと言っていいほど目線を合わせています。子供たちの顔の高さまでかがみ、目を見て話したり、子供が指さす方を同じ高さで見たりする姿が印象的です。
エリザベス女王は公式行事中、中腰になってジョージ王子に話しかけるウィリアム王子に「立ちなさい!」と注意したことがあります。王位継承者がしゃがんだり、子供達と直接触れ合うような育児をすることは、王室の伝統ではあり得ないことだからです。
しかし、目線を合わせて話すことは、子供の自尊心を育て、子供と心を通わせるために大切なこと。2人の教育方針は専門家からも評価が高く、ハリウッド女優のアン・ハサウェイもお手本にしているとか。
キャサリン妃は子育ての喜びや苦労を率直に語ったこともあります。1人の母親として子育てに奮闘する姿が多くの母親たちを励まし、共感を集めているのです。