ヨガ初心者必見! 体験レッスンで見つける自分にぴったりのヨガスタイル 【ヨガインストラクター監修】

ヨガってもうすっかり一般的な趣味になりましたよね。ヨガレッスンを受けられるスタジオも全国にたくさん増えました。自宅でも気軽に行えるのがヨガのいいところですが、インストラクターの指導を受けながらヨガをすると、基礎がしっかり身につき、エクササイズ効果も高まります。
誰でもはじめは未経験。きちんとレッスンを受けるのは、今からでも遅くはありません。ヨガは、年齢を重ねた方など体力に自信がなくても続けられる懐の深いエクササイズ。長く続けられるキレイ習慣を身につけるため、まずは体験レッスンを受けてみてください!
自己流ヨガは要注意!
ヨガに興味を持っている方なら、自宅で動画を見ながらチャレンジしている方も多いのではないでしょうか。でも、自己流ヨガは、呼吸やポーズが合っているかがわからないと心配になってしまうことがありませんか。
ヨガの基本は、呼吸を整えながら正しい姿勢でポーズを取ること。ところが、自己流では、呼吸の使い方やポーズを客観的に確認するのが難しく、思うような効果が得られないこともあります。普段使わない筋肉を動かすため、姿勢が崩れて体を痛めるリスクも。
その点、スタジオレッスンなら、大きな鏡で自分のポーズのを確認できるほか、インストラクターが一人ひとりに合わせて丁寧にサポートしてくれるので、苦手なポーズも無理なく習得できます。正しいフォームを身につけることで、ヨガの効果をより実感しやすくなりますよ。の確認もできますし、何よりインストラクターの先生が丁寧にサポートしてくれるので、苦手なポーズも正しく出来るようになります。
体が硬い、体力に自信がなくても大丈夫!
「体が硬いので、レッスンに行くのは恥ずかしい」
「体力に自信がないのでついていけるか不安」
そんな風に感じて、一歩踏み出せずにいませんか?
そんな不安を持たれているのは皆さん同じ。すでにレッスンを受けている人も、インストラクターの先生でさえ、初心者の時代はあるものです。ヨガは、「できるかどうか」よりも、「自分のペースで心と体に向き合うこと」が大切です。
自分にとって難しいポーズや途中で辛くなった時は座って休んでも構いません。周りと比べる必要はありませんし、同じ空間にいる人たちも、みんな自分自身と向き合っています。安心して、気軽にレッスンに参加してみてくださいね!
体験レッスンに申し込む時のチェックポイント

ヨガをはじめて受ける時に、どんな事に気をつければいいのでしょうか。スタジオによって条件が違う場合がありますが、気にしておきたいポイントをまとめました。
服装について
動きやすい服装を選ぶ:
体を動かす際、普段使わないポーズで可動域を広げるため、伸びにくい生地や引っかかりやすいデザインは避けましょう。
インナーのポイント:
首元や腰回りに余裕がありすぎると下着や肌が見えてしまう可能性があるので、タンクトップなどを合わせると安心です。
専用ウエアの用意:
ホットヨガやパワーヨガはもちろん、通常のレッスンでも汗をかきやすいため、行き帰りの服とは別に、通気性・速乾性に優れたウエアや替えの下着を用意しましょう。
髪型・メイクについて
髪型の整え方:
ロングヘアの方は、しっかり結んで前髪が顔にかからないようにすることで、インストラクターの動きが見えやすくなり、各ポーズに集中できます。
メイク・整髪料の注意:
ヨガマットのレンタルを利用する場合、汗をかくため、整髪料の使用は控えめに。ヘアカラーが落ちやすいものや濃いメイクも避けるのがおすすめです。
小物類について
水分補給とタオル:
レッスン中にいつでも水分補給ができるよう、ミネラルウォーターと汗を拭けるフェイスタオルを持参しましょう。
シャワー用アイテム:
シャワーがあるスタジオでは、シャワー用タオルの用意も忘れずに。シャンプーや化粧水などのアメニティが整っているかも事前に確認すると安心です。
レンタル、販売をチェック
ヨガマットの確認:
初めて通う場合、ヨガマットを購入するのはハードルが高いかもしれません。レンタルの可否を事前に問い合わせておくと良いでしょう。
その他用品:
ウェア、タオル、水など、ヨガ用グッズや消耗品をスタジオで販売しているかもチェックしておきましょう。
見学について
スタジオの雰囲気を確認:
体験レッスンを予約するのが基本ですが、スタジオの年齢層や設備を確認したい場合は、事前に見学が可能かどうか問い合わせると安心です。
注意事項:
一部のスタジオでは、生徒さんのレッスンを優先して見学ができない場合もありますので、その点は確認が必要です。
初回体験レッスンの価格・回数
価格プランの多様性:
初回無料、半額、ワンコインなど、体験レッスンの価格はスタジオごとに異なります。
利用条件の確認:
一人1回限定の体験や、他のコースでも体験レッスンが受けられるかなど、各スタジオの条件を事前にチェックしておきましょう。
体験レッスン中のチェックポイント

