健康志向の高まりとともに注目を浴びつつある、豆乳スイーツ。
豆乳プリンや豆乳チーズケーキなど、パティスリーを中心に豆乳を使用したデザートが続々と登場しています。
そんな豆乳ブームの風潮は、市販のお菓子にも!
今年の9月に発売されたのが、乳原料を100%豆乳に置き換えて作ったチョコレート『SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)』です。
新商品発表会では、この商品の特長などが語られたのでご紹介したいと思います。
後半では筆者が実際に食べてみた感想もお送りしますので、最後までどうぞお見逃しなく♡
9月27日発売の新感覚チョコレート『SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)』
『さくさくぱんだ』や『フィンガーチョコレート』など、原料・配合・製法にこだわった美味しいチョコレート商品を多数販売する「カバヤ食品株式会社」から今年の9月27日に発売されたのが、豆乳を使用して作られたチョコレート『SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)』です!
こちらの商品、乳原料をまるごと豆乳に置き換えているというのだから驚き!
今まで豆乳を使ったお菓子はよく見かけましたが、ここまでたっぷりと豆乳を原料として使っているものはなかなか見かけません。
豆乳由来の成分である大豆イソフラボン・植物性たんぱく質・大豆サポニンなども同時に摂取することができるので、健康や美容に気を遣っている方にもぴったりなチョコレートとなっています。
発表会で語られた、新商品の特長
この商品の発売に伴い、カバヤ食品株式会社は新商品発表会を開催しました。
発表会では、商品の開発に携わった社員やチョコレートのプロフェッショナルが『ソイ・デ・ショコラ』について解説。その中で、この商品に込められたこだわりや特長が浮き彫りになってきたのでご紹介します。
「チョコレート市場に新価値創造を目指す」
新商品の企画担当である、マーケティング本部カテゴリー戦略室の山本彩夏さんは、新商品が生まれた背景について解説してくださいました。
“昨今の健康志向の高まりから、様々な健康食品が普及する中、チョコレート市場にもハイカカオチョコレートや低糖質チョレートなどが登場しています。そのような背景を事前調査した結果、チョコレートは健康だけではなく美味しさを求める声が多いことが明らかになりました。そこで、健康志向の高いチョコレートユーザーに、美味しさにもとことんこだわった新しい選択肢を届けるために、新商品開発をはじめました。
「美味しさと健康の両立」を目指した新商品開発において注目したのが「豆乳」です。豆乳は、直近 10 年で出荷量が 2 倍に伸長し、健康食材として人気が高まっています。また、イソフラボンなどを代表に、栄養成分が豊富なことから、豆乳に着目しました。”
これまで「豆乳チョコレート」っていうジャンルってありそうで無かったですよね。
美味しいチョコレートを食べながら綺麗になれるのは、やっぱりありがたいです♡
「簡単には真似できない美味しさを徹底追及」
開発担当者のひとりであるマーケティング本部研究開発室の秋田康裕さんは、豆乳の美味しさを引きだすためにこだわったポイントを発表。
“新商品開発では、豆乳をたっぷり配合することにこだわりました。しかし、豆乳を単に配合するだけでは、大豆特有の青臭さによる味への弊害に加えて、粉末豆乳の量が多くなり、チョコレートのなめらかさが失われるなど、チョコレートとしての美味しさが損なわれる課題に直面しました。
そこで、カバヤ食品がチョコレート製造において半世紀以上にかけて培った「原料・配合・製法」の 3 つのこだわりを徹底追及。原料は、数十種類以上の粉末豆乳を全て取り寄せて試作。配合においては、豆乳と相性の良いカカオマスを選定。さらに、豆乳の味わいを最大限に引き出しながら、チョコレートのなめらかさを実現。簡単には真似できない美味しさを徹底追及しました。”
たしかに、そんなにたくさんの豆乳が配合されているとなると「青臭さ」が気になるところですが、それが解消されているというのは嬉しいポイントですね◎
「チョコレートの新スタンダードに期待」
さらに、テレビやラジオなどさまざまなメディアで活躍中のチョコレートジャーナリスト、市川歩美さんも登壇。市川さんはチョコレートの専門家として、『ソイ・デ・ショコラ』を次のように評価しました。
“今の時代はチョコレートにもさらなる多様性が求められ、健康志向の高まりを受けた「カカオ×健康食材」の組み合わせも人気を集めています。中でも、豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどといった「プラントベース」は今後のトレンドとして注目の新しいチョコレートカテゴリーです。
カバヤ食品が、トレンドを押さえながらもロングセラー商品を多数生み出してきた秘訣については、商品のコンセプトや価値のわかりやすさ、親しみやすさにあると思います。
今後、カフェに「ソイラテ」があるように、チョコレートにも「ソイチョコ」という新しい選択肢が定着するのではないでしょうか?”
市川さんのおっしゃる通り、近年は代替肉といったプラントベースの食品が注目を集めていますよね。そんなプラントベースの概念をチョコレートにも取り入れているところは、まさに最先端と言えるかもしれません。
科学的に判明!大豆製品とチョコレートの相性は抜群?
いくらプラントベースがトレンドとなっているとはいえ、「豆乳とチョコレート、本当に合うの?」と半信半疑の方も多いかもしれませんね。
実は、「チョコレートと大豆製品の相性」について、面白い検証が行われました。
鈴木隆一先生が開発した、味覚センサー「レオ」によって検証を行ったところ、日本人になじみの深い「醤油」「味噌」そして「納豆」が、チョコレートとの相性が良いという結果が出たのです。
醬油や味噌は、チョコレートの甘味と同程度の旨味・塩味を持っており、甘味を引き立てるバランスを維持しています。また、納豆は「甘味・旨味」を中心に、程よい「苦味」があることで全体の味わいを引き立ててくれるんだとか。
驚くような結果ではありますが、少なくとも大豆製品とチョコレートの相性が良いということはデータからも判断することができるのです。
『SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)』を実際に食べてみた感想
さらに今回は、実際に筆者が『ソイ・デ・ショコラ』を実際に食べてみたので、その感想をご報告したいと思います♡
『ソイ・デ・ショコラ』には、箱のタイプ(55g)と大袋タイプ(142g)の2種類があり、大袋の方はひとつひとつ個包装になっています。
来客用のお茶菓子としても良いかもしれませんね♡
早速ひと口頂いてみると、んんーこれは美味しい!!
コクがあって濃厚なのに、普通のチョコレートよりも甘さがくどくなくて、スッキリとした味わい。ついつい手が止まらなくなってしまうような美味しさです。
食感は硬すぎず柔らかすぎず、さっくりと歯が通るような感じで食べやすいです。
何より驚いたのは、いい意味での「豆乳感のなさ」!
豆乳というとあの青臭さや豆臭さが苦手な方も多いかもしれませんが、こちらは言われても豆乳が入っているとは分からないくらい、臭み・えぐみがありません。
コクやまろやかさなど、豆乳のいい部分だけが全面に出ていて非常に絶妙だと思いました。
きっと原料の割合に、0.数パーセントレベルでこだわったんだろうな…と想像してしまうような「バランスの良さ」を感じました。
低価格でこの贅沢な味わいが楽しめるなんて、とってもお得!
そう思ってしまうくらい美味しかったです♡
まとめ
本日は、カバヤ食品の『ソイ・デ・ショコラ』をご紹介しました。
今までありそうでなかった、カカオ×豆乳の組み合わせ。
予想以上に相性がよく、その美味しさに筆者もびっくりしてしまいました。
「美味しい」も「綺麗になりたい」も両方かなえたい方にはぴったりな商品となっていますので、ぜひご賞味くださいね♡