デート代は奢ってもらう?割り勘?気になる「男女のお金」事情

デート代は奢ってもらうもの?それとも割り勘が常識?
好きな人から食事に誘われて楽しい時間を過ごしたのはいいものの、気になるのは会計時。「奢ってもらいたい」「割り勘の方が気が楽」と考え方は十人十色ですが、奢ってもらえないと「大事にされていないのでは?」と不安になってしまう人も少なくありません。
そこで今回は、デート代にまつわる不安や疑問点について深掘りしていきます。
デート代は奢ってもらう?割り勘?

デート代を奢ってもらえない女性は、大事にされていないということなのでしょうか?筆者の実体験に基づいてお伝えします。
いい男は「奢りたい」割合が多い
筆者の体験上、誠実な男性や責任感が強い男性は「デート代は男が出すもの」と感じている人が多い印象を受けます。
そもそも「いい男」というのは、自分の能力を客観視して活かし、楽しみながら仕事をして収入を得ている人だと筆者は感じています。
そのような男性はいうまでもなく会社でも一目置かれたり昇進したりするもので、当然収入も高くなりやすいでしょう。
反対に、あまり魅力を感じない男性の多くは「いつもダルそうに仕事をしている」「自分自身を客観視できていないため能力を活かせる職につけていない」「お金だけのために働いている」などの特徴が見られます。
その結果、デート代を奢るほどの余裕がなかったり、そもそも「奢る」という概念がなかったりする人も少なくありません。
学生・会社員・バイト・実業家・2代目社長・フリーランス…様々な男性を見てきた経験から言えるのは、いい男は「自分の能力を活かして仕事をしている」という共通点があり、金銭的にも余裕があるためデート代を奢ってくれやすいということです。
お金の「ある・なし」で判断しないで!
「いい男は経済的に余裕があり奢ってくれやすい」とお伝えしましたが、例外もあります。
筆者は夫と高校生時代に出会いお付き合いを始めたのですが、今考えてみるとあり得ない行動をしていました。
それは…「デート代は全て彼氏(現夫)持ち」だったことです。
結婚後に聞いたことですが、夫はアルバイトをしていたわけでもなく、毎月母親からもらう数千円のお小遣いを全て筆者とのデート代に回していたそうです。
ここから見えてくることは「お金持ちかどうか」は関係ないということ!例えば、月収100万円の人が5千円のデート代を奢ってくれることは痛くも痒くもないでしょう。
しかし、筆者の夫のように「数千円しか手持ちがない中でそのほとんどをデート代に使える」という場合は、かなり相手に対しての気持ちが強いことを表しています。
デート代を奢ってもらえるのは嬉しいことですが、「奢ってくれたから彼に愛されている」とは言い切れないので注意しましょう。
奢ってくれる人の中には「ダメ男」もいるので要注意!
先ほどもお伝えしましたが、奢ってくれたからといって「好かれている・愛されている」と安心するのはやめましょう。
なぜなら、金銭的に余裕のある人は、恋愛感情の有無に関係なく奢ることもあるからです。
中には「身体の関係を持ちたいが為に奢る」という人もゼロではないので、相手の人間性もしっかりとチェックするようにしたいですね。
「割り勘派」はケチ?節約派が多い
筆者の経験上、まだお付き合いが始まっていない段階で「割り勘」をチョイスする男性は、お金に対してシビアな考え方を持っていたりケチであったりする傾向が高いと感じています。
男性は本能的に「この女性を落としたい!」と思ったら、プレゼントをしたり奢ったりして何とか女性の気を引こうとするでしょう。
しかし、その段階で「割り勘で!」と当たり前に支払いを求める男性は、もしかするとそこまで本気で落とそうとしていないのかもしれません…。
デート代の支払いは「付き合う前と後」で変わる!?

