万能アイテム「白シャツ」組み合わせるだけでワンランク上のコーデに!
コーデに取り入れてみたいけれど、シンプルなだけに着こなしが難しい「白シャツ」。
オフィスコーデのようにかっちりしすぎない、カジュアルな感じで着ようと思っても…
ちょっとハードルが高いようなイメージがあります。
その一方で、白シャツのコーデさえマスターすれば、いつものコーデにプラスするだけでこなれた着こなしができるとか!
そこで、重ね着が楽しめるこの季節だからこそ挑戦したい「白シャツコーデ」について詳しく見ていきたいと思います!
白シャツの種類
「白シャツ」と一言で言っても、いろいろな種類があります。
今回は、白シャツの種類を学んで、冬のコーデに活かしていきましょう!
まずは襟ごとに分けられた白シャツの種類について見ていきましょう。
襟①:ボタンダウンカラーシャツ
メンズもののシャツにも多く使われ、ポイントは襟の先の部分もボタンで留められるというところです。
襟が浮かないので、かっちりとしたクラシックな印象を与えます。
襟②:オープンカラーシャツ
首元を大きく開けたシャツのことで、その名の通りカラー(襟)をオープンしています。
鎖骨や首元が切り絵に見えるため、さわやかで色っぽいコーデに仕上がります。
幼く見えてしまいがちなアイテムを使用する際には、このオープンカラーシャツでバランスをとってみてはいかがでしょうか?
襟③:バンドカラーシャツ
襟の部分が細くなっており、襟のないようにも見えるデザインです。
抜け感を演出できるだけでなく、トレンド感もあるので、シンプルなコーデでも存在感は抜群です。
男性にも女性にも人気のデザインです。
襟④:ノーカラーシャツ
襟のないシャツで、首元がすっきりしています。レディースものでは多いデザインで、デコルテが美しく見えます。
上品なコーデには取り入れたいおすすめ白シャツです。
襟⑤:ラウンドカラーシャツ
襟の先の部分が丸くなっているもので、女性らしさを残しつつ、レトロな雰囲気にはぴったりのアイテムです。
きちんと感もあるので、メガネやベレー帽にも良く似合います。
秋のお出かけにはぴったりのアイテムです。
襟ごとのシャツの種類は主にこの5つになります。
続いては、シャツの形ごとに紹介していきます。
形①:オーバーシャツ
大きめのサイズ感で着こなすオーバーシャツは、今年のトレンドです。
ワンピースのようにも着られて、タイトなボトムスでバランスをとることもできます。
また、ベルトなどの小物でウエストをマークすれば、それだけでスタイルアップです。
形②:スキッパーシャツ
ボタンのないシャツで、首元が深めのVネックになっているのが特徴です。
首元がVの字に露出しているので、スタイリッシュな印象を与えます。
大人なレディ感を感じるアイテムで、カーキやネイビーのものも人気です。
形ごとのシャツの種類は主にこの2つになります。
このように、襟と形だけでも分類することができます。
他にも、ミニタリ―シャツやポロシャツ、アロハシャツなどもあります。
また、自分にピッタリとしたサイズなのか?少し大きめにするのか?などのサイズ選びによっても雰囲気が変わってきます。
そして、白シャツを着ているうえでも気になるのが「素材」ですよね。
この素材も雰囲気やコーデに大きな印象を与えます。
それでは、白シャツに使われる素材について詳しく見ていきましょう!
素材①:ブロード
生地面に横畝(よこうね)がある高密度な平織り生地のことです。
コットンを使った綿ブロードが多く、薄地のものから厚地のものまで幅広く作られています。柔らかな肌触りに加え、上品な光沢感があるのも特徴です。
素材②:デニム
インディゴ染料で染めたタテ糸と、染色をしていない白い糸のヨコ糸を使用した肉厚の綾織り生地のことです。
労働者の作業用ズボンの生地として生まれましたが、現在ではその持ちの良さやデザイン、風合いの変化から、さまざまなアイテムに取り入れられています。
素材③:リネン
亜麻の茎部分の繊維を使った生地のことです。リネンには優れた吸湿性と撥水性があり、丈夫で長持ちするという特徴があります。
また、汚れなども落ちやすく非常に扱いやすい素材で、その季節にも手軽に使うことができます。
このように「シャツ」といっても、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴や印象も変わってきますので、種類を覚えておくと便利ですね。
白シャツの着こなし
白シャツの種類について分かったところで、白シャツの着こなしについて見ていきましょう!
