毛穴開きの原因ってこんなに種類があるんです。正しいケア方法で撃退！

まずは毛穴の種類別に改善方法を見ていきましょう。

乾燥してゴワゴワになった角質を潤すために、洗顔後は化粧水で水分を与え、乳液やクリームで蓋をし、肌をふっくらさせてあげましょう。化粧水もバシャバシャつけるのではなく、浸透させるようにゆっくりハンドプレスするのがオススメです。乳液やクリームをつける際は、少し手で温めてから肌に塗ると浸透しやすいかもしれません。

また、フェイスパックもオススメです。保湿効果が高いものや蒸発しにくいパックを選びましょう。キメが整い、肌の透明感を呼び戻してくれます。

頬に縦長の毛穴が目立つ方、加齢により毛穴が気になるようになった方にはエイジングケアが必要です。コラーゲンの生成を促し、肌内部から持ち上げることによりたるみ毛穴が改善されます。エイジングケア商品を使用してお手入れすることはもちろんですが、一度たるんでしまった毛穴はスキンケアの力だけではなかなか治らない場合があります。こまめに表情筋を鍛えるエクササイズをする他、エステや皮膚科を頼るのも手段かもしれません。

詰まってしまった毛穴には角質ケアが効果的になります。ピーリング作用のある洗顔料を使って顔をマッサージし、クレイパックで角栓を除去するのも良い方法です。ピーリングをする前に、ホットタオルなどで顔を十分に温め、毛穴をほぐしてからゆっくり丁寧なクレンジングをしましょう。ピーリングやクレイパックをする際に、角栓を取り除きやすくなります。大事なのは優しくほぐしてあげることです。気になるからといってゴシゴシこすってしまうと、毛穴を傷つけてしまうので気をつけましょう。

ニキビやニキビ跡など、炎症によって毛穴が目立つ場合には抗炎症作用のあるビタミンCが配合されている化粧品が効果的です。高濃度ビタミンCのものを選ぶと良いですが、高濃度すぎると肌への刺激が強いため、順を追って使用するのが良いかと思います。

炎症が治ったあとは、色素沈着を防ぐため美白ケアをしましょう。美白有効成分が含まれている化粧品や、パックなどがオススメです。

どの毛穴に対しても、大事なのがクレンジングと洗顔です。クレンジングを怠ると、化粧の残りが皮脂や古い角質と混ざり合って詰まり毛穴の原因となってしまいます。クレンジングオイルやクレンジングクリームでのクレンジングはみなさんご存知かと思いますが、実は”ベビーオイル”も毛穴汚れに有効だと言われています。

使用方法は普通のクレンジングオイルと同じで、洗顔前に乾いた肌にベビーオイルをなじませます。ゴシゴシこすらず、ゆっくりとマッサージをしてください。化粧が濃い日には他のクレンジングオイルと併用することをオススメしますが、比較的薄いメイクならベビーオイルで落とせることがほとんどです。

前述した通り、ホットタオルなどで毛穴を広げた後に行うとより効果的ですよ。

収れん化粧水とは、肌を引き締める効果のある化粧水のことを指します。皮脂コントロールをしながらキメを整えてくれ、毛穴の開きに悩む多くの方にぴったりなのがこちらの化粧水です。収れん化粧水は普通の化粧水と違い、肌を柔らかくほぐすのではなく毛穴を引き締める働きがある化粧水なので、洗顔直後ではなく乳液の後に使用するのが良いでしょう。

収れん化粧水はコットンに500円硬貨より少し多めに取り、リズミカルにパッティングしてください。肌がひんやりしてきたら、浸透してきた目安です。特に毛穴の開きが気になる部分には集中してパッティングしても良いですね。

肌の外側からのケアも大事ですが、身体の中からのケアも意外と大事なのです。いくつかポイントをご紹介します。

皮脂の分泌が気になる方にオススメの栄養素がビタミンB2、B6。レバーやバナナ、納豆、豆乳、カツオ、マグロなどに含まれます。忙しい朝のご飯に、バナナと豆乳や納豆で毎日栄養を取り入れたいですね。

ビタミンAは、肌のターンオーバーを助けてくれます。古い角質などが毛穴に詰まりにくくなり、メラニンの蓄積も防いでくれるそうで、ベータカロテンというニンジンやかぼちゃに含まれている成分を摂取すると、体内でビタミンAとして吸収されます。他にもうなぎなどに含まれています。

一方で摂取のしすぎに気をつけたいのが糖質や脂質です。適度な摂取ならば良いですが、揚げ物やスイーツを食べ過ぎると皮脂の分泌を増やしてしまいます。毛穴が気になるときは、甘いものや脂っこいものをなるべく控えた生活をしてくださいね。