神戸8人のパティシエ「ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)」が作るケーキが話題に?!実際に食べてレビューしてみた。
「ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)」とは、神戸の有名実力派パティシエ8人の集まり。
神戸のスイーツブランドを活性化させるため、それぞれ個性の異なる名パティシエが集まって結成されたんです。
そんな8人のシェフの経験と技術が凝縮されたケーキが誕生!
お土産スイーツとして、スイーツ好きたちの間で密かに話題となっているのです。
今回はそんな「ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)」のケーキを実際に食べてみたいと思います♡
INDEX
ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)とは
まずは「ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)」とは何か?ということについて簡単にご説明させていただきます。
オリジンコウベとは、前述のとおり神戸を代表する8人のパティシエのコミュニティ。
スイーツの町、神戸の成長・発展と、神戸の洋菓子文化を次の世代へ継承することを目的として結成されました。
オリジンコウベは年に2回「神戸パティスリーコレクション」を展開していて、1つのテーマに沿って8人が競作でプティガトーを作っています。
これまでに発表されたテーマは、「エレガンス」「ピクニック」「メール(フランス語で「海」の意味)」「ニュアージュ(雲)」などさまざま。
それぞれのシェフが腕によりをかけた作品は、各店で購入することができます。
ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)8人のシェフと作品紹介
さて、ここからはそんなオリジンコウベの8人のシェフと、彼らの傑作をご紹介します。
パティスリー モンプリュ 林周平シェフ
フランスの超有名パティスリー「ジャン・ミエ」で修業を積み、「メレンゲの魔術師」と称される一流パティシエ、林周平シェフ。
彼が作る「ヴァランシア」は、アーモンドが練り込まれた生地とオレンジ入りムースを、真っ白なムラングで包んだ極上のお菓子。
パティスリー モンプリュではヴァランシアを加え、常時25~30種類のスイーツがずらっと並んでいます。
ラヴニュー 平井茂雄シェフ
ラヴニューの平井茂雄シェフは、2009年にチョコレートの世界大会「ワールドチョコレートマスターズ」で優勝した実力者。
そんな平井シェフが作る「MODE(モード)」は、ヘーゼルナッツ・アプリコット・チョコレートの絶妙な調和を味わえるお菓子です。
ラヴニューは連日、午後には商品が無くなるほどの人気ぶり。
パティスリー エトネ 多田征二シェフ
「神戸北野ホテル」パティスリーの製菓長を務めていた多田征二シェフが独立し開店したのが「パティスリー エトネ」。
多田シェフが作る「ランブラス」は、シェリー酒、オレンジ、スペイン産チョコレートなどを使用した逸品。
スペインのランブラス通りの景色をイメージした美しいビジュアルも特徴です。
パティスリー アキト 田中哲人シェフ
田中哲人シェフは、「ミルクジャム」の生みの親。
「パティスリー アキト」では、まるでスイーツのような味わいのミルクジャムと相性がバツグンの食材を組み合わせて作ったジャムも大人気。
ポートタワーをイメージしたボトルに入っているジャムは美しい2層になっていて、お土産としても大好評です。
パティスリー アグリコール 奥田義勝シェフ
神戸「モンプリュ」、東京の野菜スイーツ店「ポタジェ」で修業を積んだ奥田義勝シェフが作るのは、フランス菓子をベースに野菜を使ったオリジナルスイーツ等。
ジャンルにこだわらないオリジナリティ溢れるスイーツが魅力です。
コンパルティール ヴァロール 大西達也シェフ
大西達也シェフは、フランス細工菓子コンテスト「シャルル・プルースト杯」の2014年大会の世界チャンピオン。
彼が2017年にオープンしたパティスリー「コンパルティール ヴァロール」では、こだわりのコーヒーと芸術的なお菓子が楽しめます。
人気スイーツ「アールグレイショコラ」は、アールグレイのムースショコラと、酸味の効いているフランボワーズを組み合わせた逸品。
マビッシュ 村田博史シェフ
「モンプリュ」オープンから約11年間副製菓長を務めた村田博史シェフが、2017年に独立してオープンしたのが「マビッシュ」。
オープン当初から好評の「ムラングシャンティ―」は、長時間かけて焼き上げたメレンゲと生クリームを組み合わせたスイーツ。リピーターも多い人気商品です。
ラトリエ・ドゥ・マッサ 上田真嗣シェフ
「A.ルコント」「ラデュレ」「ルドワイヤン」といった名店で修業を積んだ上田真嗣シェフが2011年にオープンしたのが「ラトリエ・ドゥ・マッサ」。
人気商品は、ふわふわのパウンド生地にコクのある生クリームをたっぷり閉じ込めた「生バウンド」や、2020年11月NIKKEIプラス1「秋を味わう栗の焼き菓子」で4位にランクインした「ガトーバスク・マロン」など。