【意外と難しい?】透き通るような「色素薄い系」メイク法とは
最近、雑誌や美容サイトなどでもよく見かける「色素薄い系メイク」。
色素薄い系とは、北欧の女の子のように、色白で、瞳や髪の色素が薄く、透明感のあるイメージのこと。
どこか儚げでか弱さのある女の子は誰しもが憧れますよね。
とはいえ、「試してみたけどなかなか上手くできなかった・・・。」という方も多いのでは?
色素薄い系メイクは、ただ化粧を薄くすれば良いというわけではありません。
引き算するというよりも、どちらかというと、色素の薄さを「仕込む」というイメージ。
本日は、誰でもできる、色素薄い系メイクの正しいやり方をご紹介したいと思います。
色素薄い系メイクってなに?
トレンドメイクは、常日頃から変化し続けていくもの。
こまめにチェックして最旬のトレンドメイクを取り入れたいですよね。
少し前からじわじわと流行し始めているのが「色素薄い系メイク」というジャンル。
雑誌や美容サイトなどでもよく取り上げられているので、聞いたことがある方も多いのでは?
色素薄い系メイクとは、その名の通り全体的に色素を薄めにしたメイクのこと。
イメージでいうと、「北欧の女の子」が近いかもしれません。
透けて奥が見えそうな白い肌、透き通ったグレーの瞳、柔らかいアッシュ色の髪の毛。
色素の薄さによって儚さやか弱さが際立ち、守ってあげたくなるような印象を与えるのが「色素薄い系」の特徴。
透明感があってまるで消えちゃいそうな女の子は、誰しも一度が憧れるものですよね。
色素薄い系メイクは難しい?
そんな色素薄い系メイクですが、
「実際にやってみたけど、どうもうまくいかない・・・。」
「顔の印象がぼやけてしまう・・・。」
「色素薄い系というよりも、ただの薄化粧・・・。」
なーんて、失敗の声もチラホラ。
そう。簡単に見えて、意外と難しいのが色素薄い系メイクの特徴。
色素薄い系メイクは、「化粧薄い系」とはまったく異なります。
色素薄い系になりたくてメイクを薄めにしてみても、それはただの薄化粧。
それじゃあ色素薄い系どころか「え、朝寝坊してメイクし忘れちゃったの・・・?」と思われてしまうのがオチです。
色素薄い系メイクのコツとしては、「引くとこは引く」「足すとこは足す」のメリハリが重要です。
アラフォーに色素薄い系メイクはナシ?
色素薄い系メイクは、その人の「純粋さ」や「無垢さ」を引き出すのに適したメイクです。
そう聞くと、「大人女子に色素薄い系メイクはさすがにきついかな・・・?」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません!
「囲み目」「細い吊り上げ眉」「パール系アイシャドウ」などのクール系メイクの流行を経験してきたアラフォー世代にとっては、儚げでか弱い色素薄い系メイクは少し抵抗があるかもしれませんね。
しかし、あえて色素薄い系メイクを取り入れることで、自然体で気張らない「大人の魅力」を引き出すことができるのです。
色素薄い系メイクのやり方は?
さて、そんな色素薄い系メイクですが、どうすれば上手に作ることができるのでしょうか?
ここからは、年代を問わず、誰しもが簡単に透明感を演出することができる、色素薄い系メイクのやり方をご紹介していきたいと思います。
色素薄い系メイク方法(1)下地はブルー系やパープル系で透明感を
フーミー / コントロールカラーベース
※画像は公式サイトより引用
色素薄い系メイクにおいてまず何よりも重要なのは、なんといってもベースメイク。
透き通るような白肌は色素薄い系の必須条件です。
まず使用するのは「ブルー系」や「パープル系」の化粧下地。
ブルーやパープルは、日本人のお肌の特徴である「黄み」をコントロールし、透き通るような白さを演出するのにぴったりのカラーなのです。少し病弱に見えるくらいの透明さが欲しい方は「ブルー」を、ナチュラルな透明感が欲しいという方は「ラベンダー」を選ぶのがおすすめです。
厚塗りしなくとも、お顔全体に均一にのばすだけで、見事に黄ぐすみを飛ばして儚げな白肌が完成します。
下地のあとに乗せるファンデーションは、軽めのリキッドがおすすめ。
少女のような素朴さを表現するためにも、厚塗りは避けて薄くのばすようにしていきましょう。
色素薄い系メイク方法(2)フェイスパウダーでマシュマロ肌に
スノービューティー / ホワイトニングフェイスパウダー2019
※画像は公式サイトより引用
ブルー系・ラベンダー系下地と軽めのリキッドファンデでベースメイクが出来上がったら、仕上げに粉質の細かいフェイスパウダーでマットに仕上げましょう。
最近はヘルシーな「ツヤ肌」も流行していますが、儚さやか弱さを演出するなら、マシュマロのようなマット肌が一番!
