「あれ、私ってこんなに顔おっきかったっけ…」
鏡や写真を見て、ぎょっとしたことはありませんか?
お腹のお肉を落とすのも大事ですが、
もっと気をつかうべきは「顔のお肉」。
顔太りは、体よりもすぐに気づかれてしまいますし、
少しの顔太りでも大きく印象が変わってしまいます。
大事なのは、「原因の見極め」と「日ごろのケア」。
「顔が太ったのは食べ過ぎたせい…」
そう決めつけてしまうのは早計!
顔太りには、脂肪以外にも様々な要因が絡んでいます。
その原因さえわかってしまえば、こっちのもの。
最短コースで顔痩せを目指すことができます。
本日は、顔太りタイプ別の「顔痩せ法」をご紹介したいと思います。
顔太りの原因は脂肪じゃない?!
「なんか顔パンパン…」
顔太りって、本当にテンション下がりますよね。
どんなにきれいにメイクしても、
顔が太っているとどうもキマった感じがしない。
「私、そんなに食べてたっけ…?」
そう言って最近の食事内容を思い返しているアナタ。
果たして、思い当たる節がありましたか?
顔太りの原因というとまず「食べすぎ」を疑う方が多いかもしれませんが、
もしかしたらその顔太り、脂肪が原因じゃないかも。
というのも、顔太りにはさまざまなタイプが存在するのです。
もちろん、脂肪の増加も顔太りの原因のひとつではありますが、
そうでない可能性も大いにあり得ます。
なんとか顔痩せしようとダイエットをしたとしても、
脂肪が原因でなければ思った効果が得られないかもしれません。
顔太りのタイプは、大きく分けて3つある
まずは、自分の顔太りがどのタイプかを見極めることが重要。
では、その「タイプ」とは一体なんなのでしょう?
顔太りのタイプは、大きく分けて3つあります。
「むくみタイプ」
「筋肉肥大タイプ」
「肥満タイプ」
まずは各タイプの特徴を見ていきましょう。
顔太りタイプ(1)むくみタイプ
あなたが肥満だと思っていた顔太りの正体は、もしかしたら「むくみ」かもしれません。
むくみとは、血管中の水分が血管外ににじみでて、細胞間が水でタプタプになってしまっている状態。
むくみの原因としては、下記のような項目が挙げられます。
思い当たる節がある方は、むくみタイプの可能性高しです。
♦ お酒をしょっちゅう飲む
♦ 肩や首が凝っている
♦ 血行が悪い
♦ 濃い味付けの料理が好き
♦ あまり運動をしない
これらは、むくみを引き起こす主な要因です。
チェックが多かった方、その顔太りはむくみが原因かもしれません。
顔太りがむくみタイプの場合、肥満が原因ではないので、いくらカロリー制限したとしても効果的に顔痩せすることはできません。
「むくみ」というとつい油断してしまいがちですが、あなどることなかれ。
「むくみなんて放っておけば治る…」と思いがちですが、
適切なケアをしていないと、むくみはどんどん蓄積し、顔太りの原因になってしまいます。
しかも、むくみによる体重増加はなんせ「早い」のが特徴。
数日で10キロ増なんてこともザラにあります。
それだけではありません。
むくんでいる状態が続くと代謝が悪くなるので、脂肪が蓄積して、本当の「肥満」になってしまう可能性も。おそろしすぎますよね。
そうなってからでは遅いので、後ほど紹介するむくみケアを実践することがおすすめです。
顔太りタイプ(2)筋肉肥大タイプ
意外と知られていないのは、筋肉肥大による顔太り。
こちらのタイプも肥満が原因ではないため、ダイエットが功を奏することはありません。
筋肉肥大による顔太りとは、一体なんなのでしょうか。
突然ですが、次の項目で当てはまることはありますか?
♦ 上の歯と下の歯が接触していることが多い
♦ 歯ぎしりがひどい
♦ 食いしばり癖がある
これらに当てはまった方は、「筋肉肥大タイプ」の可能性があります。
通常、歯というものは「上下が接触していない状態」が正常です。
食事やおしゃべりをしているときは多少接触しますが、
トータルしても、24時間中平均17.5分というほんのわずかな時間です。
「常に上下の歯が接触している」という方は、要注意。
顎の筋肉である「咬筋」が常に力んでいる状態なので、こわばってしまい、筋肉が肥大していってしまいます。
その結果、エラが張って顔が大きくなってしまうのです。
美容上の問題だけではありません。
上下の歯が接触していることは「歯牙接触癖(TCH:Tooth Contacting Habit)」と呼ばれており、顎関節症の原因にも。
健康のためにも、くせを直す必要があります。
顔太りタイプ(3)肥満タイプ
先に述べたどちらのタイプにもあてはまらない、
明らかに体がぽっちゃりしてきたという場合。
それは「肥満タイプ」かもしれません。
♦ 最近食べ過ぎてしまった
♦ 甘いものや炭水化物が大好き
♦ 運動はあまりしない
♦ カロリーの高い食事が大好き
上記の項目に思い当たる節はありますか?