冬場の白シャツコーデは夏場の一枚コーデとは一味違います。
白シャツの上からアウターを羽織るスタイルです。
コートにもジャケットにもよく合います。このスタイルの場合は、白シャツの首元が印象的なコーデになるので、オープンカラーシャツやノーカラーシャツとの相性が良いです。適度な肌見せはグッと大人なレディに近づきます。
白シャツをニットの中に着るスタイルです。
白シャツにネイビーニットやブラウンニットもいいですが…白シャツに白ニットで素材の違いを楽しんだワントーンコーデもおすすめです。
主に、襟元や袖口が見えるスタイルなので、ボタンダウンカラーシャツやラウンドカラーシャツなどと相性が良いです。ニットから襟を出して、首周りに動きをつけましょう。
2018年ごろから人気に火がついたビスチェ。白シャツとの相性が抜群です!
シンプルな白シャツがビスチェの形や色を引き立て、コーデ全体のバランスを整えます。
このコーデには、バンドカラーシャツやラウンドカラーシャツがおすすめです。
このコーデは白シャツの定番です!
スキッとした印象のさわやかな白シャツに、柔らかくあたたかなシルエットのカーディガンを羽織ることで、カジュアルで落ち着いた印象になります。
普通の丈感のカーディガンもいいですが、ロングカーディガンもおすすめです、どのタイプの白シャツにもよく合う定番白シャツコーデです。
白シャツの着こなしの例を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
白シャツ単品だとハードが高いように感じますが、中に着込んだり、アウターをチョイスすることで、普段でも着やすいコーデになりますね。
白シャツのお手入れ
汚れや黄ばみ、シワなどが気になってしまうことが多い「白シャツ」。
形が崩れてしまうのも防ぎたいですよね。
そんなお手入れが大変なイメージのある「白シャツの正しいお手入れの仕方」について詳しく見ていきたいと思います。
白シャツの黄ばみの原因は、体の皮脂やタンパク質です。
繊維に残ったまま酸化してしまうと、そのような色がついてしまいます。
そんなときには「予洗い」がポイントです!
①ぬるま湯でよごれを浮かします。
②シャツは裏返してボタンをはずしたまま、ぬるま湯に漬けこみましょう。
③襟元や袖口などは開いて表に出すようにしておくと汚れが落ちやすいです。
④十分ぬるま湯に漬けたら、固形石鹸を気になる箇所に塗り込みます。
シャツの気になる部分をもって、固形石鹸でなぞるようにすればオッケーです。
⑤汚れをブラシでかき出していきます。
むやみに擦ると繊維を痛めてしまいますので、ブラシの毛先で染み込んだ汚れをかき出すようにして行いましょう。
⑥ランドリーネットに入れていつものように洗います。
乾燥機を使うとシワになってしまうので、洗濯をした後は取り出して、ハンガーにかけて陰干ししましょう。
これで、気になる襟元の汚れはばっちりです!
続いて、型が崩れやシワを防ぐ、乾燥のポイントです。
洗濯機の乾燥機能は使わずに、ハンガーで陰干しするのがおすすめです。
その際に以下のポイントを抑えると、よりきれいに乾かすことができます。
型の部分の形が崩れないように分厚いハンガーを使いましょう。
針金のハンガーでは、形が崩れてしまうことがあります。
濡れているうちに形を整え、整えたままの状態で乾燥させるのがベストです。
乾く前にシワを伸ばしておくと、乾くときのシャツの水分の重みで張力が働き、パリッとした感じになります。軽くたたくだけでもシワを伸ばすことができます。
また、肩の部分を両手で持って軽く振ることで、形が整います。
12時から15時までの時間帯は太陽の位置が高く日が当たっており、かつ湿度が低い時間のため、この時間に干すと乾きやすいのでおすすめです。
それ以降の時間ですと、湿っぽくなってしまうこともあり、季節によって左右されることもありますので、参考にしてしてみてください。
いつもの乾燥にこのようなひと手間を加えることで、その後のアイロンが格段に楽になります。
ぜひ、試してみてください!
キレイな状態の白シャツでコーデを楽しみましょう!
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