通信速度が速い格安SIM(格安プラン)をお探しの方には「MNO系」がオススメ!MNO系格安プランを徹底比較
物価高の昨今、「家計を見直したい」「固定費を削減したい」と考えている方も多いかもしれませんね。
固定費の削減において、誰でも簡単に行えて節約効果が大きいのが「スマホ代」。
近年はさまざまな格安SIMサービスが登場しているため、以前と比較するとかなり安い金額でスマホを使用することが可能になりました。
とはいえ、
「格安SIMって電波がつながりいくいイメージ・・・」
「動画視聴やゲームをするから速度が遅いのは困る・・・」
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのが、「MNO系」の格安SIMや格安プラン。
本日は、MNO系の格安SIM(格安プラン)のおすすめをご紹介いたします♡
※2024年8月23日時点の料金となります。
※料金は予告なく変動する場合がありますので、詳細については各社の公式HPをご覧ください。
格安SIM(格安プラン)には「MNO系」と「MVNO系」の2種類がある!
「大手キャリアと比べて料金が非常に安い」ということで利用者が急増している、格安SIM(格安プラン)。
しかし、格安SIMに詳しくない方が安さだけで選んでしまうと「遅すぎて使い物にならない・・・」なんてことにもなりがち。
通信費を抑えることはとても重要ですが、通信が不安定過ぎては元も子もありません。
格安SIMは、通信のつながりやすさや速度も併せて慎重に吟味する必要があります。
格安SIM(格安プラン)を決めるうえでまず重要なのが、種類。
実は格安SIM(格安プラン)には、大きく分けて「MNO系」と「MVNO系」の2種類があるのをご存知でしたか?
MNO系
例:ahamo、povo、LINEMO等
MNOとは、「Mobile Network Operator(移動体通信事業者)」の略。
いわゆる「キャリア」と呼ばれている事業者です。
MNOは総務省からダイレクトに周波数帯を割り当てられており、自社の回線を使用して通信サービスを提供するため、「通信速度が安定している」というメリットがあります。
MNOとして最も有名なのはau、docomo、softbankの大手キャリア3社ですが、実は近年、これら3社から提供されている「格安プラン」や「格安サブブランド」が話題になっているんです!
・docomoのオンライン専用プランである「ahamo」
・auのオンライン専用プランである「povo」
・softbankのオンライン専用プランである「LINEMO」
・auのサブブランドである「UQ mobile」
・softbankのサブブランドである「Y!mobile」
これらは毎月の利用料金が安いにもかかわらず、3大キャリアの回線をそのまま使用しているため、安定した通信速度で利用することができるという特徴があります。
また、第4のキャリアとして知られる「楽天モバイル」も、自社の回線を持つMNOです。
こちらも料金が非常にリーズナブルだということで話題になっています。
MVNO系
例:イオンモバイル、mineo、IIJmio、J:COM MOBILE、日本通信sim等
MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略。
狭義では「格安SIM」と呼ばれるものはこれにあたります。
MNO(キャリア)が自社の回線を使用している一方、MVNOはMNOから回線網を借りて通信サービスを提供しているという特徴があります。
・docomoの回線を借りている「日本通信sim」
・auの回線を借りている「J:COM MOBILE」
・複数社から回線を借りている「イオンモバイル」「mineo」「IIJmio」
などが有名ですね。
「イオンモバイル」「mineo」「IIJmio」のように、docomo・au・softbankのうちの2社以上から回線を借りているMVNOも存在します。
MVNOは利用料金が非常に安いのが特徴ですが、MNOの回線の一部を借りてサービスを提供しているという性質上、通信混雑時は電波が繋がりづらかったり、低速になってしまったりする場合があります。
借りている回線の量は、MVNOによって異なります。
このように、「MNO系」の格安SIM(格安プラン)はキャリアの通信網をそのまま使っており、「MVNO系」の格安SIMはキャリアの通信網の一部を借りている、という特徴があります。
それを踏まえた上で筆者がオススメなのは「MNO系」の格安SIM(格安プラン)!
やはり大手キャリアの通信網をそのまま利用しているため、通信速度が安定しているうえ、お値段もリーズナブルなので、まさに良いとこ取り。
ストレスフリーで利用することができます。
とはいえ、毎月のデータ使用量によってはMVNO系の方が月々の利用料金が安くなる可能性もあるため、まずはご自身が一ヶ月あたりどのくらい使用しているかを調べてみてくださいね。
MNO系のおすすめ格安SIM(格安プラン)4選
ということでここからは、MNO系の格安プラン・格安サブブランドの中でも特におすすめな4社をご紹介!
それぞれ特徴が異なるので、ご自身にあったものを見つけてみてくださいね。
ahamo(アハモ)
ahamoは、ドコモのオンライン専用プラン。
ドコモの回線を使用しているため、繋がりやすさや速度もドコモと同じく安定しています。
基本料金は、20GBあたり2,970円(税込)というリーズナブルな価格設定。
一ヶ月の使用量が20GB以下の方は、とてもお安く使うことができます。
しかしahamoの魅力は、なんといっても使用量が多い方にとってもお得だということ!
「ahamo大盛り」というプランも用意されており、こちらはなんと100GBあたり4,950円(税込)!
スマホでゲームをする方や、映画をよく観るという方にもピッタリなプランとなっています。
電話に関しては、一回当たり5分までは無料!
