【医師監修】尿もれや膣のゆるみに効果絶大!謎多きインティマレーザーを紐解く
尿もれや膣のゆるみなど、デリケートゾーンの不調は、女性なら誰もが経験するかもしれない問題です。
命には関わらないものの、生活の質を大きく低下させてしまいます。
デリケートゾーンの治療は「痛そう」「怖い」などのイメージが強いですよね。
そんなイメージを覆すのがインティマレーザーです。
インティマレーザーはメスを使わず、尿もれや膣のゆるみなどを治療します。
入院いらずで、ダウンタイムも短期間。痛みもほとんどありません。
そこで今回は、顔からデリケートゾーンまであらゆるレーザー治療を網羅し、女性の悩みを解決してきた婦人科形成の専門医監修のもと、インティマレーザーの特徴やメリットをご紹介してまいります。
デリケートゾーンに悩みのある方は必読です!
インティマレーザーの特徴やメリット
インティマレーザーは、これまで治療に踏み切れなかった人にこそ知ってもらいたい治療法です。
従来の治療法と比べると、インティマレーザーがいかに画期的な治療法かがわかりますよ。
従来の治療法と比較
「骨盤底筋群」という言葉を聞いたことがありますか?
骨盤底筋群は文字通り、骨盤の底にある筋肉のこと。
膀胱や子宮、直腸を支え、排せつをコントロールする役割があります。
尿もれや膣のゆるみなど、デリケートゾーンの不調の多くは、骨盤底筋群の衰えが原因です。
骨盤底筋群はトレーニングで鍛えることができますが、加齢や運動不足によって衰えていきます。
また、出産時には大きなダメージを受け、すぐには回復しません。
出産後、尿もれに悩まされる女性が多いのは、骨盤底筋が弱っているからです。
従来から行われている治療法には、骨盤底筋群を鍛える体操があります。
体操は予防や軽度の症状を改善するためなら、一定の効果を発揮しますが、即効性はなく、重度の症状を治療するのは困難です。
根本的な治療としては、骨盤底再建手術や膣縮小手術がよく知られています。
骨盤底再建手術はメッシュテープを骨盤の底に入れ、尿道などを支える力を補強する治療です。
1度手術すれば効果はずっと続きますが、人工物を体内に入れることによる感染症のリスクがあります。
膣縮小手術は加齢や出産などで伸びてしまった膣内の筋肉を引き寄せ、膣を小さくする手術です。
膣の締まりが良くなり、尿もれにも効果があります。
入院の必要はありませんが、回復までに約1ヶ月かかります。
メスを使わない
メスを使う手術はどうしても「痛そう」「怖い」というイメージから離れられませんよね。
インティマレーザーは切らなくてもいい治療法です。
膣内に棒状の器具を挿入し、レーザーを照射するだけ。
レーザーの熱で膣内の組織を活性化し、コラーゲンの生成を促進。
尿道付近や膣内の組織を若返らせて、症状を改善します。
入院の必要がない
インティマレーザーの施術時間は約30分。入院の必要もありません。
短時間で治療できるので、忙しい方も安心ですね。
副作用の心配が少ない
インティマレーザーはメスや内服薬を使わないため、副作用の心配がほとんどありません。
施術後の腫れは2日ほどで収まりますし、痛みやおりものなどの症状も数日で改善します。
妊娠希望者も可能
従来の治療でご紹介した手術は、これから妊娠を希望している方には受けられない手術です。
しかし、インティマレーザーは妊娠希望の方でも施術を受けることができます。
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