付き合う前はデート代を奢ってもらえたとしても、付き合った後は割り勘になる…というカップルもゼロではありません。
ここでは、付き合う前と後でどのようにデート代の支払いが変わっていくかについて解説します。
付き合っても「奢ってもらう」
お付き合いが始まっても、今までの流れと変わらずにデート代を奢ってもらえる場合、以下のような共通点が考えられます。
・男性側の収入が安定していて余裕がある
・深い愛情がある
・「デート代は男性が払うもの」と強い信念がある
・デートの回数が少なく金額も奢れる範囲内
2人の間が進展して行ってもデート代を奢ってもらえる場合、男性には必ずと言ってもいいほど「パートナーへの愛情」があるでしょう。
相手への気持ちがもしないのであれば、毎回のデート代を支払い続けることはしにくいはずです。
付き合ったら「割り勘」
付き合う前はデート代を奢ってくれていたのに、付き合ったら割り勘になると不安に感じる人も少なくありません。
付き合った後に割り勘へ変わって行った場合、以下のような原因が考えられます。
・デートの回数が多い
・毎回のデート代が高額
そもそもデートの回数が多くなると支払いも増えますし、一回のデート代が高額になればなるほど奢りではなく割り勘へと移行していくパターンも少なくありません。
男性側から「割り勘にしてくれない?」と頼まれるケースもありますが、女性側から「わたしも払うよ」と申し出ることの方が多いでしょう。
物価高が続く近年では、男性がデート代を負担するよりも「初めから割り勘の方が気持ちいい」と考える若者が増えているのも事実です。(筆者は昭和生まれ!)
筆者の場合は「結婚したら割り勘」に!
「デート代は男性に払ってもらいたい」願望が強い一面がありましたが、デートの帰り際にはコンビニでコーヒーや栄養ドリンクを買って手渡ししていた記憶があります。
そんな昭和生まれの筆者は、付き合う前も付き合った後も、基本的にデート代は相手に支払ってもらえていました。
(もちろん「男性が支払うのが当たり前」という考え方ではなく、会計時に財布もちゃんと用意して支払う意思も見せていました。)
しかし、中には「割り勘男」や「ヒモ男」も…!そんな男性とは、お金の面ではなく性格の不一致が原因でごく短期間の間にお別れをした記憶しか残っていません。
一方で、今の夫は付き合う前も付き合った後も基本的にはデート代を奢ってくれていました。
結婚して財布を一緒にした段階で「割り勘」「2人のお金は共通財産」という認識になりましたが、これも夫に対する金銭面での信頼感があったからこそトラブルなく生活できているのだと実感しています。
デート代をケチる男性には要注意!?
デート代をケチったり、果てには女性に奢らせようとしたりする男性には要注意!お金への接し方で「その人の人間性が見えてくる」と言っても過言ではありません。
そこでここでは、幸せな恋愛を手に入れるために意識したい「お金の使い方」について紹介します。
デート代をケチる男性の心理
お付き合いが始まる前段階で、すでに「この女性にお金を使うのは勿体無い」「できるだけ払いたくない」「割り勘が当たり前だろ?」と思っている男性で、魅力的な人を見たことがありません。
デート代をケチる男性の心理にあるのは、女性を喜ばせることよりも「自分のお金が減らないこと」「自分が不利益を被らないこと」なので、自己中心的な側面が強いと言えます。
そのような男性とお付き合いをして結婚をすれば、どうなるでしょうか?目に見えていますよね。
今まで「化粧水1本買うのにも旦那の許可が必要」「自由にお金が使えない」と嘆く女性たちを見てきましたが、そのような女性の夫は「ケチ」という共通点がありました。
お金との向き合い方に注目してみると、その人の人間性が垣間見える瞬間があります。
デート代は奢ってくれる人がおすすめ!
令和の時代…Z世代の皆さまにとっては割り勘が当たり前になっているかもしれませんが、昭和生まれの筆者としては、1回目のデートを割り勘にする男性には正直疑問を感じてしまいます。(身体目当ての場合を除く)
毎回ではなくても、女性よりも男性の方が多くデート代を負担してくれているのであれば、男性の中にはしっかりと「愛情」があると言えるでしょう。
お金と人間性には切っても切れない深い関係性があります。生きていくにはお金が必要ですし、付き合いが長くなればなるほどより現実的になるものです。
その時にお金のトラブルで揉めることがないように、金銭感覚がある程度一致した人と共に人生を歩んで行くことをおすすめします。
筆者は「デート代は奢ってもらいたい」と思っていますし、夫は「男が支払いたい派」で相性がぴったり!
もしもあなたが「割り勘の方が嬉しい」と本心で思っているのであれば、同じく「デート代は割り勘がいい」と思っている男性を選んだ方がいいでしょう。
今好きな人がいるという人は、ぜひ「金銭感覚が合う人」かどうかチェックして見られてくださいね。
まとめ
昭和生まれの筆者にとって、付き合う前のデート代で割り勘にされたら…2回目のデートはきっとありません(笑)
「傲慢な女だな〜」と言われた過去もありますが、初めてのデートで奢ってもらいたいという乙女心を否定する男性を選ばなかったからこそ、今の幸せな結婚生活があるのだと感じています。
金銭感覚に正解はなく、大切なのは「お互いの金銭感覚が近いかどうか」です。ぜひ、ご自身の金銭感覚を今一度振り返ってみてください。
あなたは「奢られたい」派?それとも「割り勘が気楽」派でしょうか?まずは自分の心に素直になって、デート代を奢ってもらいたいのかそうでないのかを考えてみましょう。
その上で、自分の価値観を信じてパートナー選びをしてみてくださいね!
執筆者プロフィール

C(シー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。