【医師監修】シワを改善すると話題の『ナイアシンアミド』の驚くべき効果やおすすめ商品は？
年齢を重ねるとシワやシミ、ニキビなど色々なお肌の悩みが出てきますよね。
近年「抗老化」や「抗加齢」を意味し、加齢・老化に伴う様々な身体機能の低下を防ぐアンチエイジングが注目されています。
今回ご紹介する『ナイアシンアミド』はアンチエイジングの成分のひとつとして皮膚科医からも注目されています。
本記事では、美容皮膚科クリニック経営の傍ら、薬液の研究・開発にも注力している専門医監修のもと、ナイアシンアミドとはどのような成分で、どんな効果があり、どのような商品があるのかを解説していきます。
ナイアシンアミドについて
ナイアシンアミドとは、水溶性のビタミンB3の一種。
ナイアシンアミド（ニコチン酸アミド）とナイアシン（ニコチン酸）は、まとめて「ナイアシン」と呼ばれています。
ナイアシンは鶏肉や魚などにも含まれており、食事から摂取することもできます。
健康維持のために必要なナイアシンは食事からでも十分に摂取できますが、ナイアシンアミドは肌に塗布することで美容上の効果があると言われています。
ナイアシンアミドの効果
ナイアシンアミドの効果は大きく分けて5つあります。
ここからは、 ナイアシンアミドがどのようなメカニズムでお肌に良い影響を与えるのかを解説します。
シワの改善
ナイアシンアミドは、厚生労働省によってシワ改善効果が認められている数少ない成分のうちのひとつです。
一般的な化粧品だと、シワを「予防する」効果しか期待することができませんが、ナイアシンアミドが配合された医薬部外品はそれを「改善する」を期待することができます。
紫外線ダメージにおける損傷の改善
お肌は日頃から紫外線によるダメージを受けていて、紫外線でDNAが損傷すると皮膚組織内のタンパク質合成に影響を及ぼすといわれています。
その結果、肌のバリア機能が低下してしまい、しみ・シワ・くすみ・たるみ・毛穴の目立ちの原因になることもあります。
ナイアシンアミドはDNA損傷を改善する効果があるので、損傷によって引き起こされる様々なお肌の悩みを防止することができます。
抗酸化作用
りんごが時間が経つと茶色くなるように、人間の肌も時間や加齢と共に衰えたり、色がくすんできたりします。
これを「酸化」と言い、身体が酸化すると血管が老化し、ニキビやしみ、シワなどの肌トラブルだけでなく生活習慣病の原因にも繋がります。
ナイアシンアミドにはこの酸化を抑える「抗酸化作用」があり、肌の老化や加齢による身体のトラブルを防ぎます。
アンチエイジングに欠かせない成分といえるでしょう。
メラニン生成の抑制
メラニンとは、お肌や髪の毛などの色を構成する黒色の色素のことです。
そのため、肌にメラニンが含まれていると黒っぽく見えます。
メラニンは本来、紫外線から皮膚細胞を守ってくれる働きがあるので必要な色素なのですが、メラニンが過剰に生成されてしまうとシミの原因になります。
ナイアシンアミドは、メラニンの過剰生成を抑制してお肌をバランスの良い状態に保ってくれる働きがあり、シミの予防にも繋がります。
肌荒れの抑制
ニキビや肌荒れの原因としては、ターンオーバーが上手くできず、毛穴が詰まったりアクネ菌が増殖したりすることが考えられます。
ナイアシンアミドはそのようなトラブルを改善する効果が期待でき、敏感肌にも優しい成分なのでお肌が弱い人でも使えます。
毛穴のつまりやニキビによる肌荒れを予防し、美白にも効果的な成分です。
また、ナイアシンアミドにはビタミン不足で引き起こされるホルモンバランスの乱れによる肌荒れも防ぐ効果があります。
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