プロも絶賛!マイクポップコーン「バターしょうゆ味」を越えるフレーバー「極みだし味」がやみつきになる理由とは
キレイスタイルでも定期的にご紹介しているスナックブランド、フリトレー。
ポテトチップスやタコスチップスなど様々な商品を発売していますが、中でもみなさんがよく知っているのは「マイクポップコーン」なのではないでしょうか?
マイクポップコーンと言えば、バターのコクと醤油の旨味が癖になる「バターしょうゆ味」がロングセラーですよね。しかし、今回はそんな王道の味に取って代わる可能性のあるフレーバーが登場したとの情報が!
その名も「極みだし味」!
今回は『マイクポップコーン 極みだし味』発売に伴い発表会が開催されたので、その内容も含めて新商品をご紹介していきたいと思います♡
近年のポップコーン事情
今年の8月29日(水)より発売されたフリトレーの新商品、『マイクポップコーン 極みだし味』。「バターしょうゆ味を越える新定番を作りたい!」という想いから開発されたんだそうです。
新商品発売に伴い同月24日に行われた発表会では、商品開発までの背景が紹介されました。
意外と食べていない、ポップコーン
ジャパンフリトレー株式会社代表取締役の松田光弘社長によると、マイクポップコーンブランドは65周年となり、国内におけるあらゆるスナック菓子の中で最も長いロングセラーブランドなんだそう。
しかしその一方、スナック菓子ユーザーの約8割は日常的にポップコーンを食べていない、というデータも。
松田社長は「ポップコーンの価値を今まで全く発信してこなかったことを反省している」と述べ、2030年にはポップコーンの売り上げが3倍になるくらい、みなさんにポップコーンの価値を伝えていきたいと意気込みました。
健康意識の高まりから海外では人気が高まっている?
とはいえ、近年海外ではじわじわとポップコーンの人気が高まっているという事実も。
同じくジャパンフリトレーのマーケティング部大濱さんによると、海外ではポップコーン市場の拡大が見られるとのこと。
アメリカを例にとってみると、2018年との対比で115%もの伸長率を叩き出しているんだそう!
この背景には、食物繊維が健康に良いこと、そしてポップコーンにはその食物繊維が豊富に含まれていることが知られるようになったのが理由のひとつに挙げられるようです。
マイクポップコーンの新CMも放送
また、ポップコーンの魅力を広める手段として、現在マイクポップコーンの新しいCMを見ることができます。
クスッと笑える面白いCMになっていますので、是非ご覧になってみてください!
「いつも、あなたのそばに。」
「食物繊維たっぷり(娘)篇」
「クセなるおいしさ(父)篇」
「ソフトな食感(母)篇」
バターしょうゆ味以上?!新発売「極みだし味」
これまで、マイクポップコーンといえば「バターしょうゆ味」が大人気。
1983年に発売されたこちらのフレーバーは、日本人の好きな「バター」と「しょうゆ」の組み合わせが大ウケし、現在まで続くロングセラー商品となったわけですが、一方ひとつの課題が。
それは「バターしょうゆ味を越える定番商品が無い!」ということ。
今まで「チーズ味」「のり塩味」などなどいろんなフレーバーが登場しましたが、どれもバターしょうゆ味には適わなかったんだそう。
そこで、バターしょうゆ味を倒すべく、これまでで最も多くの人員を総動員し開発されたのが「極みだし味」なのです!
「新フレーバー」という一言では語りつくせないくらい、ものすごく想いがこもったフレーバーということなんですね。
「極みだし味」の特徴
では、一体「極みだし味」にはどのようなこだわりと特徴があるのでしょうか?
