【糖質制限】お肌に良い?悪い?メリットとデメリット解説

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【糖質制限】お肌に良い?悪い?メリットとデメリット解説

最近流行りの「糖質制限」

 

もしかしたらこれを読んでいる方の中にも、試したことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

糖質制限をすることで、

 

「スムーズに痩せることができた!」

 

という声も聞く一方、

 

「体調を壊してしまった・・・」

「お肌がボロボロになってしまった・・・」

 

などという声が少なからず存在するのもたしか。

 

「糖質制限はお肌にいい」という意見がある一方、「お肌が荒れてしまった」という方もいて、一体どっちを信じていいのかわからないですよね。

 

結局、糖質制限はお肌にいいのでしょうか?悪いのでしょうか?

 

せっかくキレイになるためにやっているのに、それでお肌が荒れてしまったらとても悲しいですよね。

 

本日は、ブームの糖質制限について「お肌」の観点から見ていきたいと思います。

糖質制限ってなに?

もうご存知の方も多いかもしれませんが、まずは「糖質制限ってなに?」ということからご説明します。

 

糖質制限とは、その名の通り、「糖質を」「制限すること」です。

 

現代人はごはん、パン、パスタ、そば、うどん、砂糖などといった、糖質を多く含む食品を摂りすぎているため、それを制限することで効率よく痩せることができる。という理論のようです。

 

この糖質制限ですが、人によって「どのくらい制限するか」というのはまちまち。

 

「いつもはパンを2枚食べていたところを1枚にする」という方から、

「炭水化物は一切食べない!」という方まで、力の入れ具合にかなり幅があります。

糖質制限ってお肌に良い?悪い?問題

糖質制限ってお肌に良い?悪い?問題

パーソナルジムのプログラムで取り入れられたことや、テレビや雑誌で取り上げられたことにより一躍話題となった「糖質制限ダイエット」

 

たしかにダイエットに成功して痩せることができた方も結構いらっしゃるようですが、気になるのは「お肌への影響」

 

みごと痩せることができたとしても、無理なダイエットのせいでお肌が荒れてしまったらあんまり嬉しくないですよね。

 

果たして、糖質制限はお肌に良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?

肌への影響は賛否両論!

この問いに対する答えは、一言で言い表すことができません。

 

なぜなら、専門家の間でも

「お肌に良い」という意見と「お肌に悪い」という意見が真っ二つだから。

 

また、実際に糖質制限ダイエットを行って、「お肌がキレイになってきた」という方もいれば、「ボロボロになってしまった」という方もいます。

 

いまや糖質制限は「結局肌にいいの?悪いの?」と、全国民が混乱している状態なのです。

 

そこで、今回は、「糖質制限のお肌への影響」というテーマについて、肯定的な意見と否定的な意見の両方をまとめてみたいと思います。

 

これらを参考にして、糖質制限をするかしないかを決めていきたいと思います。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

糖質制限「賛成派」の意見(1)糖化を防げる

まず「糖質制限はお肌に良い!」という、賛成派の意見から見ていきたいと思います。

 

賛成派の意見として最も多いのは、糖質制限をすることで「糖化」を防ぐことができるというもの。

 

私たちが糖をたくさん摂ったとき、エネルギーとして使いきれずに余った糖は、お肌のたんぱく質と結合し、「AGEs(終末糖化物質)」という老化物質を生み出してしまいます。

 

これが「糖化」と呼ばれる現象です。

 

AGEsは肌に徐々に蓄積され、お肌のコラーゲンを破壊したり、黄色くくすませてしまったりします。

 

それにより、シミ、シワ、ほうれい線、たるみ、くすみなどを引き起こしてしまうのです。

 

余分な糖を摂らなければ糖化を防ぐことができるので、若々しいお肌を保つことができる、というのが賛成派の意見です。

糖質制限「賛成派」の意見(2)たんぱく質摂取量が増える

賛成派の意見として続いて挙げられるのは、

「糖質を減らした分、必然的にたんぱく質の摂取量が増える」というもの。

 

現代人は、とかくたんぱく質が不足しがち。

特に女性はダイエットなどの影響で、十分なたんぱく質を摂ることができていません。

 

2013年時点におけるたんぱく質の平均摂取量は、なんと戦後間もない1950年の頃とほぼ同じレベル!