仕上げのフェイスパウダーがあるかないかで、お顔の印象もガラッと変わります。
テカリを抑えるように薄く均一にパウダーを乗せ、キメ細やかな白肌を完成させましょう。
毎年資生堂から数量限定で発売される「スノービューティー」は、
驚くほど繊細な粉質で、透明感とふんわりとしたキメ細やかな肌を叶えてくれるということで、人気のアイテム。
薄付きながらシミやくすみなども自然に飛ばしてくれるという優れモノです。
まさに色素薄い系メイクにぴったり。非常におすすめなフェイスパウダーです。
色素薄い系メイク方法(3)パウダーアイブロウ×眉マスカラでふんわりと
IPSA / アイブロウマスカラ
※画像は公式サイトより引用
色素薄い系メイクでは、くっきりとした濃い目の眉はNG。
「色素を薄くする」ということに焦点をおき、輪郭がふんわりとした、色の淡い眉を作ることが大切です。
そこで活躍するのが「パウダーアイブロウ」と「眉マスカラ」。
日本人はもともと眉毛の色が黒々としているため、眉マスカラで淡いカラーにカラーリングし、
パウダーアイブロウでふんわり眉を形成していきましょう。
おすすめのカラーとしては、正統派の「ブラウン」も良いですが、
さらに色素の薄さを際立てたいなら「ボルドー」や「淡いピンク」を忍ばせるがおすすめ。
ブラウンよりもさらに色素の薄さが強調することができる上、さりげなくフェミニンさも演出することができます。
眉の形としては、やや太め(太すぎには注意!)の平行眉を目指しましょう。
色素薄い系メイク方法(4)アイメイクはピンクブラウンで統一
キャンメイク / パーフェクトマルチアイズ 04
※画像は公式サイトより引用
アイブロウに合わせて、「アイライン」「アイシャドウ」「マスカラ」についても、
ほんのりピンクがかったブラウンやボルドーを使用するのがおすすめです。
アイラインは、ペンシルアイライナーを使用し、よくぼかすのが鉄則。
太さはいつもよりも細めを意識するのがコツです。
アイシャドウは、くすみピンク系やボルドー系のカラーを、濃くなりすぎないよう気を付けながら、グラデーションにしてのせます。
キャンメイクの「パーフェクトマルチアイズ04クラシックピンク」は、とても自然なくすみピンクで儚げな目元が作れるのでおすすめです。
仕上げにまつげをボルドー色のマスカラでカラーリングしたら、色素薄い系アイメイクの完成です。
色素薄い系メイク方法(5)チークとリップはクリームで
ヴィセ リシェ / リップ&チーククリーム N
※画像は公式サイトより引用
最後は「リップ」と「チーク」。
あくまでも色素の薄さを表現したいので、がっつりと塗るのはNG。
リップ・チーク共に、透け感を表現するのに適している「クリーム」や「リキッド」を使用するのがおすすめです。
その中でも特にオススメなのはヴィセリシェの「リップ&チーククリーム N」。
リップとチーク両方に使える、優秀なクリームです。
唇や頬にポンポンと指でのせると、内側からじゅんわりと発色するような、自然な血色感を演出してくれます。
チークを付ける際は、濃すぎて「おてもやん」になってしまったり、
位置が高すぎて「オフェロメイク」になってしまわないように気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたしょうか?本日は「色素薄い系メイク」の方法ご紹介しました。
色素薄い系メイクにおいて重要なのは、バランスよく色を差し引くこと。
色素感の強い「黒」や「ダークブラウン」の使用は避け、くすみピンク系のカラーで代用するとうまい具合に仕上がります。
透き通ってしまうような儚げ女子を目指して、ぜひ色素薄い系メイクを取り入れてみてください。
<参考URL>
・フーミー https://whomee.jp/
・資生堂 スノービューティー https://www.shiseido.co.jp/sb/
・IPSA https://www.ipsa.co.jp/
・キャンメイク https://www.canmake.com/
・ヴィセ https://www.kose.co.jp/visee/index.html