新型コロナでマスクの値段が高騰!やっぱり店側が儲けている?!50枚入りマスクが5,000円を越える理由とは
マスクの値段が高騰している理由(2)中国製の8割は欧州に流れている
ニュース番組などでも連日報道されている通り、現在は世界中の国同士で「マスクの争奪戦」が起こっています。
2020年4月28日に公開されたFNN PRIMEの記事の中で、中国マスクメーカー担当者へのインタビュー内容が公開されています。
それによると、
「中国のマスクメーカー担当者:この状況下では、ほとんどをヨーロッパに輸出している。ヨーロッパの人たちは、マスクをあまり好まないが、今はマスクをせざるを得ないのでたくさん買っている。(中略)パーセンテージにすると80%以上。」
(引用:https://www.fnn.jp/articles/-/36844)
と述べられています。
ヨーロッパは感染状況が深刻な国も多く、かなり高い金額を出してでも仕入れているよう。
現在、ヨーロッパでは「マスク1枚700円」という信じられない価格になっているようです。
中には、ほかの国に売る予定だったマスクを、莫大な金額を払って「横取り」してしまうというケースもあるのだそう。
そういった事情により、中国製のマスクの8割はヨーロッパに流れている状態です。
この世界規模の“マスク戦争”によって、価格高騰にさらに拍車がかかっています。
日本は欧米と比べると高額での購入に対して慎重すぎるようで、「買い負けしている」と指摘されています。
マスクの値段が高騰している理由(3)輸出規制によって日本に送れない
海外にマスク工場を持っている日本メーカーもありますが、ここでも大きな問題が。
それは【輸出規制】です。
現在は、各国がまずは自国民の健康を守るため、マスクなどの医療物質の輸出を規制しようという動きが相次いでいます。
こういった輸出規制により、東南アジア等に工場を持っている国内メーカーでさえ、日本へマスクを供給することが難しくなっているのです。
マスクの値段が高騰している理由(4)マスクを作る機械も争奪戦
「マスクが足りないなら、その分たくさん生産すればいいじゃない!」
そう考える方も少なくないかもしれません。
しかし、現在はそれも難しい状況。
2020年4月26日の北海道新聞の記事によると、
「マスクをつくる機械自体が世界中で争奪戦。手の打ちようがない」
(引用:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/415838)
と報じられています。
日本でもマスク生産設備導入のための補助金制度を設け、国内生産が検討されたものの、そもそもその機械自体が世界規模で争奪戦となっており、手に入らない状態。
自国での生産を増やすことさえも難しくなっているのです。
「50枚入5,000円」は不当な価格ではない
現在のマスク不足のニュースを見ていると、「たかが布とゴムひも」を手に入れるのがどうしてそんなに大変なのか?と思ってしまいますよね。
でも今は、前代未聞の異常事態。
「たかが布」「たかがゴムひも」を手に入れるのが非常に難しいことになっているのです。
50枚入で5,000円というと少々お高く思えてしまいますが、現在のこの世界情勢を鑑みると決して不当な金額ではないと言えます。
筆者の個人的な意見としては、これを下回る価格設定であれば(少なくとも現時点では)、良心的な価格設定ではないのかなと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、マスクの値段が高騰している理由についてご説明しました。
緊急事態宣言が解かれ、外出自粛が緩和したとしても、マスクの価格高騰は少なくとも今後1年間は続くと言われています。
世界中が新型コロナウイルス(COVID-19)によって恐慌に陥っている現在、経済面にも影響が及びマスクひとつにかけるコストにも限界があるかもしれません。
しかし、ここは読者様ご自身やそのご家族が感染するのを防ぐための必要経費と言えます。
節約術を駆使し他を工面するなどして、なんとかこの窮地をみんなで乗り切っていきましょう!
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<参考URL>
・中日新聞 https://www.chunichi.co.jp/
・FNN PRIME ONLINE https://www.fnn.jp/
・北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/