肥満タイプの場合は、ダイエットをすることで顔太りの解消が期待できます。
後ほどその方法についてご紹介していきたいと思います。
各タイプ別の顔痩せ法は?
さて、各タイプの特徴がでそろいました。
あなたはどのタイプでしたでしょうか?
自分の顔太りタイプが分かったところで、
ここからは顔痩せの方法をご紹介していきたいと思います。
タイプ別顔痩せ法(1)むくみタイプ
むくみによって顔太りが起こっているタイプは、
まず原因を取り除くことが必要。
お酒の摂りすぎや塩分濃度の高い食事は控えるようにしましょう。
そのうえでぜひ行って頂きたいのが、「首周りのストレッチ&マッサージ」。
首の血行が滞ってしまうと、
血管中の水分が血管外に漏れ出してむくみが生じる原因になってしまいます。
そのため、まずは首・肩の凝りを取り除いていきましょう。
やり方はとてもシンプル。
(1)首を時計回りに10回、反時計回りに10回回す。
(2)続いてマッサージを行っていく。
首の後ろにある骨の左右を、指の平で指圧しながらくるくるともみほぐす
(3)これを、首の上部から下部に向かって満遍なくおこなう。
このストレッチ&マッサージを毎日の習慣にして、コリを蓄積しないように心がけましょう。
また、顔のリンパマッサージも効果的。
自分で行うのも良いかもしれませんが、エステなどでプロの力を借りるのがおすすめです。
タイプ別顔痩せ法(2)筋肉肥大タイプ
筋肉が肥大してしまっているタイプの方は、
まずなにより、歯の接触癖を直すことが最重要です。
ポイントとしては、舌を上顎に軽くつけ、顎の力を抜いて、上下の歯が接触しないよう心がけること。
これが正しいフォームです。
「あ、また噛みしめてしまっている!」と気が付いたら、意識してこのフォームを思い出すようにしましょう。
また、自宅でできるおすすめの顔痩せ法があります。
それは、「耳に輪ゴムをかける」ということ。
テレビなどで有名になったので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
やり方はとても簡単。
両耳に輪ゴムをひっかけるだけ。
耳は咬筋とつながっているで、ここに輪ゴムをひっかけることで、
筋肉をゆるめることができるのです。
これを、一日10分間ほど行います。
ポイントとしては、
「きつくせず、ゆるく輪ゴムをひっかける」ということ。
きつくしてしまうと余計に筋肉が緊張してしまうので、お気を付けください。
タイプ別顔痩せ法(3)肥満タイプ
最後は、「肥満タイプ」。
肥満タイプの場合、顔太りの正体は「脂肪」なので、
対処法はとてもシンプル。
ダイエットをすること。これに尽きます。
♦ 糖質の低い食事を心がける
♦ ジョギングなどの軽い運動を行う
♦ 夜は食事を早めに済ます
など、基本的なことからはじめていきましょう。
ポイントとしては、ダイエットをするとしても
「たんぱく質は欠かさない」ということ。
たんぱく質が減ってしまうと、代謝が落ちてしまうので、スムーズに脂肪が落ちにくくなってしまいます。
赤身の肉、卵、大豆製品、魚などは積極的に摂るようにして、
太りやすい主食(ごはん、パン、めん類など)を控えめにすると良いかもしれません。
まとめ
本日は、「タイプ別の顔痩せ方法」をご紹介しました。
顔痩せを成功させるためには、まず原因をつきとめることが最重要。
適切なケアで、すっきりとした小顔を手に入れましょう。
<参考URL>
・Lulucos by.S https://lulucos.jp/by-s/article/586066428513645483
・FASHIONSNAP.COM https://www.fashionsnap.com/article/2019-05-18/massage-face/
・むしめがね https://verafan.com/?p=1284
・dbc シエン社 https://www.shien.co.jp/book/sample/s3/7844.pdf