【医師監修】知っておきたい!つら~い花粉症のタイプやレベルとその対処法とは

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花粉症に悩まされている人は年々増加しており、特に症状がヒドい方は仕事や日常生活にさえ大きな支障を及ぼすことも。そこで今回は耳鼻咽喉科医師監修のもと、花粉症の中でも重度な「重症花粉症」の解説やおすすめの対策グッズなどをご紹介していきます!

【医師監修】知っておきたい!つら~い花粉症のタイプやレベルとその対処法とは

毎年花粉がキツくなるこの時期。。

 

記録的な「暖冬」といわれる今年は特に花粉の勢力が増している気がします。。

 

マスクなしでは出かけられない!

目がかゆくてコンタクトが入れられない!

鼻水がすごくて、ティッシュが手放せない!

薬に頼らないとやってられない!

 

このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

花粉症に悩まされている人は年々増加しており、特に症状がヒドい方は仕事や日常生活にさえ大きな支障を及ぼすこともあるようです。

 

今回は、そんな花粉症の中でも重度な「重症花粉症」について解説していきたいと思います。

そもそも花粉症とは…?

そもそも花粉症とは…?

「花粉症」とは…

 

植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こすもの。

 

花粉といえば、特に「スギ」「ヒノキ」などが有名ですが、このほかに約60種類もあるといわれているのをご存知でしたか?

 

主なものとしては、「カモガヤ」「オオアワガエリ」「ブタクサ」「シラカンバ」「ネズ」「カバノキ」「コナラ」などが挙げられます。

 

人はそれぞれアレルギーを引き起こす原因(植物)や時期が異なっているため、主にこれらの木々が花粉を飛ばす2月の頃から6月、さらに秋花粉といわれる9月から11月頃にはマスクなどで花粉が入らないような対策を行っておくとよいでしょう。

 

先ほど、花粉症に悩まされる人が増えているとお伝えしましたが、それには理由があります。

 

日本では人工林の約7割をスギとヒノキが占めており、そのためスギやヒノキの花粉の飛散量が圧倒的に多いことがまず挙げられます。

 

原因物質がたくさん身体に入るほど、アレルギーを発症しやすくなるのです。

 

また、特に都市部では土の地面が極端に少なく、アスファルトやコンクリートに落ちた花粉が風で再び舞い上がることも原因のひとつと言われています。

 

衛生環境の変化もアレルギーが増えた一因とされています。

 

先進国であるほど、衛生環境が改善し、バイ菌やほかの動物等との接触が極端に少ないライフスタイルになります。

そのことが免疫の働きに影響を及ぼし、アレルギーが増えるのです。

 

また、都市部での排気ガスも花粉症の発症を助長すると言われています。

 

このように多様な要因で花粉症を発症する人が増えているのです。

重症花粉症とは…?

重症花粉症とは…?

「重症花粉症」とは…

 

既存治療ではなかなか治らない重度の花粉症のことで、

 

「1日にするくしゃみの平均回数」

「1日に鼻をかむ平均回数」

「鼻づまりの程度」

「日常生活への支障度」

 

などによって判定することができます。

 

そもそも花粉症には、症状の病型(タイプ)重症度(レベル)があります。

 

このタイプやレベルによって、医療機関などで行う治療方針が大きく変わってきます。

 

「何となくこの時期に風邪っぽい症状が出るから、きっと花粉症だ!」

「市販の薬を飲んでおけば、マシになるからとりあえずこのままでいいや!」

 

…と決めつけるのではなく、自分のタイプやレベルを知ることで最適な治療方法が見つかり、大幅に改善させることができる可能性もあります。

「花粉症タイプ」を知ろう!

「花粉症タイプ」を知ろう!

花粉症の病型(タイプ)は、主に以下の3つのタイプに分けることができます。

 

・くしゃみ・鼻漏型

・鼻閉型

・充全型

【くしゃみ・鼻漏型】

くしゃみや鼻漏(鼻水)などの症状が強いタイプです。

 

鼻が詰まるというよりも、水のような鼻水がとめどなく流れてくるようなイメージです。

 

また、一度くしゃみが出ると何度も出てしまったり、止まらないことが多いのもこのタイプです。

鼻づまりで苦痛を感じることはほとんどありません。

 

【鼻閉型】

鼻閉(鼻づまり)などの症状が強いタイプです。

 

鼻が詰まってしまうので鼻声になりやすく、口呼吸なども多くなります。

この口呼吸の増加に伴って、のどの痛みや乾燥も併発しやすくなります。

【充全型】

先ほどのくしゃみや鼻漏(鼻水)に加え、鼻閉(鼻づまり)の症状も見られるタイプです。

 

くしゃみ・鼻漏型と鼻閉型の症状がどちらも同じくらい見られる場合は、この「充全型」に分類されます。

 

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