長電話することが多いという方は、+1,100円でかけ放題にすることも可能です。
なお、dカードを持っているという方はさらにおトク!
dカードでahamoの料金を支払えば、ボーナスパケットとしてデータ通信量も毎月追加でもらうことができます(dカードは+1GB/月、dカード GOLDは+5GB/月)。
データ利用料金
20GB 2,970円(税込)
100GB 4,950円(税込)
通話料金オプション
5分以内の通話 無料
かけ放題オプション +1,1000円
※参考:https://ahamo.com/
povo(ポヴォ)
povoは、auのオンライン専用プラン。
auの回線を使用しているため、繋がりやすさや速度もauと同じく安定しています。
povoの最大の特徴は、その料金体系。
基本料金は無料で、通信料金は適宜トッピング(チャージ)するシステムなんです!
一ヶ月ごとに〇GBと決まっているタイプだと、月によってはデータ容量を余らせてしまったり、逆に使いすぎて足りなくなってしまって割高な料金を支払って仕方なく容量を追加することになったり…ということがありますよね。
povoは適宜必要な容量をトッピング(チャージ)するスタイルなので、自分のスタイルやペースに合わせた利用が可能なんです。
トッピング料金もリーズナブルで、
20GB(30日間)で2,700円、
60GB(90日間)で6,490円
300GB(90日間)で9,834円、
150GB(180日間)で12,980円
120GB(365日間)で21,600円
300GB(365日間)で24,800円
・・・
と非常にお得。
ある程度の量をまとめてトッピングする方がお得に使うことができます。
1GB(7日間)で390円、
3GB(30日間)で990円、
1GB(180日間)で1,260円、
といった少量のトッピングも用意されているので、普段あまりデータ通信を行わない方にもぴったりです。
通話のトッピングに関しては、5分以内通話かけ放題は「月々+550円」、完全なかけ放題は「+1,650円」となっています。
データ利用料金
使い放題(24時間) 330円(税込)
1GB(7日間) 390円(税込)
3GB(30日間) 990円(税込)
1GB(180日間) 1,260円(税込)
20GB(30日間) 2,700円(税込)
60GB(90日間) 6,490円(税込)
300GB(90日間)9,834円(税込)
使い放題(7日間)12回分 9,834円(税込)
150GB(180日間) 12,980円(税込)
120GB(365日間) 21,600円(税込)
300GB(365日間) 24,800円(税込)
通話料金オプション
5分以内通話かけ放題 1550円/月(税込)
通話かけ放題 1,650円/月(税込)
留守番電話サービス 330円/月(税込)
参考:https://povo.jp/
LINEMO(ラインモ)
LINEMOは、ソフトバンクのサブブランド。
ソフトバンクの回線を使用しているため、繋がりやすさや速度もソフトバンクと同じく安定しています。
LINEMOには、月のデータ使用量が10GB以下の方向けの「LINEMOベストプラン」と
大容量を使いたい方向けの「LINEMOベストプランV」の2つが用意されています。
いずれの場合も金額が2段階制となっており、月のデータ使用量によって料金が異なります。
「LINEMOベストプラン」の場合、データ使用量が3GBより少なかった月の利用料金はたったの990円(税込)!
3GB~10GBの場合は、2,090円(税込)となっています。
「LINEMOベストプランV」の場合、データ使用量が20GBより少なかった月の利用料金は2,970円(税込)!
20GB~30GBの場合は、3,960円(税込)となっています。
そしてLINEMOの魅力はなんといっても、「LINEのデータ消費量がゼロ」ということ!
どんなにLINEでトークや通話をしたとしても、データ使用量に加算されないんです。
普段LINEを利用するシーンが多い方なら、非常にお得に使うことができます。
通話オプションに関しては、
5分以内の通話ならひと月あたりプラス500円、
通話し放題に関しては、ひと月あたりプラス1,650円となっています。
(「INEMOベストプランV」の場合、ひと月あたりプラス1,100円で利用することができます。)
データ利用料金
ベストプラン3GBまで 990円(税込)
ベストプラン10GBまで 2,090円(税込)
ベストプランV 20GBまで 2,970円(税込)
ベストプランV 30GBまで 3,960円(税込)
通話料金オプション
5分以内通話かけ放題 550円/月
通話かけ放題 1,650円/月
通話かけ放題 1,100円/月(※ベストプランVの場合)
参考:https://www.linemo.jp/
楽天モバイル
楽天モバイルは、docomo、au、softbankに続く「第4のキャリア」と呼ばれています。
通信速度やつながりやすさの点で不安が残るものの、現在プラチナバンドを順次拡大中のため、今後どんどんつながりやすくなっていくことが期待できます。
魅力は、料金体系の明確さと安さ!
データ利用料金は
3GBまでなら1,078円(税込)、
20GBまでなら2,178円(税込)、
それ以上なら無制限で3,278円(税込)!
びっくりするほどお安いですよね。
家族と一緒に使う場合は、毎月100円(税別)引きになるので、さらにお得に使うことができます。
通話料金のオプションは特に用意されていなものの、
専用の通話アプリ(Rakuten LINK)を使って通話すれば、なんと国内通話無料!
何分でも何回でもかけ放題で、データ容量も消費されません。
楽天モバイルを利用していると、他の楽天サービスのポイント倍率が4倍になるので、楽天市場や楽天トラベルといった楽天サービスを普段から非常にポイントが貯まりやすくなります。
データ利用料金
3GBまで 1,078円(税込)
20GBまで 2,178円(税込)
それ以上 3,278円(税込)
通話料金オプション
なし
(但し、Rakuten LINKでの通話はかけ放題)
参考:https://network.mobile.rakuten.co.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は「MNO系」の格安SIM(格安プラン)をご紹介しました。
MNO系は、大手キャリアの回線をそのまま使用しているため、通信がつながりやすいのが大きなポイント。
速度も安定していてお値段もリーズナブルだなんて、まさに良いとこ取りですよね!
月々のスマホ代を見直すと、家計の改善につながります。
物価高・増税によってお財布事情が大変…という方は、ぜひ検討してみてくださいね。