飲むと太る?プロテインにまつわるウソ・ホントや、手軽に摂れるプロテインバーなどをご紹介。
ひと昔前まで、プロテインというと「ムキムキになるために飲むもの」「マッチョが飲むもの」といったイメージがありました。
しかし、ここ最近ではSNSによってプロテインに様々なはたらきがあることが広まり、「健康のため」や「美容のため」に飲む人もだいぶ増えてきました。
そこで、今回はプロテイン特集!
巷でささやかれているプロテイン情報のウソ・ホントや、手軽にプロテインを摂れる方法などをご紹介したいと思います。
毎日を健やかに暮らしたい、いつまでも綺麗でいたい、という方はぜひ最後までご覧くださいね♡
健康・ダイエット・美容のためにプロテインを飲む人が増えている?
「プロテイン」と聞くと、「男性やアスリートがムキムキの体を作るために飲むもの」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ここ最近はそんなイメージにも変化が起こっている様子。
株式会社サプリポートがプロテインを摂取している女性166名を対象に行った調査によると、「プロテインを摂取している目的は?」という質問に対する回答は、1位が「日々の健康」、2位が「ダイエット」、3位が「美容」という結果になりました。
つまり、筋肉をつけるためというよりも健康や美容目的で飲んでいる人の方が多いという結果になったんです!
プロテインのウソ・ホントを徹底解説!
ここ最近は、SNS上にもプロテインにまつわる情報がたくさん溢れています。
ということでここからは、そんなプロテインについての噂がウソなのか、それとも本当なのか、ひとつひとつ解説していきたいと思います。
噂1.運動していない人は飲まない方がいい
⇒ ウソ
プロテインというと、トレーニングをしている人やアスリートが利用するイメージが強いかもしれませんね。しかし、自分の生活、食事の内容によっては、プロテインを利用することで大きなメリットがあります。
タンパク質は、体の様々な部分をつくる栄養素なので、不足してしまうと全身に影響が現れます。たとえば、筋力低下や肩こり・腰痛など、日常生活で体の不調を感じている場合、もしかしたらタンパク質不足が原因かもしれません。
プロテインを活用することで、私たちの体をつくる上で欠かすことのできないタンパク質を補給することができるので、運動をしていなくても飲む意味があります。
噂2.飲むとムキムキになってしまう?
⇒ ウソ
プロテインを飲むだけでムキムキになる心配はありません。
あくまでもプロテインは、食事で不足した栄養素を補うもの。
ボディビルダーのようなムキムキの筋肉は、毎日のトレーニングの賜物です。プロテインを飲むだけで簡単につくものではありません。
噂3.飲むと太る?
⇒ ウソ
正しく摂取できていればそんなことはありません。
プロテインで太ってしまった場合、運動をせずに筋肉への刺激が足りない状態で大量に飲んでいる可能性があります。
1日に摂取すべきカロリーがオーバーしてしまうと、余ったたんぱく質は脂肪に変えられてしまいます。
人は食事をする際にカロリー摂取と同時にカロリー消費も行っており、これを「食事誘発性熱産生」と言います。
タンパク質はこの値が炭水化物や脂質よりも高いので、むしろ太りにくい栄養素であると言えます。(炭水化物は約6%、脂質は約4%のところ、タンパク質は約30%)
また、プロテインを飲んで運動することにより基礎代謝があがり、より瘦せやすい身体になる効果もあります。
噂4.髪の毛、肌、爪にもいいってホント?
⇒ ホント
髪の毛、肌、爪は主にタンパク質でできています。そして、これらを作るタンパク質を手軽に摂れるのがプロテインです。
タンパク質が不足すると髪の毛が弱り、ツヤやコシが無くなってしまったり、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れの原因になってしまうことも…。
プロテインでタンパク質を十分に摂ることで、健康的な髪の毛や肌、爪を保つことができます。
噂5.二日酔いに良いってホント?
⇒ ホント
タンパク質には、アルコールの代謝がスムーズに行われるようにサポートしてくれるはたらきがあります。
アルコールが肝臓で分解される際、二日酔いの原因の「アセトアルデビド」という物質になります。タンパク質は「アセトアルデビド」分解をサポートするはたらきがあるため、タンパク源を摂取することで二日酔いの予防にもつながるのです。
噂6.集中力・思考力をサポートするってホント?
⇒ ホント
タンパク質の最小構成要素であるアミノ酸は、やる気の源であるドーパミンや、感情を落ち着かせてリラックスさせるセロトニンの材料になります。
逆に言うと、タンパク質不足でこれらの神経伝達物質が作り出せなくなってしまうと、脳の働きが鈍くなり、集中力や思考力の低下を招きやすくなるのです。
手軽に取りたいなら「プロテインバー」がオススメ!