まずひとつ挙げられるのが、塩味とうま味の黄金比。
長年愛され続ける商品には、秘密があります。
そこで、マイクポップコーンならではの黄金比を見つけたんだそう。
日本人の舌に刻み込まれた味にこだわったのも大きなポイント。
日本古来の調味料である「煎り酒」をヒントにして作られています。
煎り酒とは、酒・鰹節・梅干を煮詰めたもの。
醤油よりも歴史があり、さまざまなうま味が詰まった調味料です。
「気づいたら止まらなくなっている」という連食性の実現のためには、「味の三段活用」を採用。
・岩塩の鋭い「塩味」
・鰹節と酒の「うま味」
・隠し味の“梅”の「酸味のキレ」
という三段活用にしたことで、食べ飽きない味を作り上げたんだそうです。
3人の専門家によるレビュー
発表会では3名の専門家が招かれ、『マイクポップコーン 極みだし味』の試食会が行われました。ここからは3名それぞれの感想をご紹介したいと思います。
日本料理店「割烹すずき」鈴木好次さん
一人目は、「割烹すずき」 店主料理人である鈴木好次さん。
鈴木さんは15歳で上京し、すし屋の板前としての修業をした後、29歳で独立。旬の素材の目利き、その旨味を引き出した料理が特徴です。
そんな鈴木さんは『マイクポップコーン 極みだし味』を食べ、「温故知新」と表現し次のように解説しました。
「素晴らしい味。美味しかった。香りが鼻から抜け、大人も子供もすごく楽しめる味だと感じました。古きを知り、新しいものを開発していく、というこの味が僕にはたまらなく美味しかったです。
梅のパウダー、カツオのパウダーをポップコーンになじませてそこで商品化したということが素晴らしいと思いました。」
お菓子勉強家 松林千宏さん
松林千宏さんは、毎日10種以上のお菓子を食べ続け、食べたお菓子は通算9万個を超えるほどのお菓子好き 。お菓子勉強家として、テレビ番組でも度々取り上げられています。
松林さんは今回の新商品を試食し、「あなたはついつい食べたくな~る!~巧妙な連食性」とユーモアを交えて表現。
「私はこの30年間毎日ポップコーンを食べてきましたが、ポップコーンというのはたくさんあるお菓子の中でも“止まらない美味しさ”というのがあると思います。今回の極みだし味は、最初の塩味、旨味、そして最後の切れ味がいいので、わからないけどまたついつい食べたくなってしまう、手が伸びてしまう。そういったところが再現出来ていて素晴らしいなと思いました。」と、その美味しさを高く評価しました。
味覚センサー「レオ」開発者 鈴木隆一氏
AISSY株式会社代表取締役社長、慶應義塾大学特任講師である鈴木さんは、AI技術により人間の味覚を再現した味覚センサー「レオ」を開発したことで知られており、通称「味博士」としても知られています。
そんな鈴木さんは、『マイクポップコーン 極みだし味』を「日本人の味覚にあった味。喩えるなら“ポップコーン界の味噌汁”!」と表現しました。鈴木さんは試食のみならず、「レオ」を使っての分析も行い、客観的なデータも参照しながら評価を行いました。
「今回の新商品は、まず塩味とうま味のバランスが非常によく取れており、コクの数値が高く出ました。コクというのは色々な味が含まれており“味の深み”という言葉が近いものです。バターしょうゆ味もコクの数値は高いのですが、それと比較しても高いことがわかりました。また、酸味も少し入っているのでしつこくない後味となっています。
この数値は、味噌汁や醤油ラーメンといった日本人になじみのある料理と近いことが分かりました。」と、興味深い観点からレビューしました。
筆者が実際に食べた感想
発表会の様子は以上ですが、最後に筆者が実際に食べてみた感想も付け加えておきたいと思います。
ひと口食べて思ったのが、説明でもあった「塩味とうま味」のバランス!!
ポップコーンというとひたすらしょっぱくすることで食べたときの満足感を出している商品が多いイメージですが、こちらはそういったしょっぱさがなく、うま味によって味付けしている感じ。とても美味しいです。
鰹節やお酒、梅肉が入っているとのことですが、それぞれの食材が分かるくらい入っているのではなく「ギリギリ何の食材の味かわからない」ぐらいの調味感で、うま味と奥深い味わいが全力で感じられます。
バターしょうゆ味はこってりとした味わいでそれはそれで大好きなのですが、こちらは喩えてみると「すまし汁」のような感じ。濃い味付けでごまかすのではなく、うま味で勝負している美味しさです。
食べたときにほっとするような味わいで、気づいたら止まらなくなっています。あまりにも美味し くて、あっという間に一袋を平らげてしまいました。
商品概要
本日ご紹介した『マイクポップコーン 極みだし味』の商品概要は以下の通り!
内容量(エネルギー)
50g(1袋あたり246kcal)
希望小売価格
オープン価格
発売日
全国発売:2022年8月29日(月)
販売エリア
全国
まとめ
本日は、ジャパンフリトレー様の新商品『マイクポップコーン 極みだし味』のご紹介と発表会の模様、さらに実際に食べてみた感想をお送り致しました。
もしかすると新しいロングセラー商品の誕生となるかもしれない、今回のフレーバー。
相当な研究が重ねられているだけあって、非常に美味しい仕上がりとなっていました。
お店などで見つけた際はぜひ試してみて、「バターしょうゆ味」と比較してみてくださいね!