 

飽食の時代になったにも関わらず、戦後と同じ量しかたんぱく質を摂っていないというのは、健康に良いはずがありません。

 

お肌も、髪の毛も、すべてはたんぱく質によって作られています。

 

たんぱく質が十分に摂取できていなければ美しいお肌を作ることができないのは、想像に難くありません。

 

そこで、糖質制限が登場します。

 

糖質を制限した分、必然的にたんぱく質をより多く摂取することになります。

そうすることで、たんぱく質不足が解消され、美肌を作ることができる。

というのが、賛成派の意見です。

 

糖質制限「賛成派」の意見(3)ニキビを防ぐ効果がある

近頃ネットでよく見かけるのが「ニキビと糖質の関係」

 

「甘いものを食べたらニキビができてしまった・・・。」

なんて経験、誰しも一度はありますよね?

 

糖質とニキビには、深い関係があると言われています。

 

糖を摂取すると、血中ではインスリンが増加するのですが、それに伴って皮脂の分泌が盛んになります。

それに伴い、ニキビが増えてしまうことがあるのです。

 

糖質制限をすれば皮脂の分泌が減るため、ニキビを予防・改善することができる、と言われています。

糖質制限「反対派」の意見(1)血のめぐりが悪くなる

さて、ここからは「糖質制限はお肌に悪い!」という、反対派さんの意見を見ていきたいと思います。

 

反対派の意見としてまず挙げられるのは「血流」に関してです。

 

人間には一日170グラムの糖が必要だと言われており、そのうちの120~130グラムは脳で使われ、30グラムは赤血球のエネルギーとして消費されます。

 

赤血球は、全身の細胞に酸素を届けるというはたらきをしています。

もし赤血球がうまく機能しなくなってしまったら、どんなことが起こるのでしょうか。

 

お肌に酸素が届けられないため、うるおいやハリがなくなり、しぼんだ感じになります。

さらに、顔の血色も悪くなり、クマが目立ったり、お肌がくすんだりしてしまいます。

 

つまり、糖質制限をして赤血球が正常に働かなくなってしまうことで、肌老化や肌疲労の原因となってしまうのです。

糖質制限「反対派」の意見(2)筋肉量が減る

糖質制限によって糖が足りなくなってしまうと、不足分を補うため、筋肉に含まれるアミノ酸がエネルギー源として使われることになります。

 

すると、筋肉がすり減り、基礎代謝を低下させる原因になってしまうのです。

 

代謝が悪くなることで、お肌の生まれ変わりがうまくいかなくなってしまい、肌荒れや肌老化が生じやすくなってしまいます。

 

また、お肌を支えている筋肉が衰えることで、お肌がたるみやすくなってしまう、という懸念もあります。

糖質制限「反対派」の意見(3)腸内環境が悪くなる

意外と知られていないのが、過度の糖質制限によって「腸内環境が悪くなる」ということ。

 

腸内細菌のというものは、絶妙なバランスによって保たれています。

糖質を制限してしまうとこのバランスが大きく崩れ、腸内の環境が悪くなってしまうことがあります。

 

すると、腸が炎症を起こしてしまったり、便秘気味になってしまうことがあります。

腸内の環境はお肌と密接に関わっているため、腸のコンディションが悪くなることでお肌が荒れてしまう原因にもなります。

なにごともやりすぎは禁物!

大事なのは、なにごとも「バランス」です。

糖質の摂りすぎも、減らしすぎも、お肌には良くありません。

 

そもそも、糖質は「脂質」や「たんぱく質」と並び、3代栄養素のひとつです。

 

人間の体に欠かせない3代栄養素のひとつを極端に減らしてしまうのは、健康に良いはずがありません。

 

「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」とはよく言ったものです。

 

摂りすぎもNGですし、摂らなすぎもNGです。

お肌をキレイに保つためには、「適切な量」を心がけることが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本日は「糖質制限のお肌への影響」という観点でお話ししました。

 

糖質は、お肌の状態を良くも悪くもすることができる、諸刃の剣。

 

自分にとっての適量を見つけて「過剰」にも「不足」にもならないように気を付けてください。

 

たしかにほどよい糖質制限はお肌の糖化を防ぐことができるので、様子をみながら行うようにしましょう。

 

<参考URL>

・糖質科学ラボ http://www.toshitsu-labo.com/

・J-CAST テレビウォッチ https://www.j-cast.com/tv/2014/02/07196241.html?p=all

・ミルクプロテインのチカラ https://www.meiji.co.jp/milk-protein/healthy-life/article-1.html

・AERA dot.  https://dot.asahi.com/wa/2019021600013.html?page=2

・bikke.bagle  https://shop.bikke-jp.com/?tid=20&mode=f58

 

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