コンシーラーがよれる・浮く……その原因は?よれない使い方を解説
シミやそばかすなど、気になる肌の悩みを隠してくれるはずのコンシーラー。使い方によっては、コンシーラーがよれたり浮いたりすることもありますよね。
「肌トラブルを隠すはずが余計に目立ってしまった」と悩んだ経験を持つ方もいるかもしれません。
本記事ではコンシーラーがよれたり浮いたりする原因や崩れにくい使い方、対処法をご紹介します。
コンシーラーがよれる・浮く原因
せっかく使ったコンシーラーがよれたり浮いたりする原因のひとつに、肌と密着していないことが挙げられます。乾燥していたり厚塗りしたりすると、コンシーラーが肌と密着しにくくなります。「よれる」「崩れる」と感じているのなら、まずは普段のスキンケアを見直してみてください。
まずは肌が乾燥しないように、普段のスキンケアを念入りに行いましょう。クリームなどを使って、しっかりと保湿をすることをおすすめします。
また、コンシーラー厚塗りもメイクが崩れる原因となるため、なるべく厚塗りをしないよう心がけてみてください。
崩れにくいコンシーラーの使い方
ここからは、崩れにくいコンシーラーの使い方についてもかんたんにご紹介します。使い方のコツを掴むと、コンシーラーがよれるのを防げるでしょう。
肌トラブルや使う場所に合わせてコンシーラーを選ぶ
コンシーラーは、肌トラブルや使う場所に合わせて選ぶのがおすすめです。市販されているコンシーラーの形状には、以下のようなものがあります。
・リキッド
・スティック
・ペンシル
・クリーム
リキッドコンシーラーは、アプリケーターがついているチップタイプか筆ペンタイプのものの2種類が一般的です。
動きのある場所や乾燥しやすい場所には、柔らかくて保湿力が高いタイプのリキッドタイプやクリームタイプが向いています。
「濃いシミを隠したい」と考えるのなら、密着力の高いスティックタイプやペンシルタイプが良いでしょう。
自分の肌の状態に合わないタイプを使用すると、よれや崩れが起きる原因になります。使っているコンシーラーがよれやすいと感じる場合は、合っているか確認してみてください。
正しい順番でコンシーラーを使う
コンシーラーを正しい順番で使うことも大切。ファンデーションに合わせた順番でコンシーラーを使用しましょう。
・パウダーファンデーションなら、コンシーラーはファンデーションの前に使う
・リキッドファンデーションなら、コンシーラーはファンデーションの後に使う
特にファンデーションを変えた後は、使う順番に注意が必要です。
コンシーラーを厚塗りしない
「隠したい」と思うあまり、コンシーラーは厚塗りになってしまいがちです。
しかし、コンシーラーがよれたり崩れたりするのを防ぐためには、厚塗りをしないことがポイント。またコンシーラーだけでなく、ファンデーションの厚塗りも控えるのがおすすめです。
基本としては、コンシーラーを置いたら、カバーしたい部分には触れないよう周囲を肌になじませます。
ただし商品それぞれの使い方もしっかりとチェックしましょう。商品説明にある使い方を守ると、よれ・崩れを防ぎやすくなります。
コンシーラーがよれたときの対処法
種類や順番を意識しても、コンシーラーがよれてしまうことがあるでしょう。想像より空気が乾燥していたり、気温が高かったりする日もありますよね。
ここではコンシーラーがよれる原因別に、対処法をご紹介します。
「崩れたから」とコンシーラーを重ねるだけでは、厚ぼったくなるうえに、さらに崩れる原因になります。ぜひそれぞれの対処法を覚えて、メイク直しにお役立てください。
乾燥
よれた原因が乾燥であるなら、保湿が必要です。
オイル配合のミストを吹きかけてからティッシュで優しく押さえ、フェイスパウダーを重ねましょう。油を配合していないタイプの化粧水だと、水分が蒸発しやすくなります。その場合には、乳液やクリームなどを重ねて使うのがおすすめです。
また普段の乾燥対策についても見直してみてくださいね。
汗
汗が原因でコンシーラーがよれてしまうのであれば、部分的にメイクを直すのがおすすめです。
まず乳液を使って、コンシーラーが崩れた部分のメイクを落としてみましょう。ティッシュで乳液がついた部分を押さえ、ファンデーションとコンシーラーで再度メイクします。崩れた部分をオフしてやり直すと、綺麗な状態に戻せるでしょう。
少し手間はかかりますが、よれが気になるのならおすすめの対処法です。
まとめ
コンシーラーがよれてしまうのは、乾燥や厚塗りなどにより肌と密着していないのが原因です。もしよれてしまったときは、ご紹介した対処法を試してみてください。重ねたときのように厚ぼったくならず、綺麗に肌の悩みを隠せるでしょう。
コンシーラーにも種類がありますので、隠したい場所に合わせて選ぶのも大切です。ぜひコンシーラーを使いこなしてよれや崩れを防いでくださいね。