レッスン中は、初めての環境やインストラクターからの指導などに夢中になって、体験したことに満足してしまいがちです。しかし、実際に長く続けるためには、自分に合っているかどうかを見極めることも忘れないでおきましょう。
目的にあっているか
ヨガは長い歴史の中で多様なスタイルが生まれており、リラックス効果、美容効果、メンタルケアなど、目的に応じたレッスンが多数あります。たとえば、ヨガの基本を学ぶレッスンからハードなポージングを学べるパワーヨガ、ビーチや山で受けられるアウトドアヨガ、骨盤矯正やリンパ促進などの美容系など、クラスによって様々。一つのスタジオでも複数のスタイルに分かれている場合も多くみられます。
レッスンのタイトルだけでは、どんな運動量なのかがわかりません。リラックスしたいのか、ヨガの難易度を上げていきたいのか、自分の目的をしっかり持って体験にのぞんでくださいね。
通いやすいシステムかどうか
レッスン継続のためには、スタジオの立地、料金システム、設備の充実、予約方法など、通いやすいシステムになっているかを判断しましょう。遠くても料金が安い、ちょっと高いけど会社から近いなど、複数の条件を重ねて自分にとってのコスパを考えて選びましょう。
レッスン+αの時間
レッスン自体は60分など時間が明確でも、スタジオに入る時間、着替え、レッスン後のシャワーなど、こまごまと時間がかかるものです。初めての場所は手間取ることもあるかもしれませんが、忙しい日々の中で時間を取れそうかは大事なポイントです。
インストラクターとの相性
ヨガレッスンでは、インストラクターの声かけのもとポージングが進んでいきます。同じ初心者コースでも、ストイックに厳しく指導する方針を持つ方や、アットホームに話をしながら進める先生もいるかもしれません。長くレッスンを続けたいなら、インストラクターの先生と直接お話ししたり、生徒さんへの声かけの様子を見たりなど、自分なりに相性をチェックしたいところです。
クラスの雰囲気
少人数制で細かいチェックをしっかりしてほしいという人もいれば、少人数レッスンだとコミュニケーションが苦手なので逆に緊張するという人もいます。「雰囲気の良さ」の一言でも、その意味は人それぞれですよね。レッスンがいつも同じメンバーとは限らないので、一人ひとりとの相性を気にすることはありませんが、自分自身の感性をしっかり働かせて通えそうなクラスかを判断しましょう。
体験レッスン前後の注意点
ヨガの効果を打ち消してしまわないよう、前後には注意が必要なポイントもあります。
ヨガ前後のドカ喰いはタブー
ヨガ前の1~2時間は、食事を控える方がベターです。お腹がいっぱいの状態では体が動かしづらいだけでなく、かがんだり頭を下にするようなポーズの時には気分が悪くなる場合も。体が軽くリラックスした状態でヨガに集中できると、より効果を実感しやすくなります。
また、ヨガを終えて汗を流した後は気分も体もすっきりして、つい食べたくなってしまう気持ちも理解できます。しかし、もしスタイル維持やダイエットを意識している方であれば、食べ過ぎには注意が必要です。ヨガ後は代謝が上がり、食べ物の吸収率が非常に高くなっているため、すぐに食べるのはあまり整った食生活に繋がりません。ここは少し我慢して、2時間後くらいにゆっくりと、しっかり噛みながら食事を取るほうが効果的ですよ。
※体質や消化能力には個人差があるため、ヨガ前後の食事は自分の体調や目的に合わせた柔軟な対応が求められます。
ヨガ後、ダルくなるのは好転反応かも
ヨガを受けた後、稀に体が重くなってボーっとしたりそわそわ落ち着かなくなったりしてしまうことがあります。これは必ずしもヨガが体に合わないためとは限りません。
それは、ヨガ初心者に多いようですが「好転反応」によるものかも。知らず知らず溜まっていた毒素などがヨガをすることによって一時的にドッと排出されて浄化される分、気分が揺らいだりダルさを感じることがあるようです。
何度か続けていくと軽くなる症状なので、一度の体験で体に合わないと判断してしまうのはもったいない。少し様子を見てみてくださいね。
まとめ
せっかくヨガを始めようと思い立ったのですから、体験レッスン思い切り活用して、自分に合ったスタジオかどうか見極めましょう。質問はどんどんして、レッスンの雰囲気や先生との相性をしっかり確認してくださいね。素敵なヨガライフをスタートさせ、心も体も元気に過ごせるようになるといいですね!
監修者プロフィール

親子ヨガ講師
オカエリ
[経歴]
武庫川女子大学健康スポーツ科学科を卒業後、大手スポーツ用品店に約7年間勤務。その後、娘さんの療育通いをきっかけに退職し、ヨガインストラクターとしてフリーランスに転向。ヨガの資格を取得してからは、1年目から年間150回以上のレッスンを実施し、現在は3人のお子さんを育てながら、親子向け・ママ向けヨガレッスンをはじめ、親子ヨガ資格取得講座や子育て講座も開催中。
「親子でのびのびと生き、心から笑顔になる」ことを目指し、笑顔の輪を広げる活動に取り組んでいます。さらに、オンラインと対面の両方でレッスンを行い、全国のママや親子に向けたサポートを提供中。また、ママ自立のためのコミュニティ「ママニティカレッジ」の認定講師としても活動しています。
[保有資格]
ママニティヨガ®️インストラクター
しあわせ子育てアドバイザー
健康運動指導士
中高体育教員免許
公式LINE↓
https://lin.ee/hwXorQq
最終更新日: