カネボウの大人気クレイ洗顔料を正直レポート!その実力は?
数々の受賞歴を持ち、口コミでも高評価を集める、カネボウのスクラビングマッドウォッシュ。あまりの人気ぶりから、効果を疑ってしまう方も多いのでは。
今回は、嘘が付けない筆者が、その大人気のクレイ洗顔料を忖度なしでレポートしていきます。話題の商品に半信半疑、という方はぜひチェックしてみてください!
カネボウのスクラビングマッドウォッシュ、どんな商品?
スクラブ入りのクレイ洗顔料である、カネボウの、スクラビングマッドウォッシュ。
一体どんな商品なのでしょうか。
実際に使用してレポートする前に、まずは商品について客観的にご紹介!
どんな商品なのか・口コミではどう評価されているのかなどについて徹底的に解説していきます。
洗顔方法
洗顔料と言っても、使用方法が通常の洗顔とは少々異なります。通常の洗顔料の場合、手で泡立てた後にお肌をくるくると優しく洗っていきますが、スクラビングマッドウォッシュには特徴が。以下に洗顔のステップを記載します。
1.チューブから2cmほどの洗顔料を取り出し、目や口を避けて濡らした顔に直接載せます。
2.優しく塗り広げたら、手で馴染ませましょう。
3.様子を見ながら少量ずつ、水やぬるま湯を含ませながら洗い、良く洗い流します。
顔に直接載せる、というのが他にあまり見ない使用方法。摩擦が気になる方も多いと思いますので、レポートする際にしっかりチェックしていきますね!
公式サイト記載の特徴3つ
公式サイトの説明では、特徴となるポイントは大きく3点。
1つずつ見ていきましょう。
1.モロッコの溶岩クレイを配合
ミネラルが豊富に含まれるクレイは、お肌に潤いや弾力を与えてくれるとされています。
また、粒子が細かく汚れの吸着力も抜群で、毛穴汚れをしっかりと落としてくれるのも特徴。
この商品に配合されているモロッコ溶岩クレイは、モロッコに位置するアトラス山脈で採取される天然のクレイで、大量のミネラルが含まれています。
2.クレイペーストの質感が3段階に変化
前に記載した、洗顔の3ステップの各ステップごとに、質感が変わっていくのもポイント。
顔に載せるステップでは、クレイが密着し皮脂を吸着。スクラブが崩れ始めます。
馴染ませるステップでは、スクラブがより細かくなり、汚れや角質を取り除きます。
そして最後の洗い流すステップでは、洗顔料が水を含んで泡立ち、皮脂や汚れを除去してくれます。
3.きちんとした洗いあがりでも、ツッパリ感はない
このあと成分については詳しく説明しますが、洗浄成分の組み合わせにおいてバランスを考え、保湿成分も配合しています。
そのため、毎日の使用が可能な洗顔料に仕上がっているようです。
成分
保湿成分には、角層の水分量を保持するグリセリン・DPG、同じく角質層の水分量を保持し、さらに皮膚を滑らかにするメチルグルセス‐10、皮表の水分量を保持するシルク・ヒアルロン酸Na、水分の蒸発を抑えることでお肌を柔らかく保ち、質感を改善するカニナバラ果実油などを配合。
洗浄成分には、モロッコ溶岩クレイはもちろん、ミリスチン酸、水酸化K、パルミチン酸、ラウリン酸、ココイルメチルタウリンNaも配合しています。
洗浄成分だけでなく、保湿成分も豊富に含まれている洗顔料だということがよくわかります。
口コミ
口コミでもかなりの高評価を得ているように思えました。
お肌への効果としては、継続して使用することで肌質が改善された、お肌が柔らかくなった、毛穴汚れが目立たなくなった、吹き出物が治った、汚れや油脂が落ちてお肌がつるつるに、化粧水が浸透するなどのさまざまな意見が。
また、クレイ洗顔料そのものへの評価としても、乾燥せずツッパリ感もない、香りが良い、スクラブは痛くなく次第に溶けていく、洗いあがりがさっぱりなどの肯定的な意見が見られました。
ただ、反対に、匂いが合わない、お肌に載せた後で泡立てるため摩擦が気になる・刺激が強い、痒みが出た、他の洗顔との差を感じないなどの厳しい意見もちらほら。
特に、摩擦に関しては心配な方もいらっしゃるのでは。レポートにてしっかり見ていきますね。
また、これら口コミでの高評価を反映しているのが、数々の受賞歴です。マキアの「みんなのベスコス」2022下半期、洗顔部門で1位など、2023年上半期までの受賞数は18冠!他にも、アットコスメの「ベストコスメアワード」2023洗顔フォームランキングで1位も取るなど、多くのユーザーからの支持を集めていることが伺えます。
実力はいかに!筆者の独自レポート
ここまで商品情報の詳細や口コミなど、客観的に見ていきましたが、この後は筆者の独自目線でレポートしていきます。
良いところはもちろんですが、あまり良いと感じなかった点も忖度なしで記載します!
購入方法
まずは購入から。今回は、実店舗にて購入しました。
公式サイトの商品ページから、取り扱い店舗を検索することができます。活用してみてくださいね。
ただし、筆者が伺った店舗では、デパートの地図での記載が「ルナソルカウンター」となっていたので注意。筆者が伺った店舗のように、ルナソルとしての商品とカネボウとしての商品が一緒に販売されているケースもあるようですので、覚えておくとよいでしょう。
店舗では、お声がけするとすぐに商品を出していただけました。人気の商品なので、お求めの方が多いということが伝わってきます。
店舗でのお写真がNGだったので撮ることができませんでしたが、お店の方もご親切で丁寧でした。気になる商品がある場合は試すこともでき、サンプルもいただいたので、お時間に余裕がある方は実店舗に遊びに行ってみてもいいかも。
洗顔料自体の印象
無事に購入し、自宅で開封していきます。ブラックのパッケージが落ち着いていてかわいいです。
パッケージの中には細長いチューブタイプの本体と、説明書も入っています。使用方法は記載した通りですが、よく読んでから使用してみてくださいね。
キャップを開けるとフローラルな香りがふんわり広がります。ミュゲとローズのがベースで、茶花がアクセントになっているよう。
手に出した洗顔料はしっかり硬めで、クレイ洗顔料だとよくわかるマットなグレーです。
さっそく顔に載せ、ステップに沿って洗顔を進めていきます。
まず、顔に載せた後塗り広げ、馴染ませるタイミングでは、洗顔料がかなりしっかり硬めで少々伸ばしにくく感じます。きちんと顔を濡らさないと、摩擦が気になるかもしれません。事前にお肌をまんべんなく濡らしておきましょう。
また、人によってはスクラブも硬く、刺激に感じるかも。筆者自身も少々刺激に感じました。かなり弱めの力でできるだけこすらず馴染ませるのがおすすめです。とは言え、次第に崩れたり溶けたりしていくので、このスクラブによって汚れが掻き出されるのであれば、筆者としては許容範囲。他の洗顔料に入っているスクラブと比較しても、硬くない方だと感じました。
顔に馴染ませたら、ぬるま湯を少しずつ足して泡立てます。少量すぎると、ここでも摩擦が気になる方もいらっしゃると思います。様子は見つつ、でも始めは少し多めのぬるま湯を馴染ませるのがいいでしょう。
泡立ちは良く、ぬるま湯を足して少しくるくると円を描くだけで、ふわふわもっちりとした泡が立ちました。汚れが吸着されている感覚のある、濃密な泡です。
最後に流すステップですが、ヌルヌル感が取れず、こするわけにもいかないので洗い流し終わるまでにかなり時間がかかりました。正直このステップはもう少し時短ができるといいですが、汚れを吸着して取り除くための成分が多く配合されていることを裏付けているのだとも感じます。特に顎の裏などが流しにくく感じたので、すすぎ残しのないように注意してしっかりと洗い流しましょう。
洗いあがりは、つっぱる感じはないのに、さっぱり感はあります。公式サイトや口コミで見た通りだと感じました。
顔に載せた後の香りに関してですが、筆者としては癒されました。もちろん手に出した際よりは強く感じるものの、主張しすぎない香りです。
洗顔後のお肌への効果
続いて、お肌の変化についてレポートしていきます!
まず、化粧水の浸透力にびっくり!洗いあがった後すぐに化粧水を塗ったのですが、普段使用している量では物足りず、重ね塗りをしました。ぐんぐん浸透している感覚がたまりません。
そのせいもあってか、お肌を触るともっちり、しっとりとした質感になったように感じます。ちなみに、このもっちり感は翌日までしっかりと感じることができました。
また、久しぶりに吹き出物ができ、長引いていた筆者ですが、この洗顔料を使用した翌朝にはもう落ち着いていました。もちろん、全くなくなったというわけではありませんが、確実に改善の兆しが!さすがに吹き出物までは対処しきれないだろうと予想していたので、正直驚いてしまいました。
これが数々の受賞歴を持つ洗顔料の実力か…といった感じです。
総合評価
ここまで、詳しくレポートしてきたカネボウのスクラビングマッドウォッシュ。ここでは、良かったところ、微妙に感じたところを簡潔にまとめます。
はじめに、よかったところですが、泡立ちの良さ・香り・洗いあがりのさっぱり感・化粧水の浸透力・肌質の向上・吹き出物対策などが挙げられます。特にお肌の変化は、筆者は1回使用しただけでも十分に感じられました。
反対に、微妙に感じてしまったのは、洗顔料の伸ばしにくさ・スクラブの刺激・流しにくさです。ただ、これらの点に関しては、回避のために使用方法を工夫することができますし、効果を得るために必要なのであれば許容範囲だと思います。
お肌への効果や香りへの感覚は人それぞれだと思いますので、参考程度にしてみてくださいね。
まとめ
今回レポートしてきたカネボウの洗顔料は、話題の商品なので気になっている方も多くいらっしゃると思います。
使用感は使ってみないとわからないところもありますが、本記事が少しでも参考になれば幸いです!