さて、プロテインが美容や健康にとっていかに重要か、お分かりいただけたのではないでしょうか?
美容や健康のためにプロテインを摂ろうかな、と考え始めたあなたにオススメしたいものがあります。
それは、「プロテインバー」!
お菓子のように美味しく食べることができて、プロテイン初心者さんでも無理なく手軽に取り入れることができます。
パッケージを開けるだけで食べることができて満足感もあり、洗いものも出ないので本当に便利なんです♡
プロテインバーは太る?
とはいえ、甘くて美味しいプロテインバーだと、糖質や脂質も多そう…。
さすがにこれは太るんじゃないの…?
と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、プロテインはもともとタンパク質を効率よく摂るための栄養補助食品のことなので、プロテインバーが他のプロテイン商品に比べて太りやすいなんてことはありません。
ただ、タンパク質を食事だけで十分摂れているのに余分にプロテインバーを食べていたり、タンパク質量が少なく糖質や脂質が多いプロテインバーを食べていたりすると、さすがにカロリーオーバーで太ってしまいます。食べ方や選び方には気を付けてくださいね。
食べる量、タイミング、選び方といったポイントさえ押さえれば、毎日食べても太りませんし、むしろ理想的な体作りに活かすことができます。
プロテインバーの正しい食べ方
ということで、正しいプロテインバーの食べ方を簡単に解説させていただきます。
まず、自分に必要なたんぱく質の量を意識してみましょう。
1日に必要なたんぱく質量は、「体重×約1g」が目安。例えば、体重60kgの人なら、1日に約60gのタンパク質を取るのが理想です。(日ごろから筋トレをしている人は、その倍がおすすめ。)必要以上に摂ると脂肪として蓄積されてしまうので、適量を心掛けましょう。
また、タイミングも重要。
一度に大量に摂りすぎても、全てが吸収されるわけではありません。また、脂肪として蓄積されてしまう可能性もあります。
重要なのは「回数を分けてこまめに摂る」ということ。一度にプロテインバーをたくさん食べたり、食事でしっかりタンパク質を摂った直後に摂るのではなく、タンパク質が足りないときや食事と食事が空いてしまうときの間食に取り入れてみましょう。
筋肉量をアップしたい方は、筋トレ後30分以内に摂るのがオススメ。
この時間はダメージを受けた筋肉が回復するため、より多くのタンパク質が必要となります。ここでタンパク質を補給することで、大きな筋肉の成長に繋がります。
逆にこのタイミングを逃してしまうと、筋肉が十分に回復できずに減ってしまう可能性も。
プロテインバーでも良いので「筋トレ後30分以内」を意識しましょう。
プロテインバーの正しい選び方
続いて、プロテインバーの選び方を解説します。
ここ最近、コンビニやスーパーでは専用コーナーができるくらいたくさんの種類のプロテインバーが並んでいますので、質の良いものをしっかり見極めましょう。
チェックすべきは、「タンパク質量」と「糖質・脂質量」!
タンパク質量は、できるだけ多いものを。15g以上のタンパク質が摂れるものがオススメです。
一方、糖質・脂質量はできるだけ少なめのものを選ぶのが吉。ダイエット中なら、1本200kcal以下に抑えた方が良いかもしれません。
プロテインは非常食にもぴったり!
また、これはプロテインのちょっと意外な一面なのですが、実は「非常食にも向いている」ということをご存知でしたか?
理由として、まずなによりタンパク質が豊富なこと。
一般的な非常食は炭水化物を中心とした食品が多く、タンパク質が不足しがちです。
プロテインを備蓄しておけば、災害時でも効率的にタンパク質を補給することができるんです。
また、常温でも長期保存が可能だということも挙げられます。
タンパク質を補給できる食材と言えば、肉や卵、魚といった生鮮食品ばかり。
一方、プロテインなら未開封で1.5年間も保存できるため、非常食に向いているんです。
普段からプロテインを摂っている人におすすめなのは、ローリングストックという方法。
たとえば、3つプロテインを買っておいて、1つ消費したら1つ買い足す。もう1つ消費したらまた1つ買い足す、という感じで常に3つプロテインがある状態をキープしておくんです。
そうすれば、プロテインの賞味期限を気にする必要もありませんし、最終的に必要最低限のアイテム数で災害に備えることができます!
ぜひ今日から試してみてくださいね♡
まとめ
本日は、プロテインまつわるマメ知識やプロテインのおすすめの活用方法などをご紹介してまいりました。
プロテインは、私たちの体になくてはならない栄養素。
日ごろから摂取を心掛けて、美しさと健康を手に入れてみてくださいね!